こんにちは。
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川勇樹です。
服薬指導の際にこのような経験はありませんか?
「なかなか心を開いてくれない・・・」
「いつも急いでいて話を聞いてくれない・・・」
「代理の方しか来られないのでちゃんと正しく飲めているか心配・・・」
薬剤師経験が長くなるとほとんどの方が遭遇する「悩み」ではないでしょうか。
このような悩みを解決するオススメの便利ツールをご紹介したいと思います。
現役薬剤師であるHAMAYO氏が運営する「薬わかる-指導せん-」のコンテンツである「最高の指導せん」をご紹介します。
実はHAMAYO氏は母校である京都薬科大学の後輩で、新卒で入った大手調剤併設ドラッグストアチェーンでも共に働いた「同志」です。
現在も調剤薬局薬剤師として、通常の正社員の1.5倍以上のハードワークをこなしながらもサイト運営をされています。
HAMAYO氏が自らたくさんの患者さんと接した経験や、大手調剤薬局から個人薬局で共に働いた100名以上の薬剤師から吸収した服薬指導や知識を元に指導せんを作成されています。
百戦錬磨の現役薬剤師が作り出す指導せんは、まさに「現場の薬剤師の痒いところに手が届く」そんなツールになっています。
私自身が現場で使ってオススメだと思う指導せんをご紹介していきます。
2016年に話題となったのがアモバン(一般名:ゾピクロン)とデパス(一般名:エチゾラム)の第三種向精神薬への指定です。
メーカーから患者さん向けのお知らせがなかったこともあり、口頭で説明するのに苦労したかと思います。
そんな時に下記のツールがとても活躍してくれました。
アモバンやデパス以外の向精神薬にも使用ができますので、これからも使える指導せんです。
画像出典 薬わかる-指導せん-
こちらの指導せんは
からダウンロードできます。
糖尿病患者さんは中年の方が多く特に男性はなかなかお話を聞いてくれないことがあるかと思います。
風邪の時に薬局に来るわけではないので、シックデイの対応について指導するタイミングが難しいのではないでしょうか。
糖尿病患者さんに定期的に指導せんを渡しておけば、シックデイについて理解してもらえるかと思います。
また急いでいる患者さんにも情報を伝えることが可能です。
画像出典 薬わかる-指導せん-
シックデイの指導せんはこちらからダウンロードできます。
毎回、DO処方で何を服薬指導すればいいか困ることはありませんか?
薬歴が「特記変化なし」ばかりで、お薬をお渡しするだけの服薬指導に嫌気がさしている薬剤師もいると思います。
そんな時に使えるツールが「生活習慣のアドバイスができる指導せん」です。
薬に変更がないときに生活習慣のアドバイスをすると、患者さんの心を掴めることが実は多くあります。
あまり話を聞いてくれない患者にも指導せんを使えば、短時間で的確なアドバイスが可能 です。
それどころか患者さんの意外な問題点が見つかるかもしれません。
こちらはアルコールについての指導せんです。
毎日お酒を飲む方だけでなく、お酒を少しでも飲む方にもプラスになる情報ですので、現場で活躍する機会が多くありそうです。
指導せんはこちらからダウンロードできます。
HAMAYO氏が提供する指導せんは「無料」です。
また煩わしい登録もなく、50以上の指導せんをダウンロードができますので服薬指導のアイテムとして役立ててみてはいかがでしょう。
指導せんはどんどん更新されていますので、私もこまめにチェックしていきたいと思います。
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