Rp1 ケトプロフェンテープ20mg 28枚
1日1回 1回1枚 膝
Rp2 ケトプロフェンテープ40mg 28枚
1日1回1回1枚 腰
上記の処方をレセコンで入力した場合、
多くのレセコンでは外用薬の薬剤調整料10点を両方で自動算定してしまうのではないでしょうか。
このままレセプト請求すると、10点が減点され、調剤報酬の振込時に減額されてしまいます。
「剤」のカウント方法として、
「同一の有効成分であって同一剤形の薬剤が複数ある場合は、その数にかかわらず1剤」
となっているためです。
同じ成分(ケトプロフェン)、同じ剤型(テープ)のため上記の処方では1剤と見なされてしまうのです。
また、ケトプロフェンパップ120mg(モーラスパップXR120mg)とモーラスパップXR240mgの同時処方の場合も同様に1剤と見なされます。
一方で、ケトプロフェンテープ20mgとケトプロフェンパップ120mgが同時処方された際は、
同じ成分(ケトプロフェン)、ですが異なる剤型(テープとパップ)のため2剤となり、薬剤調整料の10点を別々に算定可能となります。
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