薬剤師スキルアップ情報

2016年6月15日(水)
「在宅を始める薬剤師必見」在宅医療でよく使う略語

在宅医療をする上で多職種連携は欠かせません。 往診同行を行う薬局も増えてきていますね。 私も日々往診に同行していますが、私のように最初から薬局やドラッグストアに就職した方は医師や看護師の使う略語に戸惑うことが多いと思います。そこで今回は私が在宅医療にかかわってきた中でこれは大事だと思った略語を紹介します。 在宅医療に係る職種・診療科の略語  略語意味職業Dr.医師Ns看護師CSケアスタッフ。ヘルパ…続きを読む

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2016年6月11日(土)
ピリン系の薬剤について解説 医療用医薬品・OTC(市販薬)の一覧

「ピリン系アレルギーあり」 患者アンケートなどで「ピリン系にアレルギー」と書かれていることがありませんか? ピリン疹という言葉も有名ですが、具体的にはどの薬を避ければ良いのでしょうか。 医療用医薬品とOTC(市販薬)ではどのような薬剤がピリン系に該当するのかまとめました。 目次 ピリン系薬剤とは?アスピリンは該当? ピリン疹とは イソプロピルアンチピリンに注意! ピリン系の医療用医…続きを読む

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2016年6月6日(月)
気管支喘息に効能・効果のある第二世代抗ヒスタミン薬の一覧・作用機序について

Drから「気管支喘息に適応のある第二世代の抗ヒスタミン薬は何がある?」 と聞かれた場合、みなさんの薬局では何の薬剤を思い浮かべるでしょうか? これは僕自身が実際に聞かれた経験があるのですが、すぐに答えられず治療薬マニュアルに頼った苦い経験があります。 第二世代の抗ヒスタミン薬についてどの薬剤が気管支喘息に適応があるのか? 頭に入れておくと医療従事者や患者さんへの対応に役立つことがあるかと思…続きを読む

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2016年5月31日(火)
妊娠・授乳中に安全な第二世代抗アレルギー薬

「妊娠中に安全な抗アレルギー薬は?」 「抗アレルギー薬服用中に授乳を中止しなくていい?」 Drや患者さんから、このような質問を受けた経験はないでしょうか? 日本の添付文書ではほとんどの抗アレルギー薬が 「妊婦へは治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ投与すること」 となっています。 そのため添付文書やインタビューフォームだけでは、どの薬剤が安全なのか判断が難しいですよね。 また授乳時の…続きを読む

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2016年5月24日(火)
「ムコダイン」「ムコソルバン」「ビソルボン」の作用機序の違い・使い分け

風邪や気管支炎の時に処方される去痰薬。 去痰薬といえば何が思い浮かび上がるでしょうか? おそらく3大去痰薬といえば、 ムコダイン(成分名:Lカルボシステイン) ムコソルバン(成分名:アンブロキソール塩酸塩) ビソルボン(成分名:ブロムヘキシン塩酸塩) ではないでしょうか。 それぞれの作用機序の違いや使い分けが分かれば、同じ去痰薬でも服用指導に少し変化をつけることができます。 作用機序や…続きを読む

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2016年5月23日(月)
ステロイドのランク・強さの比較一覧表

ステロイドの強さ・強度のランクは ストロンゲスト(最も強い) ベリーストロング(とても強い) ストロング(強い) マイルド(優しい) ウィーク(弱い) と5段階に分かれるのですが、医療用医薬品のストロイド外用剤について 強さ別の一覧と規格、用法・用量についてまとめてみました。 ストロンゲスト(最も強い)ステロイド一覧 成分名  薬品名  規格  用法・用量…続きを読む

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2016年5月17日(火)
アクアチムクリーム・ローションとゼビアックスローションの違い・比較

ざ瘡(ニキビ)に保険適応のあるアクアチムクリーム・ローション(成分名:ナジフロキサシン)とゼビアックスローション(成分名:オゼノキサシン)。 どちらもキノロン系の抗菌薬で、細菌のDNAジャイレースとトポイソメラーゼIVに作用してDNAの複製を阻害します。 薬局でも 「アクアチムとゼビアックスの違いは?効果に差がある?」 といった質問を受けることもあるかと思います。 アクアチムとゼビアック…続きを読む

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2016年5月12日(木)
サインバルタ(デュロキセチン)が痛みを抑える作用機序

サインバルタ(成分名:デュロキセチン塩酸塩)といえばセロトニン・ノルアドレナリンの再取り込み阻害薬(SNRI)です。 SNRIはセロトニン、ノルアドレナリンが細胞内に再度取り込まれるのを阻害し、脳の細胞外でのセロトニンとノルアドレナリンの量を増やします。 セロトニンが増える →不安やうつを和らげる ノルアドレナリンが増える →意欲の低下を改善する うつや不安だでけなく、何もやる気が…続きを読む

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2016年5月11日(水)
「抗精神病薬の副作用」体重増加の原因・メカニズム

「薬を飲み始めて太ってきたけど副作用?」 「食事の量は変わらないのに体重が増えてきた・・・」 薬局にて、抗精神病薬を服用される患者さんから、このような相談を受けた経験のある薬剤師もいらっしゃるのではないでしょうか。 NaSSAのリフレックス・レメロン(成分名:ミルタザピン)やジプレキサ(成分名:オランザピン)、コントミン(成分名:クロルプロマジン)、SSRIのパキシル(成分名:パロキセチン)…続きを読む

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2016年5月10日(火)
SSRIやSNRIによるセロトニン症候群の初期症状・治療薬

パキシルやレクサプロなどのSSRI、サインバルタなどのSNRI、リフレックスやレメロンといったNaSSAなど、セロトニンを高める薬剤で注意しないといけないのが「セロトニン症候群」です。 セロトニン症候群の起こる確率は極めて低いですが、薬局薬剤師が正しい知識を持つことによって、セロトニン症候群は防ぐことのできる副作用だと考えています。 セロトニン症候群の初期症状、原因となる薬、治…続きを読む

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