薬剤師スキルアップ情報

2017年12月10日(日)
一般名処方・先発・後発品処方時の規格・剤形変更の可否

こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 平成24年4月の診療報酬改定で一般名処方が始まり、一般名で処方が出ている場合に先発品で調剤するのか、後発品で調剤するのか、処方箋を見ただけでは判断できなくなっていますね。 すべての患者さんの処方内容を覚えていればもちろん良いのでしょうが、そんなすばらしい記憶力は持ち合わせていません。 一般名処方や銘柄指定処方が記載されている際の剤型変更につい…続きを読む

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2017年12月7日(木)
C型肝炎治療薬DAA一覧・作用機序・レジメンまとめ【インターフェロンフリー療法】

C型肝炎の治療はインターフェロン(IFN)が主流でしたが、直接作用型抗ウイルス薬、別名DAA(Direct Acting Antiviral)の登場よって治療方法、著効率がドラスティックに進化しました。 直接作用型抗ウイルス薬(DAA)は2015年頃から続々と上市されたこともあり、自分自身の頭の整理もかねて、インターフェロンフリーで用いられる直接作用型抗ウイルス薬(DAA)の種類、作用機…続きを読む

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2017年12月2日(土)
リンの摂取量にはCKD前の糖尿病の段階から要注意

こんにちは。 健康食品を担当しているエビデンスエージェントの工藤知也です。 糖尿病というと、まずは食事療法ですね。 誰しも糖の摂取制限と減量が頭に浮かぶのではないでしょうか。 また、生活習慣の修正がうまくいかず、服薬アドヒアランスも悪いと、 CKD(慢性腎臓病)などの合併症のリスクが高まります。 人工透析原因の第1位は、糖尿病性腎症です。 糖尿病治療とは、糖をコントロールして合…続きを読む

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2017年11月25日(土)
Xa阻害薬と深部静脈血栓症(DVT)・肺血栓塞栓症(PE)での処方監査

DOAC(direct oral anticoagulant)の中で、Xa阻害薬が臨床でも多く使用されるようになってきました。 現在の日本の臨床ではXa阻害薬として、主にエドキサバン(商品名:リクシアナ)、リバーロキサバン(商品名:イグザレルト)、アピキサバン(商品名:エリキュース)の3種類が使用されています。 Xa阻害薬は主にワーファリンに代わる非弁膜症性心房細動 (non-…続きを読む

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2017年11月25日(土)
追加分泌(ボーラス)と基礎分泌(ベーサル)に対応するインスリン製剤一覧

人間のインスリンの分泌パターンは下記の2つがあります。 基礎インスリン(Basalインスリン) 追加インスリン 基礎インスリンとは24時間分泌されるインスリンのことで、追加インスリンとは食後など血糖値の上昇に合わせて分泌されるインスリンのことです。 インスリン製剤の投与は作用発現時間や持続時間の違いから、基礎インスリンと同じように働くベーサル(Basal)、追加インスリンと同じ様に働か…続きを読む

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2017年11月21日(火)
インスリン製剤と院外処方での注入器加算(プレフィルド・カートリッジ・バイアル)

インスリン製剤の院外処方せんを受けるとき、発行元の医療機関から 「どのインスリン製剤で注入器加算がとれますか?」 「注入器用注射針加算の算定は院内処方時だけですか?」 と問い合わせがあった時のために、インスリン製剤の種類と処方元の医療機関における注入器加算や注入器用注射針加算の算定の可否を解説していきます。 新規開業時や、院内処方から院外処方に切り替わったクリニックの事務さんが困惑しやすい…続きを読む

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2017年11月16日(木)
ジヒドロピリジン系Ca 拮抗薬一覧・作用機序の違い・使い分け(L型・N型・T型)

Ca拮抗薬は降圧薬の中でも降圧作用が強力であり、糖代謝、脂質代謝、電解質代謝に影響を与えないのが特徴です。 Ca拮抗薬はL型Caチャネルの結合部位の違いから下記の3つに分類されます。 ジヒドロピリジン系(DHP) 末梢血管に選択性が高い フェニルアルキルアミン系(PAA) 心筋選択性が高い ベラパミル(商品名:ワソラン) ベンゾチアゼピン系(BTZ) DHPとPAAの中間 …続きを読む

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2017年11月11日(土)
「前立腺がん治療」抗アンドロゲン薬一覧・作用機序の違い

前立腺がんの増殖には男性ホルモン(アンドロゲン)が関与していることから、ホルモン療法ではアンドロゲンの合成を抑えたり、アンドロゲンの働きを抑える抗アンドロゲン薬が使用されます。 抗アンドロゲンの一覧と、作用機序の違いについてまとめていきたいと思います。 抗アンドロゲン薬一覧 分類 商品名 一般名 適応 第一世代 カソデックス ビカルタミド 前立腺がん  オダイン フル…続きを読む

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2017年11月3日(金)
肉の摂取量と乳がんの深い関係

こんにちは。 健康食品を担当しているエビデンスエージェントの工藤知也です。 今日は肉の摂取量と癌の関係に注目します。 一部の方を除いて、肉を食べない生活なんて考えられないですよね。 癌と関係があると言われてもそれは無理なお願いです。 なにより、肉はたんぱく質の供給源として老若男女に例外なく重要です。 しかし、中年女性は肉の摂取量を減らして意識的に魚に変えていく必要があるかもしれ…続きを読む

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2017年10月31日(火)
糖尿病の合併症は酸化ストレスが原因・薬局でのアドバイスについて

こんにちは。 メディカルライターのZENです。 糖尿病の合併症に陥る原因の一つが酸化ストレスであることをお話したいと思います。 酸化ストレスとはどういうものか? また薬局にて、糖尿病患者さんが酸化ストレスを防ぐための確認事項や指導内容について解説していきます。 酸化ストレスとは? 人間は金属と同様に徐々に体の中でサビ(錆)がでます。 体内に…続きを読む

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