薬剤師スキルアップ情報

2018年5月19日(土)
CHADS2スコアについて〜薬局薬剤師による処方解析での活用

ワーファリンやDOACなどの抗凝固薬は心房細動を持つ患者さんに対してよく処方されています。血栓を出来にくくすることで脳梗塞や肺塞栓を防ぐことが期待される一方で出血リスクもあります。CHADS2スコアを用いるとより必要性の高い患者さんをスクリーニングして安全に抗凝固薬治療を行うことができます。 診断や処方決定の際によく使う指標なので普段薬局で仕事をしていてもあまり耳にすることはないかもしれませんが…続きを読む

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2018年5月17日(木)
中小調剤薬局における新卒薬剤師採用について

皆さん、こんにちは。 薬剤師ライターの澤です。 私は、前職では大手調剤薬局で新卒採用を担当しておりました。 そして、現在は独立して調剤薬局を経営しています。 前職の採用担当者としての経験と、現在の薬局開設者の立場の両方からこの記事を書いていきたいと思います。 中小薬局は新卒薬剤師採用に苦戦 中小企業で薬剤師の採用に苦戦しているところは相変わらず多いと思います…続きを読む

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2018年5月14日(月)
調剤薬局でも保険証の提示を求める法的根拠を解説

2022年4月 健康保険法改正に伴い一部修正しました。   「保険証を提示したくない」 「処方箋に書いているからそれをみればいいだろ」  病院で待たされていらいらした患者さんから心無い言葉を浴びせられて悲しい思いをしたことがある方も多いかと思います。  保険証提示に法的な根拠はあるのでしょうか?   今回は法的な根拠をお示しするとともに保険証の確認を怠ったために発生したトラブルについ…続きを読む

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2018年5月12日(土)
スルホニル尿素(SU)類一覧・作用機序・服薬指導の確認事項

スルホニル尿素(SU)類一覧・作用機序・服薬指導の確認事項

血糖値の上昇に関わらずインスリンの分泌を促す経口血糖降下薬がスルホニル尿素(SU)類の薬剤です。 SUはスルホニル尿素(Sulfonyl Urea)の頭文字をとったものです。 SU類の一覧、作用機序、調剤時の注意点についてまとめました。 スルホニル尿素(SU)類一覧 世代 一般名 商品名 服用回数 1日最大量 半減期 第一 アセトヘキサミド ジメリン 食前or食後…続きを読む

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2018年5月9日(水)
処方された薬は返品・返金できる?トラブルを防ぐために覚えておきたい3つのこと

薬局業務に携わっていると1度は経験するであろう処方薬の返品についてまとめました。 「新しく処方してもらったお薬が体にあわなかった。」 「前の薬に戻してほしい。」 「余ったから返品したい。」 様々な理由から返品を求められたことがある人も多いと思います。 気持ちはわかるし、返品を受けてあげたい気持ちはあるもののなんとなくできないような感じもするし•••。 となんとなくお断りしたことがある人…続きを読む

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2018年5月7日(月)
処方薬は値下げできない?ポイント値引きは?

処方薬の値引きと調剤ポイントについてまとめました。 ある程度経験を積んでいる薬剤師さんでしたら調剤ポイントが2010年~2012年にかけて問題になったことを覚えていらっしゃる方も多いかと思います。 しばらく時間がたったので改めて現状について整理をしておきたいと思います。 保険調剤とポイント付与の可否   可否 クレジットカードやICカード等の支払いに伴うポイント付与 ◯ ポイント専…続きを読む

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2018年5月4日(金)
ツムラ薏苡仁湯とヨクイニンエキスコタローの違い

近隣の内科からの下記のような処方せんを受け付けた場合、どのような対応をすればよいでしょうか? Rp1 ツムラ薏苡仁湯(52番) 7.5g 毎食前 30日分 もし私が処方を受けた場合、 初めて処方されたのか、今までも服用していたのか? どのような症状なのか? をまず最初に確認するでしょう。 そしてイボ(疣贅)で処方されているようであれば処方元へ疑義照会が必要となります。 …続きを読む

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2018年4月27日(金)
医師の指示どおり処方薬を服用していたらそれでよいのか?

調剤薬局チェーン勤務の薬剤師シンです。 今回は、 「医師の指示どおりにきちんと服薬していればそれでよいのか?」 のテーマで執筆いたします。 「患者さんがお薬を飲む前に、最後に関わる医療従事者は薬剤師です。患者さんがきちんとお薬を飲めるように指導するのが、薬剤師の役割です。」 私が現在勤めている調剤薬局では、このように習いました。 恐らく、弊社だけではなく、薬局…続きを読む

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2018年4月24日(火)
PMDAの審査報告書を活用していますか?

こんにちは、メディカルライターの今井です。 先日記事にしたゾフルーザ錠が医薬品の承認をされましたね。 2018年に収載時のゾフルーザの薬価は4789円(20mg2T、成人量)となっており、イナビル吸入(2キット、成人量4279.8円)の類似薬効比較方式で有用性加算5%と先駆け審査指定制度加算10%により算出されています。 タミフルカプセル75mgの薬価が10T(成人量…続きを読む

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2018年4月18日(水)
アレサガテープについて【抗ヒスタミン薬との比較】

こんにちは、メディカルライターの今井です。 2018年の薬剤師国家試験を2日目のみ解きました。 何とか合格ラインに乗りましたが残念ながら足切りの分野がありました。 年々難しくなっているので自身の知識レベルを下げないよう努力を続けていきたいところです。 今回はアレルギー性鼻炎治療薬のアレサガテープ(一般名:エメダスチンフマル酸塩)についてです。 デザレックス(一…続きを読む

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