2019年、私の勤務する薬局で厚生局による新規個別指導の機会がありました。 必ず来るものと分かっていても、 「ついに来たか・・・。」と まるで召集令状がきたかのような心境になるのが個別指導の案内ですね。 保険薬局の新規個別指導では 医薬品が添付文書に沿って適切に使用されているか、またそれらをチェックしているか 薬歴の必要項目をしっかり記載しているか という通常のチェックポイントに…続きを読む
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子供がRSウイルス感染症で入院していました・・・。 ほぼ100%の小児が2歳までにRSウイルスに1度は感染することから、 小児科の処方を受ける薬局であれば、親御さんからRSウイルスについての話や相談を受けることがあるかと思います。 特に初感染した場合は症状がひどくなりやすく、入院管理が必要となることもあります。 RSウイルス感染症の症状と、治療、薬局で親御さんから相談されやすい内容について…続きを読む
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医薬品による消化器症状は、私達が日々接する患者さんとの会話や、看護師など他職種からの相談を通して経験することの多い副作用の一つです。 中でも問題となるのが軟便なども含む「下痢」ではないでしょうか? 急性下痢症は90%が感染症に起因しますが、残りの大部分は医薬品の副作用によるものと言われています。 患者さん そういえば、最近下痢が続いているんです・・・。 と相談を受けた時のために、下痢の原…続きを読む
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小児に多い感染症の一つが水痘(みずぼうそう)です。 2014年より水痘の予防接種が定期接種となっていますので、 今後水痘の患者数は減ってくることが予想されています。 しかし、水痘は感染力が強く、予防接種をしていたとしても罹患してしまう可能性もあります。 薬局でも水疱瘡について親御さんから質問や相談を受けるケースがあるかもしれません。 疾患の特徴、治療薬、患者さんから聞かれやすい質問をまと…続きを読む
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片頭痛に使用されるトリプタン系の薬剤の選択はどのようにされるのでしょうか? 女性の月経前後におきる片頭痛(月経時片頭痛)には、アマージ(一般名:ナラトリプタン)が処方される傾向があります。 それには理由があります。 頭痛の種類、女性ホルモンと片頭痛の関係、月経時片頭痛にアマージが選択される理由についてまとめました。 特に女性の月経時片頭痛でのアマージの処方は、薬剤師も知っておかないと間違っ…続きを読む
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2019年9月10日に統合失調症治療薬であるロナセン錠のテープ製剤、ロナセンテープ(一般名:ブロナンセリン)が発売となりました。 統合失調症治療薬ではテープタイプは国内初となり期待も高い薬剤です。 しかし注意事項も多くありますので、ロナセンテープについて薬剤師が知っておく必要があることをまとめました。 目次 テープ剤のメリットデメリット 禁忌 効能または効果 用法、用量及び貼付部位 …続きを読む
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夏に小児に見られる代表的な皮膚疾患が「とびひ」です。 とびひの正式名称は伝染性膿痂疹(読み方:でんせんせいのうかしん)です。 患部をさわった手で、体のあちこちを触ったり掻いたりすることで、患部が広がっていきます。 火の粉が飛び散って火事が広がるといった「飛び火」にたとえられています。 とびひについて薬局でも親御さんから相談を受けるケースがあるかもしれません。 とびひの症状や治療薬、質問を…続きを読む
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貧血のうち90%以上を占めるのが鉄欠乏性貧血です。 そのため薬局では鉄欠乏性貧血の患者さんの処方を受けるケースも多いのではないでしょうか。 鉄欠乏性貧血の治療薬と服薬指導のポイント、患者さんから質問を受けやすい内容についてまとめていきたいと思います。 鉄欠乏性貧血の症状 自覚症状を伴わない場合もありますが、主な自覚症状は下記のとおりです。 つかれやすい 顔面蒼白 めまい 立…続きを読む
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2019年7月、抗コリン薬の緑内障禁忌について添付文書の改定がありました。 薬剤師 緑内障の患者さんにPLやペレックスが処方された場合、臨床上は問題ないのに毎回疑義照会をするのは心苦しい・・・。 でも、個別指導で指摘されるから仕方がないか・・・。 これまで、このような「もどかしさ」を感じていた薬剤師も多いのではないでしょうか。 対象となる各薬剤の添付文書の改定に時間が掛かる可能性があるた…続きを読む
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緑内障治療薬が処方されている患者さんで、 眼圧が正常な場合、どのような指導をされていますでしょうか? 薬剤師 眼圧は正常なので順調ですね。 このような指導をしている薬剤師のために、緑内障の種類と服薬指導の注意点についてまとめました。 緑内障の種類について 「開放隅角」「閉塞隅角」も含めて、 緑内障の分類についてまとめてみたいと思います。 緑内障は、 まず「原発性緑内障」と「続…続きを読む
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