こんにちは。 メディカルライターのリナです。 ドラッグストアで働いていると、駆け込み寺のようにお客さんが色々なご相談に来られます。 風邪はもちろん、蜂に刺された、怪我をした、湿疹が出た等々。 病院が休診であったり、忙しくて受診する時間の取れない会社員の方にとって、ドラッグストアで働く薬剤師は最も身近な医療従事者です。 今回は改めてそういった「薬剤師の社会的な位置づけ」を意識した事例を紹…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 痛風・高尿酸血症治療剤
注意欠陥/多動性障害(AD/HD)はAttention-Deficit/Hyperactivity Disorderの略で、7歳未満に発症する発達障害の一つです。 不注意、多動性、衝動性の3つが主症状となります。 主症状 具体的症状 不注意 忘れ物をする 約束を忘れる すぐに気が散る 多動性 じっとできない 静かにできない 落ち着きがない 衝動性 質問が終わる前に…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗精神病薬・抗うつ薬・睡眠薬
白癬やカンジダ症に処方される抗真菌薬の外用薬はいくつか系統がありますが、 共通した作用機序は真菌細胞膜の構成成分である「エルゴステロール生合成の阻害」です。 大まかに作用機序は同じですが、抗真菌薬の系統によってエルゴステロールの生合成阻害に対するアプローチに違いがあります。 エルゴステロールの合成経路と、抗真菌薬がエルゴステロール合成経路のどこを阻害するのか? 抗真菌薬…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗真菌薬
こんにちは。 ライター薬剤師のリナです 。 梅雨時期は色々な体調不良を見かけますが、今回は喘息について書かせていただこうと思います。 現場で活躍する薬剤師のために、喘息患者さんへの服薬指導に役立つ情報になれば幸いです。 梅雨時期の体調不良の原因「湿邪」 梅雨のシーズンになると、気圧の影響もあって天気の悪い日は喘息患者さんにとって辛い時期になるようです。 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 気管支拡張薬・気管支喘息治療薬
利尿薬は下記のように分類されます。 サイアザイド利尿薬 サイアザイド類似利尿薬 ループ利尿薬 カリウム保持性利尿薬 バソプレシン拮抗薬 炭酸脱水酵素阻害薬 薬局で主に扱う利尿剤について作用機序や特徴についてまとめました。 利尿剤一覧(サイアザイド・ループ・カリウム保持性・バソプレシン拮抗) 利尿薬の作用機序はざっくりいえば全て同じで、腎臓の尿細管でNaや水分の再吸収を…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 利尿薬
2型糖尿病治療薬で尿中から糖を排泄させるSGLT2阻害薬。 SGLT2阻害薬であるルセオグリフロジン(商品名:ルセフィ)について作用機序や特徴、服薬指導時の要点をまとめました。 ルセオグリフロジン(ルセフィ)の作用機序・作用部位 SGLT2とは? 血中のグルコースは血液循環し腎臓の糸球体でろ過された後、腎臓の近位尿細管で再吸収されます。 その再吸収の役割を担っているのがSGLT2です。 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
「突然、施設在宅の依頼があった」 「施設から訪問依頼があったけど居宅療養管理指導は算定できるの?」 薬局ではよくあるケースではないでしょうか。 高齢者施設には下記の種類があります。 サービス付き高齢者住宅(サ高住) 有料老人ホーム グループホーム 介護老人福祉施設(特養) 介護老人保健施設(老健) 介護療養型医療施設(療養病床) 高齢者施設といっても、処方せんが発行…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「薬局長必見」薬事法規・調剤報酬情報 > 「薬局長は必見」薬事法規情報 > 保険制度
腎臓の機能が低下し、低カルシウム血症、高リン血症が続くと副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が亢進し、二次性副甲状腺機能亢進症(Secondary Hyperparathyroidism :SHPT)となってしまいます。 副甲状腺ホルモン(パラトルモン)とは? 副甲状腺は甲状腺の左右両葉の裏側の上下に2コずつ、計4つある米粒大くらいの臓器です。 副甲状腺から分泌されるPTH(パラトルモン)は血清…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 腎臓疾患・透析治療薬
血液透析患者さんの7割近くの方が皮膚の痒みに悩まされているといわれます。 血液透析患者さんの皮膚の痒みは乾燥などによる末梢性の痒みと、中枢性の痒みに分類されます。 中枢性の痒みについてはオピオイド受容体が関与していると考えられています。 透析患者さんの中枢性の皮膚の痒みに処方されるのが、ナルフラフィン(商品名:レミッチ・ノピコール)です。 血液透析・中枢性の痒み治療…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 腎臓疾患・透析治療薬
こんにちは。 健康食品を担当しているエビデンスエージェントの工藤知也です。 「飲む日焼け止め」と検索すると、50万件以上ヒットします。 インスタグラムを中心とした広告展開で、 「飲む」という手軽さが受け、想像以上に流行しているようです。 まさに紫外線が強いこの季節、 来局する患者さんの中にも使っている方がいるかもしれません。 無論、パッケ…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 健康食品
お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。