チェーン薬局勤務の薬剤師、シンです。 薬剤師 HbA1cは基準値の6.2%以内を目標にしましょう。 薬局でも糖尿病患者さんにこのような説明をされることがあるかと思います。 もし、認知症のある高齢の糖尿病患者さんの場合はどうでしょう? 画一的に「HbA1cは6.2%以内」といった目標設定にしてしまうことで重症低血糖を引き起こしてしまう可能性もゼロではありません。 2016年5月20日に日…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
ロキソニンS・ロキソニンSプラス・ロキソニンSプレミアム 市販のロキソニンには3つの種類があります。この記事では3つの違いと選び方を解説しています。 ロキソニンS・ロキソニンSプラス・ロキソニンSプレミアムの違い 市販のロキソニンには下記の3つのタイプが存在します。 ロキソニンS ロキソニンSプラス ロキソニンSプレミアム それぞれの違いや特徴について解説していきます。 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > OTC
OTCと薬局製剤をメインとする薬局を経営しております薬剤師うきと申します。 もともとは処方箋調剤を受け付けていましたが、薬局製剤を扱う相談薬局に方向転換しました。 薬剤師の皆様は、薬局製剤についてどのようなイメージを持っていますか? 薬局製剤は、許可を受けた薬局でしか製造も販売もできない薬です。 まさに、その薬局のオリジナルなプライベートブランド商品です。 医師の処方箋が不要で、薬剤師の…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 薬局製剤
スピリーバ(一般名:チオトロピウム臭化物水和物)はムスカリンM3受容体を選択的に阻害することで気管支を長時間拡張させます。 スピリーバにはハンディヘラーという専用吸入器を使って吸い込む吸入カプセルタイプと、レスピマットという噴霧タイプが存在します。 「レスピマットを受けていた薬局で急にカプセルの処方を受けた・・。」 「他院からの継続処方で吸入カプセルの処方をはじめて受けた・・・。」 このよ…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 気管支拡張薬・気管支喘息治療薬
「へマンジオルシロップって?プロプラノロールなの?」 「適応は?」 「どう調剤したらいいの?」 急に薬局に、赤ちゃんの患者のプロプラノロールシロップの処方箋が来たら、焦りますよね。 プロプラノロールといえば、まさにβ遮断薬の代表のような薬で、高血圧、心疾患、不整脈の薬として有名ですね。 それが今、乳児血管腫(いちご状血管腫)の治療薬として小児に使われ始めています。 このシロップの処方の…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 小児の薬・病気
ヒアレイン点眼液0.1%と0.3%は防腐剤にベンザルコニウム塩化物が含まれています。 そのため添付文書には、 ソフトコンタクトレンズを装用したまま使用しないよう指導すること。 と注意書きがあります。 しかし2018年10月出荷分(予定)より防腐剤がクロルヘキシジングルコン酸塩液に変更となるため、「ソフトコンタクトレンズを装用したまま使用しないよう指導すること」という注意書きが添付文書から削…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 眼科用薬
こんにちは。 メディカルライターの平野菜摘子です。 メチルエルゴメトリン、カベルゴリンと聞けば、 麦角アルカロイド?? と薬学生時代の記憶を思い起こす人もいるかも知れません。 婦人科領域か、パーキンソン病の薬であることが想像できますが、産婦人科領域で処方されることのある、メチルエルゴメトリン(商品名:パルタンM)、カベルゴリン(先発名:カバサール)ついて書きます。 婦人科領域の薬に馴染…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 産婦人科用薬
非麻薬性鎮痛剤のレペタン坐剤(一般名:ブプレノフィン塩酸塩)が処方された場合、 薬剤師は何に気をつける必要があるでしょうか? レペタン坐剤には投与日数が14日以内という制限があります。 他の内服タイプの向精神薬と異なり、坐薬の場合は投与制限を見落としてしまうことがあるかもしれません。 知っていないと日数オーバーをスルーしてしまう可能性がありますので、情報共有できればと思います。 レペタン…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 麻薬・類似薬
メディカルライターの平野菜摘子です。 「主治医からは授乳OKと言われたのですが、インターネットで検索したら授乳を中止することと記載があって不安・・・。」 「妊娠中だけど、この薬を飲んで赤ちゃんに影響でませんか?」 このように薬局で妊娠、授乳中の方から相談をうけるケースがあるかと思います。 妊娠・授乳期にも、風邪や扁桃腺炎などで処方されることがあるアジスロマイシン(先発商品名:シ…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 妊娠・授乳中の薬
メディカルライターの平野菜摘子です。 実際に私が経験したネキシウム(一般名:エソメプラゾール)とプレタール(一般名:シロスタゾール)を別の病院からそれぞれ処方され、内出血をおこしていた可能性のあった、高齢の患者さんの例について報告します。 どこの薬局でも起こりうる可能性がありますので、ぜひ頭の片隅においておくことをオススメします。 プレタール(シロスタゾール)で出血傾向のあった処方事例 佐…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗血栓薬
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