損益計算書など薬局長の立場で把握すべき経営指標や数値などについてのガイドです。
「うちの薬局の人件費は妥当なのかな・・。」 特に中小薬局の経営者だと「人件費が妥当かどうか」という悩みを抱いた経験はあるのではないでしょうか。 人件費か妥当かどうかを測る指標が、 「労働分配率(読み方:ろうどうぶんぱいりつ)」 です。 調剤薬局での労働分配率の計算方法と具体的な事例、目安について考えてみたいと思います。 薬局における労働分配率の計算方法 一般的には労働分配率は下記のよ…続きを読む
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一般的にマネジメントの3つの視点は 人 モノ お金 といわれています。 その中で今回は「お金の流れ=キャッシュフロー」に注目したいと思います。 処方箋枚数や技術料の目標はあっても「キャッシュフロー」について意識する機会はサラリーマンの場合は少ないのではないでしょうか。 しかし、店舗レベルでキャッシュフローを意識しなければ最悪「黒字倒産」に陥ってしまうことがあります。 「黒字倒産」を…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川です。 今回は薬局の決算月について考えてみたいと思います。 薬局長のマネジメント講座ですが、今回の内容は「今後、会社を設立して薬局を開業する薬剤師向け」にお話したいと思います。 法人をつくると決算月を決めなければいけない 個人事業で薬局を運営する場合は1月1日〜12月31日が1期間と定められていま…続きを読む
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薬局を運営していく上で、管理薬剤師さんが把握するべき数値に売上総利益(粗利)があります。 用語の意味はこちらにまとめています。 【損益計算書(PL)】薬局長が見るべき数字~薬剤師のためのマネジメント講座 営業利益が赤字にならないように、人件費をはじめとした経費をどれくらいかけられるのか? コストコントロールのために粗利(あらり)を把握しなければいけません。 原価・粗利の計算方法 調剤…続きを読む
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薬局を新規に開局する際に行わないといけないのが、売上のシュミレーションです。 またどれくらいの販売管理費をかけることができるか、人員配置を考えるためにも技術料のシュミレーションも行わなければいけません。 調剤報酬や技術料は処方箋を受ける診療科目によって大きく変わってきますので、それぞれの診療科別の平均値を把握しておくことをオススメします。 内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科…続きを読む
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あなたが新規開局を任される管理薬剤師だとします。 経営者からは、「場所も押さえて店舗の改装も終わったから、後の運営は全てお前に託した」と言われました。 さて、あなたが新規開局を全面的に任された場合、何を優先して考えるでしょうか?人員配置が最も重要 新規開局の際に特に考えないといけないのが、薬剤師と事務さんの人員配置です。なぜなら、処方箋を増やしていくのは薬局に従事するヒトであり、また販売管理…続きを読む
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管理薬剤師(薬局長)などマネジメントに従事する薬剤師さんが読めないといけない財務諸表に損益計算書があります。 損益計算書(PL)についての解説はこちらにまとめています。 ・【損益計算書(PL)】薬局長が見るべき数字 損益計算書を見る上で重要なのは、売上総利益率(粗利率)、販売管理費率、営業利益率というように、売上に占める割合(率)を把握することです。 自分の会社の指標だけで…続きを読む
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あなたが大手調剤チェーン薬局の薬局長だとします。 日々、目の前の患者さんに真摯に向き合い、スタッフともいい雰囲気を出すことを常に意識して業務に励んでいます。 薬局は広域病院の門前に位置し、近隣には競合の薬局が3店舗肩を並べ、病院の出口からは2番目に近い薬局になります。 処方箋枚数は月間2500枚。売上は月間2千万円。(前年は処方箋枚数3000/月 売上2400万/月) ある日、売上が前年比…続きを読む
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管理薬剤師の大きな仕事の一つが「薬剤の在庫管理」です。 スタンダードな薬局では1000品目近くの薬剤があるかと思いますが、すべてを細かく管理していくとなると気が遠くなりますよね。 実は私も在庫管理は大の苦手でした。 「いかに楽をして在庫をコントロールできないか?」 そんな事ばかり考えていたところ、ある法則に気付いたのです。 2対8の法則(パレートの法則)とは? 2対8の法則(パレートの法…続きを読む
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経営資源の三大要素はヒト・モノ・お金といわれていますが、 薬局において「モノ」であり「お金」でもあるのが「薬」=「在庫」です。 特に薬局長(管理薬剤師)の大きな仕事の一つが在庫管理ではないでしょうか。 在庫を管理するにあたり、最低限見ておくとよい数値が「在庫月数」または「在庫回転数」です。 これらを把握することで、在庫が極端に多くないか、少なくないか、経営的に在庫金額に問題がないかといった…続きを読む
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