漢方薬 | 「現役薬剤師発」学術情報

病院、薬局、製薬会社の現役薬剤師が執筆、編集、監修する漢方薬情報

2018年10月20日(土)
五苓散と慢性硬膜下血腫への保険適応外処方

こんにんちは。 薬剤師ライターのヒロです。 私は認知症の患者さんや脳血管疾患を発症した患者さんが多く入院している病院で勤務しています。 数年前から、五苓散の処方が多く見られるようになってきました。 薬剤師のみなさんもご存知の通り、五苓散は水毒症に用いられる漢方薬ですよね。 口渇や悪心・嘔吐、下痢、時には二日酔などに用いられるのが古典的な使用方法です。 しかし、最近の処方をみると別の疾患…続きを読む

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2018年5月4日(金)
ツムラ薏苡仁湯とヨクイニンエキスコタローの違い

近隣の内科からの下記のような処方せんを受け付けた場合、どのような対応をすればよいでしょうか? Rp1 ツムラ薏苡仁湯(52番) 7.5g 毎食前 30日分 もし私が処方を受けた場合、 初めて処方されたのか、今までも服用していたのか? どのような症状なのか? をまず最初に確認するでしょう。 そしてイボ(疣贅)で処方されているようであれば処方元へ疑義照会が必要となります。 …続きを読む

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2016年7月29日(金)
「アレルギー性鼻炎治療」漢方薬の使い分け・特徴~これだけは知っとけ

こんにちは、薬剤師バーテンダーのスギです。 鼻炎は厄介ですよね。私は基本的に症状が出ないので、安穏と生活しておりますが、症状を訴える患者様はとても辛そうです。中には 「あーーー!!!鼻うぜぇ、もう鼻取りてぇ」 とか、 「目ぇかひぃーーー!!!目ん玉取り出して洗いてぇ」 など、とてつもない比喩表現で症状の辛さをアピールする方もいますが、その度に私は 「いやぁ、それは分かるけど実際やったら…続きを読む

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2016年7月21日(木)
胃腸トラブルに漢方薬の使い分け「胃苓湯・半夏瀉心湯・六君子湯」~これだけは知っとけ~

こんにちは、薬剤師バーテンダーのスギです。 食事は大切ですよね。健康なら周期的にお腹が空き、その時には何を食べても美味しく感じるので不思議です。 なにも最高級のものでなくても、 「今日も1日3食美味しく食えた。ありがたや、ありがたや」 となります。 ある胃腸薬の宣伝文句に「食べる前に飲む!」というものがあります。まさにその通りで、私たちが健全な食生活を送るにあたっては、胃腸を良好なコンディシ…続きを読む

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2016年7月5日(火)
葛根湯・銀翹散・柴胡桂枝湯の使い分け・風邪タイプ別漢方薬の提案~これだけは知っとけ!~

こんにちは、薬剤師バーテンダーのスギです。 店頭で「いい風邪薬を下さい」と言われると、ついつい西洋薬中心の風邪薬をおすすめしてしまいがちです。しかし、薬の専門家である薬剤師としては漢方処方をおすすめする引き出しも持っておきたいものです。 そこで今回は風邪編とし、提案処方をご紹介したいと思います。風邪の原因 風邪の8~9割はウイルス感染により引き起こされます。 その原因となるウイルスは多岐に…続きを読む

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2016年6月27日(月)
咳・喘息に効く漢方薬「これだけは知っとけ!タイプ別治療薬」

こんにちは、薬剤師バーテンダーのスギです。 1回の咳による消費カロリーを知っていますか? そう、2kcalです。 一時、こんなことを考えたことがあります。 「仮に咳をずっとし続ければ、かなりの運動になり、日頃の運動不足も解消できるじゃん!ウヒヒ」と。 しかし、それは安直な考えで、咳が連続すると体力の消耗を招き、睡眠障害や食欲不振にもつながるので、避けた方がよさそうとのことでした。残念。さ…続きを読む

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2016年6月22日(水)
頭痛に効果のある漢方薬「これだけは知っとけ!タイプ別治療薬」

こんにちは。薬剤師バーテンダーのスギです。市販の頭痛薬と言えば、バファリン、ロキソニンなどNSAIDsの類が圧倒的シェアを誇るのでしょうが、薬の専門家である薬剤師としては漢方処方をおすすめする引き出しも持っておきたいものです。 そこで今回は「頭痛に効く漢方薬」について、提案処方をご紹介したいと思います。 清陽の府(せいようのふ)という考え まず漢方における頭痛の考え方ですが、「清陽の府」というも…続きを読む

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2016年3月15日(火)
甘草(グリチルリチン)の1日量上限は?偽アルドステロン症の発症機序

漢方といえば比較的副作用が少ないと思われがちですが、注意しないといけないのは「甘草(グリチルリチン酸)による偽アルドステロン症」です。 カンゾウ(グリチルリチン酸)で、なぜ偽アルドステロン症がおこるのでしょうか。 発生機序や、カンゾウが含まれる薬剤、一日の上限値についてまとめました。 偽アルドステロン症とはどんな症状か? アルドステロンは副腎から分泌されるホルモンで、腎臓に働いて、体内にナ…続きを読む

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