「一人の薬剤師の疑問はみんなの疑問かもしれない」
薬剤に関する疑問、患者さんに聞かれて疑問に思った事、それは皆さんが抱える疑問かもしれません。
現場からの生の学術情報を現役薬剤師達が発信!!
2017年7月現在、カンデサルタン錠は34社のメーカーの後発品が薬価収載されています。 後発品を選ぶ際に価格以外でどのような視点を重視すればよいのでしょうか? カンデサルタン錠8mgの代表的なメーカーについて特徴を比べてみたいとおもいます。 カンデサルタン後発品比較 ブロプレスの代表的なジェネリック医薬品について、 特徴や違いを表にまとめました。 カンデサルタン…続きを読む
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こんにちは。 健康食品を担当しているエビデンスエージェントの工藤知也です。 薬剤師が名前を呼ぶと、ゆっくり歩いてきて開口一番、 「運動しなさい!って先生に毎回言われるけど。本当に歩くの嫌い。すぐに車を使ってしまうわ。家でもゴロゴロしているの。だから、体重も増える一方(笑)。」 こんなやり取りは、薬局での日常ですね。 外に出る切っ掛けを患者さんにどうにか与えたいと考える薬剤師は多いは…続きを読む
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静菌性のテトラサイクリン系抗菌薬は抗菌スペクトルは広いですが、問題となるのが耐性菌です。 特に耐性の少ないドキシサイクリン(商品名:ビブラマイシン)やミノサイクリン(商品名:ミノマイシン)は日本皮膚科学会にてざ瘡(ニキビ)への推奨度が高いことからも、皮膚科領域で処方される頻度の高い薬剤です。 テトラサイクリン系の抗菌薬と作用機序、特徴、服薬指導でのポイントをまとめました。 テトラサイクリン系…続きを読む
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こんにちは。 メディカルライターのリナです。 ドラッグストアで働いていると、駆け込み寺のようにお客さんが色々なご相談に来られます。 風邪はもちろん、蜂に刺された、怪我をした、湿疹が出た等々。 病院が休診であったり、忙しくて受診する時間の取れない会社員の方にとって、ドラッグストアで働く薬剤師は最も身近な医療従事者です。 今回は改めてそういった「薬剤師の社会的な位置づけ」を意識した事例を紹…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 痛風・高尿酸血症治療剤
注意欠陥/多動性障害(AD/HD)はAttention-Deficit/Hyperactivity Disorderの略で、7歳未満に発症する発達障害の一つです。 不注意、多動性、衝動性の3つが主症状となります。 主症状 具体的症状 不注意 忘れ物をする 約束を忘れる すぐに気が散る 多動性 じっとできない 静かにできない 落ち着きがない 衝動性 質問が終わる前に…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗精神病薬・抗うつ薬・睡眠薬
白癬やカンジダ症に処方される抗真菌薬の外用薬はいくつか系統がありますが、 共通した作用機序は真菌細胞膜の構成成分である「エルゴステロール生合成の阻害」です。 大まかに作用機序は同じですが、抗真菌薬の系統によってエルゴステロールの生合成阻害に対するアプローチに違いがあります。 エルゴステロールの合成経路と、抗真菌薬がエルゴステロール合成経路のどこを阻害するのか? 抗真菌薬…続きを読む
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こんにちは。 ライター薬剤師のリナです 。 梅雨時期は色々な体調不良を見かけますが、今回は喘息について書かせていただこうと思います。 現場で活躍する薬剤師のために、喘息患者さんへの服薬指導に役立つ情報になれば幸いです。 梅雨時期の体調不良の原因「湿邪」 梅雨のシーズンになると、気圧の影響もあって天気の悪い日は喘息患者さんにとって辛い時期になるようです。 …続きを読む
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利尿薬は下記のように分類されます。 サイアザイド利尿薬 サイアザイド類似利尿薬 ループ利尿薬 カリウム保持性利尿薬 バソプレシン拮抗薬 炭酸脱水酵素阻害薬 薬局で主に扱う利尿剤について作用機序や特徴についてまとめました。 利尿剤一覧(サイアザイド・ループ・カリウム保持性・バソプレシン拮抗) 利尿薬の作用機序はざっくりいえば全て同じで、腎臓の尿細管でNaや水分の再吸収を…続きを読む
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2型糖尿病治療薬で尿中から糖を排泄させるSGLT2阻害薬。 SGLT2阻害薬であるルセオグリフロジン(商品名:ルセフィ)について作用機序や特徴、服薬指導時の要点をまとめました。 ルセオグリフロジン(ルセフィ)の作用機序・作用部位 SGLT2とは? 血中のグルコースは血液循環し腎臓の糸球体でろ過された後、腎臓の近位尿細管で再吸収されます。 その再吸収の役割を担っているのがSGLT2です。 …続きを読む
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腎臓の機能が低下し、低カルシウム血症、高リン血症が続くと副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が亢進し、二次性副甲状腺機能亢進症(Secondary Hyperparathyroidism :SHPT)となってしまいます。 副甲状腺ホルモン(パラトルモン)とは? 副甲状腺は甲状腺の左右両葉の裏側の上下に2コずつ、計4つある米粒大くらいの臓器です。 副甲状腺から分泌されるPTH(パラトルモン)は血清…続きを読む
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