「現役薬剤師発」学術情報

「一人の薬剤師の疑問はみんなの疑問かもしれない」

薬剤に関する疑問、患者さんに聞かれて疑問に思った事、それは皆さんが抱える疑問かもしれません。

現場からの生の学術情報を現役薬剤師達が発信!!

2017年10月5日(木)
薬剤師が知るべき「ロングセラー薬」

こんにちは。 メディカルライターのリナです。 日々、どんどん新しい薬が発売され、それと同時に薬剤師は自分の知識も更新していかなくてはなりません。   その一方で、昔から根強い人気の薬を中々勉強する機会が少ないのが事実です。 今回は、私がドラッグストアで働いている中で、特によくお客さんが利用されていたロングセラー薬をご紹介します。 宇津救命丸・樋屋奇応丸 …続きを読む

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2017年10月4日(水)
新世代抗てんかん薬一覧・作用機序・効能効果の違い

抗てんかん薬はカルバマゼピン(略号:CBZ 商品名:テグレトール)や、バルプロ酸ナトリウム(略号:VPA 商品名:デパケン)といった従来薬と、新世代薬に分類されます。 新世代の抗てんかん薬が続々と上市されたこともあり、頭の整理をするためにも新世代の抗てんかん薬の作用機序、効能・効果の違いについてまとめました。 てんかんは脳神経細胞の過剰な興奮が引き金となることから、抗てんかん薬…続きを読む

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2017年10月1日(日)
後発医薬品(ジェネリック)の薬価算定方法・薬価の決まり方

2017年1月~3月の後発医薬品の使用率は67.1%となっています。 骨太の方針において後発医薬品使用率を2017年(平成29年)なかばに70%以上とするとともに、2018年度(平成30年度)から2020年度(平成32年度)末までの間のなるべく早い時期に80%以上とするという目標値を掲げていることもあり、今後更なる後発医薬品の使用促進が進むと考えられます。 後発医薬品の採用基準…続きを読む

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2017年9月25日(月)
プラザキサの中和剤「プリズバインド静注」について

こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 当薬局では輸液や栄養剤が在庫の幅を取って、調剤室が狭くなっています。 持ち運ぶのがとても重いので移動に台車やカートがあれば便利だと思いますが、まだ購入できていません。 今回はプラザキサの中和剤であるプリズバインド静注についてお伝えします。 以前、ワーファリンからDOAC(Direct Oral AntiCoagul…続きを読む

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2017年9月23日(土)
食材への興味はアブラナ科野菜から〜薬局薬剤師からの提案

こんにちは。 健康食品を担当しているエビデンスエージェントの工藤知也です。 キャベツ、カブ、小松菜、大根、白菜等々。 これらは全てアブラナ科の野菜です。 冬になれば、大根や白菜は欠かせませんね。 食卓に頻繁に登場するアブラナ科野菜ですが、 日本の研究グループが「肺がんの予防に効果あり」と報告しました。 法律上の問題はさておき、 「がんに効く」という食品情報はネット上に氾濫していま…続きを読む

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2017年9月20日(水)
エリスロシン錠とエリスロマイシン錠の違い・ジェネリック切り替えの可否

Rp 1 エリスロシン錠200mg   3錠 1日3回 毎食後 7日分  後発医薬品変更可の処方せん このように処方された場合、ジェネリック医薬品希望の患者さんへエリスロマイシン錠「サワイ」200mgの切り替えは可能でしょうか? 結論からいえば、エリスロシン錠からエリスロマイシン錠「サワイ」への代替調剤は不可となります。 (切り替える場合は疑義照会が必要) …続きを読む

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2017年9月14日(木)
痔治療薬一覧・ステロイド含有・非含有・服薬指導のポイント

痔は大きく下記の3つに分類されます。 痔の種類 原因・症状 痔核 (いぼ痔) 肛門のクッション部分がうっ血し膨らんだもの 歯状線の内側にできる内痔核 肛門出口・周辺にできる外痔核に分類 【内痔核の原因】 いきみ・便秘・下痢などによる肛門負担・血流低下が原因 妊娠・出産が原因となることあり 【外痔核の原因】 長時間の同じ姿勢 アルコール・…続きを読む

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2017年9月12日(火)
サービス担当者会議での薬局薬剤師の役割

こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 管理者になってから、薬局内業務に追われて訪問に出られていない今日この頃。 今回は在宅患者におけるサービス担当者会議と、薬剤師がそこで何を話すのかについてお伝えします。 サービス担当者会議とは? サービス担当者会議は、介護保険によるサービスの追加や変更、新規サービス開始の方に対して、ケアマネージャー主体で他の在宅に関わる職種が…続きを読む

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2017年9月7日(木)
「小児の服薬指導」粉薬の服用タイミング・目薬の点眼方法

こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 以前総合病院の門前にある薬局にいたこともあり、小児科の処方に触れることが多かったのですが、現在は月に1回来ればいいくらい。 粉薬を延々と測って分包していたあの頃が懐かしい。 ということで、今回はお母さん・お父さんの目線に立った小児の服薬指導について服薬の時間に限ってお伝えしようと思います。 「小児」粉薬の服用タイミング・服薬指導 まずは粉…続きを読む

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2017年9月7日(木)
高血圧の分類・服薬指導〜東洋医学からの視点と食養生

こんにちは。 メディカルライターのリナです。 高血圧の患者さんへの服薬指導で、ほぼ必ずと言っていいほど確認する「血圧の値」 ただ「聞いて」「記録に残す」だけになってはいないでしょうか。 診察室での血圧はほぼ正確な値で計測されていると思いますが、実際、家庭で測る血圧の計測方法や計測時間の確認も必要です。   患者さんに聞いてみると、人によって朝食後に測っている、昼に測っ…続きを読む

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