【一般名】サラゾスルファピリジン錠500mg
の処方を受けた際、薬局に備蓄してあるサラゾスルファピリジン腸溶錠500mgで調剤したというヒヤリハットに遭遇したケースがありました。
これは本当によく見落とされるケースですね。
私の薬局でも調剤事務、薬剤師共に知らなかった方がほとんどでした。
「腸溶錠」の場合は、関節リウマチ、
「腸溶錠でない」場合は潰瘍性大腸炎、限局性大腸炎、非特異性大腸炎
に適応がある薬剤となります。
同じ成分であっても効能が異なることを頭に入れておかなければいけませんね。
知っていないと思わずスルーしてしまうケースです。
抗リウマチ薬であるサラゾスルファピリジン腸溶錠の先発医薬品はアザルフィジンEN錠、
潰瘍性大腸炎治療薬であるサラゾスルファピリジン錠の先発医薬品はサラゾピリン錠
となります。
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