チェーン薬局勤務の薬剤師シンです。 「抗不安薬をこのまま飲み続けて本当に大丈夫かしら・・・?」 「依存性がないか心配・・・。」 「睡眠薬はできれば飲みたくないんだけど、どうしても頼ってしまう・・・。」 このような抗不安薬や睡眠薬についての相談を薬局で受ける機会は多いのではないでしょうか? 今回は、ベンゾジアゼピン系薬(以下BZ)の削減のために薬剤師ができることについてご紹介していきます。…続きを読む
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ベンゾジアゼピン系の睡眠薬・抗不安薬は消失半減期の長さによって 超短時間型 短時間型 中間型 長時間型 超長時間型 に分類されます。 それぞれの一般名・先発品商品名について一覧にしました。 超短時間型ベンゾジアゼピン系一覧 分類 一般名 先発品商品名 超短時間型 ゾルピデム 非ベンゾジアゼピン系 マイスリー ゾピクロン 非ベンゾジアゼピン系 アモバン…続きを読む
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薬剤師ライターの裕と申します。 先日参加したロコアテープのメーカー勉強会で得た情報を共有したいと思います。 ロコアテープの成分・ハッカ油配合の理由 ロコアテープはエスフルルビプロフェンとハッカ油を有効成分としたNSAIDsテープ剤です。 エスフルルビプロフェンはフルルビプロフェンの光学異性体であり、フルルビプロフェンよりも2倍近いCOX(シクロオキシゲナーゼ)阻害作用を示します。 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 解熱・鎮痛剤
こんにちは。 メディカルライターの今井雄基です。 ケアマネージャー(以下ケアマネ)の認識が少しずつ上がってきているのか、ケアマネから薬剤師による居宅訪問の依頼が増えているように感じます。 そこで実際にあった、普段連絡を取っていないケアマネから在宅患者さんの新規受け入れを急に電話で頼まれた場合の対応についてお伝えします。 急に電話があった際に受け入れることが可能かどうかの判断が必要ですので、…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 在宅医療
こんにちは、メディカルライターのサエです。 前回はCKDの定義、原因、経過、治療について述べましたが、今回からはCKDにおける薬物治療について詳しく述べていきます。 第1回目はCKDの降圧薬による治療についてです。 CKD患者の降圧目標 CKD患者は高血圧症を合併していることが多く、高血圧により腎機能は低下していきます。 CKD患者の降圧目標は140/90mmHgとされていますが、糖尿病…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 腎臓疾患・透析治療薬
冬から春にかけて胃腸炎の原因となるのがロタウイルスです。 ロタウイルスは感染力が強く、重症化や合併症である脳炎・脳症を防ぐためにも生後2ヶ月からワクチン接種が任意で行われていましたが、2020年10月より定期接種となりました。 ロタウイルスのワクチンは ロタリックス(1価ワクチン 2回接種) ロタテック(5価ワクチン 3回接種) の2種類が存在します。 小児科ではどちらか一方か、ま…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > ワクチン(予防接種用薬)
こんにちは。 薬剤師ライターのJです。 少し特殊な条件下で起きたクレームの話を書きたいと思います。 今回の話のような事態になることはあまりないとは思いますが、この記事を見ていただいた方に情報伝達の大切さが伝わっていただければと思います。 ある日のことです、患者さんからクレームの電話がかかってきました。 いつもの薬と違う、いったいどうなっているんだ! 患者さんはかなり怒っているようでした…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師ライターのまいです。 処方箋受付時に処方医の登録等確認が必要な薬剤についてまとめてみました。 処方医の登録などの確認が必要な「麻薬」 デュロテップMTパッチ、ワンデュロパッチ、フェントステープは慢性疼痛への処方の場合、調剤前の確認が必要になります。 (癌性疼痛への処方の場合は不要となります) 商品名 メーカー名 事前の薬局・薬剤師の登録・研修 調剤前の確認事項…続きを読む
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米国内科学会(以下、ACP)は、2018年3月6日、糖尿病の治療に関する新しいガイダンスを発表(Ann Intern Med 168 (8), 569‒576. 2018)したが、そのACPのガイダンスに対して米国糖尿病学会(以下、ADA)が反論している(2)。 米国での糖尿病治療に関する基準は、従来から米国糖尿病学会(ADA)により発表された基準が一般的なものとして米国のみならず、世界中に受け…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 内分泌/代謝
こんにちは。 薬剤師ライターのJです。 今回の記事は同僚から実際に聞いた話ですが、その内容を知っていないと私も間違えそうだなと思った「硝酸イソソルビド徐放剤の一般名処方」についての話を書きたいと思います。 ある日のことです。 同僚薬剤師 Jさん、久しぶりに調剤過誤やってしまいました・・・。 薬剤師 J それは珍しいですね、どんなミスだったんですか? その同僚薬剤師は別の薬局で…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血管拡張薬
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