薬剤師スキルアップ情報

2017年10月27日(金)
抗エストロゲン薬一覧・作用機序の違い(ノルバデックス・フェアストン・フェソロデックス)

乳がんのホルモン療法はホルモン受容体陽性(ホルモン感受性乳癌)の患者さんが対象となります。 乳がんのホルモン療法として使用される薬剤は抗エストロゲン薬やアロマターゼ阻害薬です。 アロマターゼ阻害薬についてはこちらにまとめています。 アロマターゼ阻害薬一覧・作用機序 抗エストロゲン薬の作用機序や違い、薬局で注意するべき副作用についてまとめました。 エストロゲンの産生経路 6〜7割の乳がん…続きを読む

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2017年10月20日(金)
薬局での認知症患者への対応

こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 軟膏の混合の処方が増えており、混合の機械が切実に欲しい今日この頃。 さて、日本の人口における高齢者の割合が増えるにつれて、認知症患者が増加の一途をたどっています。 2017年現在、400万人を超える認知症と軽度認知機能障害(MCI)患者がいると言われていますが、2025年には700万人を突破し、65歳以上の5人に1人が認知症に…続きを読む

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2017年10月18日(水)
アロマターゼ阻害薬一覧・作用機序・服薬指導のポイント

乳がんのホルモン療法はホルモン受容体陽性(ホルモン感受性乳癌)の患者さんが対象となります。 乳がんのホルモン療法として使用される薬剤は抗エストロゲン薬やアロマターゼ阻害薬です。 閉経後乳癌に適応があるアロマターゼ阻害薬の作用機序や違い、薬局で注意するべき副作用についてまとめました。 エストロゲンの産生経路 乳がんの発生・増殖にはエストロゲンが関与しているケースがあります。 エストロゲンは…続きを読む

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2017年10月11日(水)
DPP4阻害薬一覧・作用機序・腎機能低下時の減量

2型糖尿病治療薬の中でも処方頻度が高いのが、DPP-4阻害薬です。 DPP-4(Dipeptidyl Peptidase-4)は腸管から血中に分泌されるホルモンであるインクレチン(GLP-1,GIP)を分解する酵素のことです。 DPP-4阻害薬がどのように効果を示すのか作用機序と、日本で上市されているDPP-4阻害薬の一覧、腎機能低下時の減量の必要性について表にまとめました。 DPP4阻害薬…続きを読む

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2017年10月7日(土)
糖質と血糖値の影響「糖尿病患者の糖質制限について」

薬局で患者さんより聞かれる「糖質制限について」お話しようと思います。 糖尿病(DM)の患者さんの中には糖質制限してれば検査値がよくなると思い込んでいる方がいます。 糖質制限はあくまでDMの治療の1つのツールであってそれだけに頼ってはいけないことをいつもお話しています。 説明する側のしっかりとした知識がポイントだと思います。 栄養素が血糖に与える影響(炭水化物・タンパク質・…続きを読む

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2017年10月5日(木)
薬剤師が知るべき「ロングセラー薬」

こんにちは。 メディカルライターのリナです。 日々、どんどん新しい薬が発売され、それと同時に薬剤師は自分の知識も更新していかなくてはなりません。   その一方で、昔から根強い人気の薬を中々勉強する機会が少ないのが事実です。 今回は、私がドラッグストアで働いている中で、特によくお客さんが利用されていたロングセラー薬をご紹介します。 宇津救命丸・樋屋奇応丸 …続きを読む

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2017年10月4日(水)
新世代抗てんかん薬一覧・作用機序・効能効果の違い

抗てんかん薬はカルバマゼピン(略号:CBZ 商品名:テグレトール)や、バルプロ酸ナトリウム(略号:VPA 商品名:デパケン)といった従来薬と、新世代薬に分類されます。 新世代の抗てんかん薬が続々と上市されたこともあり、頭の整理をするためにも新世代の抗てんかん薬の作用機序、効能・効果の違いについてまとめました。 てんかんは脳神経細胞の過剰な興奮が引き金となることから、抗てんかん薬…続きを読む

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2017年10月1日(日)
後発医薬品(ジェネリック)の薬価算定方法・薬価の決まり方

2017年1月~3月の後発医薬品の使用率は67.1%となっています。 骨太の方針において後発医薬品使用率を2017年(平成29年)なかばに70%以上とするとともに、2018年度(平成30年度)から2020年度(平成32年度)末までの間のなるべく早い時期に80%以上とするという目標値を掲げていることもあり、今後更なる後発医薬品の使用促進が進むと考えられます。 後発医薬品の採用基準…続きを読む

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2017年9月25日(月)
プラザキサの中和剤「プリズバインド静注」について

こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 当薬局では輸液や栄養剤が在庫の幅を取って、調剤室が狭くなっています。 持ち運ぶのがとても重いので移動に台車やカートがあれば便利だと思いますが、まだ購入できていません。 今回はプラザキサの中和剤であるプリズバインド静注についてお伝えします。 以前、ワーファリンからDOAC(Direct Oral AntiCoagul…続きを読む

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2017年9月23日(土)
食材への興味はアブラナ科野菜から〜薬局薬剤師からの提案

こんにちは。 健康食品を担当しているエビデンスエージェントの工藤知也です。 キャベツ、カブ、小松菜、大根、白菜等々。 これらは全てアブラナ科の野菜です。 冬になれば、大根や白菜は欠かせませんね。 食卓に頻繁に登場するアブラナ科野菜ですが、 日本の研究グループが「肺がんの予防に効果あり」と報告しました。 法律上の問題はさておき、 「がんに効く」という食品情報はネット上に氾濫していま…続きを読む

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