薬剤師スキルアップ情報

2016年4月7日(木)
ハイリスク薬加算(特定薬剤管理指導加算)の服薬指導のチェックポイント【糖尿病薬編】

平成28年度(2016年)の調剤報酬改定で、特定薬剤管理指導加算が従来の4点から10点にアップしました。 特定薬剤管理指導加算は、薬剤服用歴管理指導料の算定要件に加え、患者又はその家族等に当該薬剤が特に安全管理が必要な医薬品である旨を伝え、当該薬剤についてこれまでの指導内容等も踏まえ適切な指導を行った場合に算定できることになっています。 点数がアップすることで、個別指導ではより厳しく指導内容を…続きを読む

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2016年4月6日(水)
【CYP3A4阻害薬一覧】CYP3A4を強く阻害する薬剤のまとめ

薬物代謝酵素のシトクロムP450。 通称、CYP(シップ)と呼ばれますが、その中でも多く関与するのがCYP3A4です。 CYP3A4で代謝される薬剤が多いことからも、CYP3A4を阻害する代表的な薬剤については要注意薬剤として頭に入れておくとよいでしょう。 以下にCYP3A4を強く阻害する代表的な薬剤と併用禁忌薬についてまとめてみました。 CYP3A4を阻害する薬剤一覧・併用禁忌薬 イト…続きを読む

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2016年4月5日(火)
診療科別処方箋一枚あたりの調剤報酬・技術料

薬局を新規に開局する際に行わないといけないのが、売上のシュミレーションです。 またどれくらいの販売管理費をかけることができるか、人員配置を考えるためにも技術料のシュミレーションも行わなければいけません。 調剤報酬や技術料は処方箋を受ける診療科目によって大きく変わってきますので、それぞれの診療科別の平均値を把握しておくことをオススメします。 内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、産婦人科、眼科…続きを読む

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2016年4月3日(日)
【薬価差益から脱却せよ】技術料ベースの店舗運営~処方箋一枚当たりの技術料平均

あなたが新規開局を任される管理薬剤師だとします。 経営者からは、「場所も押さえて店舗の改装も終わったから、後の運営は全てお前に託した」と言われました。 さて、あなたが新規開局を全面的に任された場合、何を優先して考えるでしょうか?人員配置が最も重要 新規開局の際に特に考えないといけないのが、薬剤師と事務さんの人員配置です。なぜなら、処方箋を増やしていくのは薬局に従事するヒトであり、また販売管理…続きを読む

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2016年4月2日(土)
アスピリンジレンマの理由(メカニズム)〜バイアスピリンの作用機序から考えてみた

「痛みが軽いから、市販のバファリンを半分に割って飲んでもいい?」 このような質問を受けた時、薬理学を学んだ薬剤師ならどう答えるのがベストでしょうか? 医療用ではアスピリンがどのように使われているのか? を考えるときっと答えが分かるかと思います。 医療用では低用量のアスピリンは抗血小板薬として使われています。 (バイアスピリン100mg、バファリン配合錠A81など) 一方で解熱鎮痛が目的…続きを読む

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2016年4月1日(金)
フィコンパ(ペランパネル水和物)の作用機序・特徴は?

エーザイが創製した抗てんかん薬であるフィコンパ錠(成分名:ペランパネル水和物)が、2016年3月に厚生労働省より製造販売承認を取得しました。 全く新しいタイプの抗てんかん薬、フィコンパ錠(成分名:ペランパネル水和物)の作用機序、特徴について簡単にまとめてみました。 フィコンパ錠(成分名:ペランパネル水和物)の作用機序 フィコンパ錠(成分名:ペランパネル水和物)はグルタミン酸受容体であるAMP…続きを読む

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2016年3月31日(木)
ビタミンB12(シアノコバラミン)含有のソフトサンティアはあるの?

ビタミンB12(シアノコバラミン)を主成分とする「ソフトサンティアひとみストレッチ」。 パソコン作業が多く、普段ソフトコンタクトレンズを外せないため個人的にとても重宝しています。 このソフトサンティアひとみストレッチ、通常のソフトサンティアとどう違うのか? 薬局でも、通常のソフトサンティアとソフトサンティアひとみストレッチの違いについて聞かれることがあると思いますので、簡単に違いについてまと…続きを読む

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2016年3月29日(火)
抗菌薬の略語(略号)のまとめ

後発品の商品名が成分名になりつつあることから、一般名(成分名)で薬を扱う機会が増えているかと思います。 成分名が商品名となる薬剤が増えることで大変になるのは薬歴記載ではないでしょうか。 例えば、今までなら 「フロモックスは時間依存型の抗菌薬のため、5日間飲み切るよう指導」 と記載していたところを 「セフカペンピボキシルは時間依存性の抗菌薬のため、5日間飲み切るよう指導」 と記載しなけれ…続きを読む

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2016年3月29日(火)
シクレスト(アセナピンマレイン酸塩)の作用機序・副作用・特徴は?

抗精神病薬であるシクレスト(アセナピンマレイン酸塩)は、海外ではアセナピンマレイン酸塩は「統合失調症」と「双極性障害Ⅰ型での躁症状」の効能で使用されていますが、日本では2016年3月に「統合失調症」の適応で製造販売承認を取得しました。 シクレスト舌下錠(アセナピンマレイン酸塩)の作用機序、特徴、副作用についてまとめてみました。 シクレスト(アセナピンマレイン酸塩)の作用機序は? 多元受容体標…続きを読む

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2016年3月28日(月)
医薬品と併用注意のビタミン剤のまとめ

「市販のビタミン剤と併用しても大丈夫ですか?」 薬局薬剤師がよく受ける質問の一つに市販のビタミン剤と医療用の薬との飲み合わせがあるかと思います。 市販のビタミン剤であれば安心というイメージはあるかと思いますが、医薬品と併用に注意をしないといけないビタミン剤や、禁忌のビタミン剤もありますので見落とさないように注意しなければいけません。 医薬品との飲み合わせで注意が必要な…続きを読む

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