例:ナウゼリン坐剤 アルピニー坐剤 間隔
全国の現役薬剤師が発信する製薬企業ニュース
長時間作用型ノイラミニダーゼ阻害剤である「イナビル」が10歳未満の小児について予防投与の効能・効果を取得したと2016年8月26日に販売元の第一三共が発表しました。 また10歳以上と成人についても、従来の予防投与の用法(1日1回×2日投与)に変更が生じています。 それぞれの使用方法については下記の通りです。10歳未満の子供へのイナビル予防投与の用法・用量今回追加 10歳未満の場合、ラニナミビ…続きを読む
記事カテゴリ:医療ニュース > 製薬
2016年8月25日より、ロキソニンテープ、ロキソニンパップ、ロキソニンゲルの市販薬(OTC)が販売スタートになります。 錠剤と同じで、ロキソニンSテープ、ロキソニンSパップ、ロキソニンSゲルと名前に「S」がつきます。 市販のロキソニンSの外用剤と医療用について有効成分・添加物・効能・効果の違いについてまとめてみました。「S」の意味・由来は? 「S」の由来ですが安全「Safety」、速い「S…続きを読む
うつや統合失調症時の鎮静、催眠のために処方されるベゲタミンが販売中止が決定しました。 2016年12月31日を持って塩野義製薬からの供給を停止し、流通在庫次第で、販売中止となるそうです。販売中止の理由は薬物乱用防止 ベゲタミンには、クロルプロマジン、抗ヒスタミン薬のプロメタジン、バルビツール酸のフェノバルビタールが配合されています。ベゲタミンAとBの1錠中に含まれる成分量は下記の通りです。有効成…続きを読む
明治製菓ファルマよりポビドンヨードを含有するメイスパン配合軟膏が2016年5月に発売されました。 メイスパン配合軟膏はユーパスタ、ソアナースのジェネリック医薬品となります。 もともとポビドンヨード含有軟膏は明治製菓ファルマよりイソジンシュガーパスタ軟膏として販売されていましたが、「イソジン」がムンディファーマへ移管したことから後継品としてメイスパン配合軟膏を発売しています。メイスパンとイソジン…続きを読む
痛風発作の緩解及び予防に使用される「コルヒチン」が家族性地中海熱の効能・効果、用法・用量追加に関する公知申請を2016年3月24日に発売元の高田製薬が行いました。 公知申請とは? 日本で承認されている医薬品の適応外使用について、有効性・安全性が医学・薬学的に「公知」である場合、臨床試験の全部または一部を新たに実施することなく適応拡大の承認申請ができる制度です。 家族性地中海熱とは?家族性地中海熱…続きを読む
2016年3月28日に16成分34品目の新薬が厚生労働省より製造販売承認を取得しました。このうち6成分が抗ガン剤となっています。 シクレスト舌下錠5mg、同10mgの特徴成分:アセナピンマレイン酸塩 メーカー:Meiji Seika ファルマ 作用機序:既存の非定型抗精神病薬とは異なる特有の受容体結合プロファイルを有する新規非定型抗精神病薬 効能・効果:統合失調症 フィコンパ錠2mg、同…続きを読む
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)であるサインバルタ(成分名:デュロキセチン塩酸塩)が慢性腰痛症に伴う疼痛の適応を厚生労働省より取得しました。慢性腰痛症とは?腰痛は発症期間によって、大きく急性腰痛と慢性腰痛に分けられます。 痛みが3ヵ月以内で治まる場合は急性腰痛、3ケ月以上続く場合を、慢性疼痛と定義されます。慢性腰痛症にサインバルタが効く理由・作用機序(メカニズム)サインバ…続きを読む
プロナーゼ製剤「エンピナースPカプセル9000」「エンピナースP錠18000」が発売中止となります。2016年3月17日に開催された薬事・食品衛生審議会医薬品再評価部会にて「現在の医療環境において医療上の有用性は低下したと考えられ、現時点での医療上の有用性は確認できない」と結論付けられたことから、発売元の科研製薬は発売中止とし、自主回収を行うとしています。エンピナースといえば、錠剤(18000単位…続きを読む
リゾチームを販売するサンノーバ・エーザイ(製品名:ノイチーム)、日本新薬(製品名:レフトーゼ)、あすか・武田(製品名:アクディーム)が発売を中止し、自主回収することを発表しました。リゾチーム製剤は「慢性副鼻腔炎」、「気管支炎」、「気管支喘息」、「気管支拡張症」に係る適応をとっていましたが、2015年12月に「慢性副鼻腔炎の腫脹の緩解」の適応が削除になっていました。2016年3月17日に開催された薬…続きを読む
うつ病や夜尿症などで使用されるトリプタノール(成分名:アミトリプチリン塩酸塩)ですが、公知申請にて2016年2月に末梢性神経障害性疼痛での効能・効果の追加を取得しています。公知申請とは? 日本で承認されている医薬品の適応外使用について、有効性・安全性が医学・薬学的に「公知」である場合、臨床試験の全部または一部を新たに実施することなく適応拡大の承認申請ができる制度です。 つまり、効果もあり、安全…続きを読む
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