薬剤師スキルアップ情報

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新着記事

2025年6月25日(水)
薬局経営者に心強い在宅協力薬局制度について

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の管理者で、ティーダ薬局の薬局長をしています伊川です。 在宅患者さんの受け入れでこんな悩みはありませんか? 私は1店舗の薬局を経営しているのですが、 ・外来対応で毎日が慌ただしく手一杯・・。 ・在宅患者さんの受け入れ依頼は断りたくない。 ・在宅患者さんを受け入れた場合、自分の薬局で365日対応していくには不安がある・・。 という状況です。 「在宅患者…続きを読む

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2025年6月4日(水)
ジクトルテープとジクロフェナクナトリウムテープ(ボルタレンテープ)が同時処方された場合

Rp1  ジクトルテープ75mg 21枚 1日1回1枚貼り付け Rp2  【一般名】ジクロフェナクナトリウムテープ30mg 21枚 1日1回 膝 肩関節周囲炎と膝の変形性関節症にて上記の処方を受けつけました。 おそらく、ほとんどのレセコンではRp1、Rp2ともに薬剤調整料が算定されてしまうのではないでしょうか。 私の薬局でも2つとも外用の薬剤調整料が算定されており、 ジクトルテープは…続きを読む

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2024年8月24日(土)
モーラステープ20mgとモーラステープL40mg同時処方の薬剤調整料は?

Rp1 ケトプロフェンテープ20mg    28枚 1日1回 1回1枚 膝 Rp2 ケトプロフェンテープ40mg  28枚 1日1回1回1枚 腰 上記の処方をレセコンで入力した場合、 多くのレセコンでは外用薬の薬剤調整料10点を両方で自動算定してしまうのではないでしょうか。 このままレセプト請求すると、10点が減点され、調剤報酬の振込時に減額されてしまいます。 「剤」のカウント方法と…続きを読む

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2023年7月6日(木)
トラマドール一般名処方に注意!!

患者様のご家族 トラマドールの50mgは在庫されてますでしょうか? 薬局にて金曜日の18時頃、患者様のご家族より電話がありました。 「門前薬局で貰い忘れたので、そちらにあれば薬を受け取りたい」とのことでした。 調剤事務が電話対応し、トラマドール錠はジェネリック(商品名:トラマドール錠KO)も先発医薬品(商品名:トラマール錠)も在庫をしてあることを説明すると、「今から伺います」ということにな…続きを読む

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2023年6月2日(金)
サラゾスルファピリジン(アザルフィジン・サラゾピリン)調剤過誤に注意

【一般名】サラゾスルファピリジン錠500mg の処方を受けた際、薬局に備蓄してあるサラゾスルファピリジン腸溶錠500mgで調剤したというヒヤリハットに遭遇したケースがありました。 これは本当によく見落とされるケースですね。 私の薬局でも調剤事務、薬剤師共に知らなかった方がほとんどでした。 「腸溶錠」の場合は、関節リウマチ、 「腸溶錠でない」場合は潰瘍性大腸炎、限局性大腸炎、非特異性大腸炎…続きを読む

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2023年5月26日(金)
週1製剤アレンドロン酸ナトリウム(ボナロン・フォサマック)を連日服用したインシデント事例

70代 女性 週1回のアレンドロン酸ナトリウム35mgを間違えて毎日飲んでしまった 私が服薬指導した患者様で実際にあったケースをご紹介します。 週1回のビスホスホネート製剤を連日服用してしまったと来局されました。 以前もアレンドロン酸ナトリウム35mgを服用されており、 旦那様の介護の関係でしばらく受診ができず、数ヶ月ぶりに再開となりました。 服薬指導の際は、毎週土曜日の起床時に服用す…続きを読む

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2023年4月21日(金)
ジクトルテープはシップの63枚処方制限を受けるか?査定・返戻の対象になる?

ジクトルテープ75mg(一般名:ジクロフェナクナトリウム 75mg)は「がんにおける鎮痛」を適応として販売スタートされました。 2022年6月に「腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎における鎮痛・消炎」の効能・効果を取得し、適応拡大したことから、整形外科からの処方を受付するケースもあるかと思います。 私の薬局でも整形外科の処方を多く受けることから、ジクトルテープの処方を受ける機会が増え…続きを読む

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2023年1月11日(水)
保険薬局新規個別指導・指摘事項【九州厚生局・福岡】

薬局を開業して1年前後でくる厚生局からの書留の封筒。 この封筒にドキッとする経験をされた方も多いのではないでしょうか。 2022年7月に九州厚生局(福岡)による保険薬局の新規個別指導に行ってまいりました。 これまで、滋賀県、大阪府、兵庫県、沖縄県と合計7店舗分の個別指導に出席した中では、 今回の福岡での指導が最も厳しい(凹まされた)個別指導となりました。 以下、指摘事項を忘備録も兼ねてま…続きを読む

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2021年10月5日(火)
がん性疼痛の基礎と世界初の貼付型がん性疼痛治療薬:ジクトルテープ

2021年5月、がん性疼痛に適応を有する経皮吸収型NSAIDsとしてジクトルテープ75mg(一般名:ジクロフェナクナトリウム)が発売されました。 今まではがん性疼痛に適応のあるNDSIDsはロピオン注のみでしたので、新たな選択肢となり得る薬剤です。 がん性疼痛治療、そしてジクトルテープの特徴について考えてみたいと思います。 がん性疼痛について知る がん患者に対する痛み治療のあり方 以前は…続きを読む

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2021年9月2日(木)
医療費・処方箋に消費税はかかる?課税となるケース・根拠まとめ

課税となる医療費、非課税となる医療費

診察料などの医療費は通常、消費税がかかりませんが自由診療など課税対象となる場合があります。 薬局で受け付ける処方箋もほとんどは非課税ですが一部課税となることがあります。 課税となるケースやその根拠についてまとめました。 消費税非課税となる医療費、課税となる医療費のまとめ 消費税非課税となる医療費 保険診療 保険証忘れによる自費診療 労災、自賠責保険の対象となる診療 学校保健…続きを読む

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