後発品の商品名が成分名になりつつあることから、一般名(成分名)で薬を扱う機会が増えているかと思います。 成分名が商品名となる薬剤が増えることで大変になるのは薬歴記載ではないでしょうか。 例えば、今までなら 「フロモックスは時間依存型の抗菌薬のため、5日間飲み切るよう指導」 と記載していたところを 「セフカペンピボキシルは時間依存性の抗菌薬のため、5日間飲み切るよう指導」 と記載しなけれ…続きを読む
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抗精神病薬であるシクレスト(アセナピンマレイン酸塩)は、海外ではアセナピンマレイン酸塩は「統合失調症」と「双極性障害Ⅰ型での躁症状」の効能で使用されていますが、日本では2016年3月に「統合失調症」の適応で製造販売承認を取得しました。 シクレスト舌下錠(アセナピンマレイン酸塩)の作用機序、特徴、副作用についてまとめてみました。 シクレスト(アセナピンマレイン酸塩)の作用機序は? 多元受容体標…続きを読む
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「市販のビタミン剤と併用しても大丈夫ですか?」 薬局薬剤師がよく受ける質問の一つに市販のビタミン剤と医療用の薬との飲み合わせがあるかと思います。 市販のビタミン剤であれば安心というイメージはあるかと思いますが、医薬品と併用に注意をしないといけないビタミン剤や、禁忌のビタミン剤もありますので見落とさないように注意しなければいけません。 医薬品との飲み合わせで注意が必要な…続きを読む
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消毒用エタノール、無水エタノール、エタノールの違いは? 薬局でもエタノールを霧吹きに入れて、調剤台の掃除に使ったり、カット綿に染み込ませて軟膏板や軟膏ベラ、スパーテルなどの消毒に使用することがあるかと思います。 その際に消毒用エタノール、無水エタノール、エタノールの内、どのエタノールを使用すればよいのか?またそれぞれの違いについて把握しておく必要があります。 消毒用エタノール、無水エタノール…続きを読む
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日本薬局方において水は、常水(水道水・井戸水)、精製水、滅菌精製水、注射用水の4種類が定められています。 精製水、滅菌精製水、注射用水はそれぞれどのように違うのか?また蒸留水についても触れてみたいと思います。 注射用水、滅菌精製水、精製水、蒸留水の違い・比較 精製水 常水(水道水・井戸水)をイオン交換や蒸留、超ろ過、逆浸透を単独はそれらを組み合わせ精製したもので不純物を含みません。 コン…続きを読む
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初回質問票の摂取している健康食品の欄に「イチョウ葉エキス」と記載された患者さんに出会った経験はないでしょうか? イチョウ葉エキスは「血液をさらさらにする」「血行を良くして肩こりを緩和する」「アルツハイマー型痴呆に効く」などいわれ、調剤併設ドラッグストアに勤務していた時に「イチョウ葉エキス」について質問されることが何度かありました。 イチョウ葉エキスはドイツやオーストリアでは医薬品として脳梗塞、…続きを読む
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管理薬剤師(薬局長)などマネジメントに従事する薬剤師さんが読めないといけない財務諸表に損益計算書があります。 損益計算書(PL)についての解説はこちらにまとめています。 ・【損益計算書(PL)】薬局長が見るべき数字 損益計算書を見る上で重要なのは、売上総利益率(粗利率)、販売管理費率、営業利益率というように、売上に占める割合(率)を把握することです。 自分の会社の指標だけで…続きを読む
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H1受容体拮抗薬などの抗アレルギー薬や、ロイコトリエン拮抗薬は小児に処方される機会が多いことから口腔崩壊錠(OD)やチュアブル錠が多く発売されています。 そのためお母さまから「どんな味がするの?」と聞かれるケースもあるかと思います。 抗アレルギー薬の口腔崩壊錠(OD)、チュアブル錠の味についてまとめてみました。抗アレルギー薬のOD・チュアブルの味のまとめ アレグラOD錠60mgの味味:バナナ味…続きを読む
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2016年の調剤報酬改定により、「重複投薬・相互作用防止加算」から、「重複投薬・相互作用等防止加算」に名称が変更になります。 また重複投薬や相互作用防止の目的で疑義照会を行い、処方変更があった場合20点、処方変更がなかった場合10点の算定が可能でしたが、2016年の調剤報酬改定より、処方変更になった時のみ30点の算定となります。 2018年の調剤報酬改定により下記のように変更となっています。 …続きを読む
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