近日中に薬価収載予定の肥満症治療薬「オブリーン」。 ①消化管や膵臓から分泌される脂肪の分解酵素「リパーゼ」を阻害することで ↓ ②消化管からの脂質の吸収を抑制し ↓ ③その結果、体重を減少 内臓脂肪を減少させる。 という日本初の作用機序を持った薬剤です。11月19日に薬価収載の予定でしたが、保険適応するかどうかを巡り、追加データを求められているようです。 「オブリーン」の適応は、 …続きを読む
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2013年現在、日本で保険適用のあるインフルエンザ治療薬は4成分で、すべてが「ノイラミニダーゼ阻害薬」となります。 追記 2018年に新しい作用機序のインルフルンザ治療薬、バロキサビル(商品名:ゾフルーザ)が販売開始となり5成分となっています。 インフルエンザ治療薬の特徴、予防投与、治療の注意点についてまとめてみました。 インフルエンザ治療薬・用法・用量 一般名 商品名 作用機序 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗ウイルス薬
現役薬剤師で運営する薬剤師専門サイト「ファーマシスタ関西」運営会社代表の伊川勇樹(いかわゆうき)です。 私が薬剤師として転職活動をしていた時期に、ある転職サイトに登録をしました。 登録した直後に転職コンサルタントの方から着信が入りました。 「伊川さんにピッタリの職場があります!!」 との事でした。しかし、僕はあまりいい気分になれませんでした。 なぜなら、 電話で数分しかお話をしていない…続きを読む
記事カテゴリ:ファーマシスタ 薬剤師ブログ > 薬剤師の先生方へ
「MR×薬剤師×経営者」現役薬剤師の『好流 伸(すきる のばす)』です 11月も終わりに近づき、地域によっては紅葉が綺麗な時期となりました。 私も先日、薬局から車を1時間ほど走らせ、地域では紅葉で有名なお寺に行ってきました。普段は静かなお寺でもこのシーズンは観光客であふれており、臨時駐車場もできています。 さぞかし普段は無料な駐車場でも、駐車料金をとられるのだろうな~(関西人なので・・笑)と…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 薬剤師のためのマネジメント講座 > 「30代で薬局経営者」の薬局体験記
ビスホスホネート製剤は破骨細胞の働きを強力に抑える事で骨吸収を防ぎ、骨量を増加させる今や骨粗鬆症の第一選択薬として使用されている薬剤であります。 ビスホスホネート製剤服用中の患者さまで薬剤師として最も注意するべき点は? と聞いた場合、ほとんどの薬剤師さんが 「歯科医院への通院の有無を確認する」 「顎骨壊死の注意喚起」 と回答されるのはないでしょうか。 ビスホスホネート製剤による「顎骨壊…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 骨粗鬆症治療薬
「現役薬剤師発」薬剤師専門サイト『ファーマシスタ』運営会社代表の伊川勇樹(いかわゆうき)です。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」は薬剤師業界の活性化の為に、関西の現役薬剤師で運営しています。 「薬局の魅力がオープンにされた求人サイトを創りたい」 きっかけは私が転職活動をしていた時でした。 インターネットで検索をかけても転職サイトの情報はほとんどが「非公開」になっており、公開情報であっても…続きを読む
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パキシル錠は、SSRIの中でも比較的古くから使われている薬で、デプロメール、ルボックスの後に発売されています。ジェネリックが販売されているのもご存じかと思います 2012 年 6月に発売されましたパキシルCR錠は、先生方もご存じのように薬が胃で完全に溶けず、腸まで到達した頃に成分であるパロキセチンが溶け出すという仕組みを持った錠剤です。 パキシルCR錠のメリット 通常の錠剤であるパキシルを服…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗精神病薬・抗うつ薬・睡眠薬
「セントジョーンズワート含有食品は避けて下さい」 「セイヨウオトギリソウと飲み合わせが悪い理由は?」 薬情などでよく記載される文面なので、セントジョーンズワート(SJW)を含む食品について薬局で患者さんから質問を受けることがあるかと思います。 セントジョーンズワート含有食品や、問題となる薬との相互作用についてまとめてみました。 セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)を含む食品 …続きを読む
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軽度の認知症患者さまであれば本人が、または中高度でも家族の連れ添いのもとで薬局に来られるケースも多くあると思います。 薬局内にて薬剤師だけでなく調剤事務員を含め、認知症患者さまへの『接遇』を考えてみましょう。①処方せん受付においてのポイント 認知症の疾患特徴を全員理解する受付時の認知症患者さんの特徴 ・処方せん、保険証の提示を頻回に忘れる ・同じことを何度も言ったり、聞いたりする ・髪や服装…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師キャリアアップ情報 > 「ホスピタリティ力を高める」接遇講座
『せん妄』とは身体疾患が原因となって意識がぼんやりとした状態となり、錯覚や幻覚、妄想、興奮などが加わった状態がせん妄の特徴的な症状です。せん妄は、認知症と似ているので間違われることもありますが、それぞれ本質的には異なります。 せん妄と認知症の最も大きな違いは発症様式で、せん妄は急性、認知症特にアルツハイマー型では潜行性に発症し緩徐に進行します。 また、せん妄は夜間に増悪することが多く、夜間せん…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗認知症治療薬
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