6月後半から夏にかけて小児の間で感染が問題になるのが咽頭結膜熱です。 プールでの感染が多かったことからプール熱とも呼ばれます。 「病院で聞くのを忘れたのですが・・・・。」 と薬局でお父さんやお母さんから咽頭結膜熱(プール熱)についての質問を受けるケースがあるかもしれません。 咽頭結膜熱(プール熱)の特徴、薬局で質問を受けやすい内容をまとめました。 症状 発熱・咽頭痛・結膜炎が三大症状。…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 小児の薬・病気
「うちの薬局の人件費は妥当なのかな・・。」 特に中小薬局の経営者だと「人件費が妥当かどうか」という悩みを抱いた経験はあるのではないでしょうか。 人件費か妥当かどうかを測る指標が、 「労働分配率(読み方:ろうどうぶんぱいりつ)」 です。 調剤薬局での労働分配率の計算方法と具体的な事例、目安について考えてみたいと思います。 薬局における労働分配率の計算方法 一般的には労働分配率は下記のよ…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 薬剤師のためのマネジメント講座 > 薬局長が把握するべき数値
小児の間で多い感染症が溶連菌感染症です。 溶連菌感染症はA群β溶血性連鎖球菌が原因の細菌感染症です。 薬局では「アモキシシリン10日間処方」の処方箋を受け付けると「溶連菌だな」と処方内容からも判断しやすい感染症かと思います。 「病院で聞くのを忘れたのですが・・・・。」 と薬局でお父さんやお母さんから溶連菌についての質問を受けるケースがあるかもしれません。 溶連菌感染症の特徴、薬局で質問を…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 小児の薬・病気
特に夏の時期に小児に流行する感染症が手足口病です。 「病院で聞くのを忘れてしまったのですが・・・。」 と薬局でお父さんやお母さんから手足口病の疾患や食生活についての相談を受けたことがある薬剤師もいらっしゃるのではないでしょうか。 手足口病について、薬局で患者さんから質問を受けやすい内容をまとめました。 もし現場で困った際はファーマシスタの検索窓から「手足口病」と検索いただけるとこちらの記事…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 小児の薬・病気
ランタス注ソロスター、ランタスXR注ソロスター(以下、それぞれランタス注、ランタスXR注)はともに1日1回の投与で血糖値を低下させる持効型インスリン製剤です。 糖尿病で使用している患者さんも多いのではないでしょうか。 また、医療機関でどちらかしか採用がなく、ランタス注⇔ランタスXR注のように切り替えることも多いのではないかと思います。 では、ランタス注とランタスXR注はどのような違いがあるの…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
先日、門前である婦人科クリニックのドクターからこんな話がありました。 医師 経口アンタゴニストが発売されましたね。 注射より患者さんの負担も少ないので処方を検討したいと思います。 薬剤師 わかりました。 と、返答したものの 「・・・・・経口アンタゴニスト??」 調べてみると、 ドクターがおっしゃっていたのは、 2019年3月に発売された国内初の経口GnRHアンタゴニスト「…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 産婦人科用薬
2019年5月17日に、乳がん治療薬であるベージニオ錠(一般名:アベマシクリブ)に対して、安全性速報(ブルーレター)が出されました。 ベージニオ錠は「ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌」に適応がある薬剤です。 ベージニオにブルーレターが出された理由 市販後調査中である2018年11月30日の発売から2019年5月14日までの間、使用推定患者2000名中、間質性肺炎の重篤…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗悪性腫瘍薬
泌尿器科からの処方で、調剤ミスや処方オーダーリングシステム間違いが起きやすい薬剤が、 ザイティガ錠 一般名:アビラテロン酢酸エステル ザルティア錠 一般名:タダラフィル です。 ザイティガは去勢抵抗性前立腺癌治療薬として、 ザルティアは前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬として処方される薬剤です。 どちらも泌尿器科からの処方であることから、処方オーダシステムによる入力ミスや、薬局…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 調剤過誤防止対策・ヒヤリハット情報
関節リウマチの治療薬は「Disease Modifying Anti-Rheumatic Drugs」の頭文字をとって、 「DMARDs(読み方:ディーマーズ)」 と呼ばれます。 その中でも、従来型抗リウマチ薬は、 csDMARDs cs = conventional synthetic(従来型のという意味) といわれます。 csDMARDsは大きく免疫抑制薬と免疫調整薬に分けられま…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗リウマチ薬
こんにちは。 メディカルライターの今井です。 トラマドールとアセトアミノフェンの配合錠であるトラムセット配合錠(後発品:トアラセット)。 トラマドールの副作用である悪心・嘔吐の防止目的に制吐剤が併用されるケースがありますが、 薬剤師はどのようなことに注意しなければいけないでしょうか? 私が経験した実際の処方を事例に考えていきたいと思います。 トラムセット(トアラセット)に制吐剤が併用さ…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 解熱・鎮痛剤
お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。