気管支喘息やCOPDに処方される吸入薬は下記の6種類のタイプが存在します。 アドレナリンβ2刺激薬(SABA・LABA) 抗コリン薬(副交感神経遮断薬 LAMAなど) 吸入ステロイド薬(ICS) 長時間作用性β2刺激薬+長時間作用性抗コリン薬配合(LABA+LAMA) 長時間作用性β2刺激薬+吸入ステロイド薬配合(LABA+ICS) 長時間作用性β2刺激薬+吸入ステロイド薬…続きを読む
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過敏性腸症候群(IBS:irritable bowel syndrome)は器質疾患がないにも関わらず、下痢や便秘といった便通異常と共に腹痛や腹部不快感を伴う疾患です。 IBS患者さんはうつや不安障害を高い確率で発症することもあり、薬局でも相談を受ける機会が多いのではないでしょうか。 IBSは大きく下記の4つに分類されます1)。 便秘型 下痢型 混合型 分類不能型 1)ROM…続きを読む
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高血圧症や慢性心不全治療に処方される選択的アルドステロン拮抗薬がエプレレノン(商品名:セララ)です。 選択的アルドステロン拮抗薬はSelective Aldosterone Blockerの頭文字をとってSABとも呼ばれます。 エプレレノンについて作用機序や特徴、薬局での服薬指導の注意点についてまとめました。 作用機序・スピロノラクトンとの違い エプレレノン(セララ)はアル…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血圧降下剤
こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川勇樹です。 服薬指導の際にこのような経験はありませんか? 「なかなか心を開いてくれない・・・」 「いつも急いでいて話を聞いてくれない・・・」 「代理の方しか来られないのでちゃんと正しく飲めているか心配・・・」 薬剤師経験が長くなるとほとんどの方が遭遇する「悩み」ではないでしょうか。 この…続きを読む
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ビタミンBが配合された経口薬にビタメジン配合カプセル、ビタノイリンカプセル、ノイロビタン配合錠があります。 効能・効果はすべて同じで下記の通りです。 ビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給 (消耗性疾患、妊産婦、授乳婦 など) 下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合 神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経…続きを読む
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「前立腺肥大症による排尿障害」に処方されるのがアドレナリンα1受容体遮断薬です。 α1受容体遮断薬について特徴や作用機序、違い、服薬指導での注意点についてまとめました。 日々の薬剤師業務に少しでもプラスになる記事になれば幸いです。 α1受容体遮断薬一覧 一般名 商品名 特徴 ウラピジン エブランチル 1日2回 降圧剤として適応もあり 神経因性膀胱に伴う排尿障害…続きを読む
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こんにちは。 健康食品の話題を担当しているエビデンスエージェントの工藤知也です。 歯科で聞こえるキィーンという独特のサウンド。 あまり思い出したくありませんが、会話の中に時々登場しますね。 それだけ私達の日常で歯の衛生が身近な証拠でしょう。 そこで今回は歯磨剤に注目します。 歯磨剤?食品では無いのでは?と疑問に思いますね。 歯磨剤は医薬部外品で医薬品と化粧品の間に位置しています。 …続きを読む
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過活動膀胱に処方されるアドレナリンβ3受容体作動薬がベタニス(一般名:ミラベグロン)です。 過活動膀胱の治療薬は抗コリン薬が第一選択薬となっていますが、抗コリン薬は「口渇」や「便秘」などの副作用が問題となるケースもあります。 薬局でも「口が渇く・・・」といった相談を受ける機会もあるのではないでしょうか。 従来の抗コリン薬とは異なる作用機序で効果を発揮するベタニスについて、作用機序や抗コリン薬…続きを読む
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「尿が我慢できない・・・」 「トイレに行くまでに尿を漏らしてしまう・・・」 「夜中のトイレの回数が増えた・・・」 薬局でこのような相談を受けることはないでしょうか? また最近では製薬メーカーが「過活動膀胱」のCMを流していることから、患者さんからも過活動膀胱について相談を受ける機会があるかと思います。 過活動膀胱の第一選択薬である抗コリン薬について特徴や服薬指導の注意点についてまとめまし…続きを読む
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リウマトレックス(一般名:メトトレキサート)などの従来型抗リウマチ薬(csDMARDs)で関節の腫れや痛みなどの症状が改善しない場合に、生物学的製剤が使用されることがあります。 抗リウマチ薬の生物学的製剤はbDMARDs(Biological DMARDs)とも呼ばれます。 bDMARDsは作用機序で分けると大きく下記の3つに分類されます。 ①TNFα阻害薬 ②抗IL-6受容体抗体 ③…続きを読む
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