昨今、国の方針では門前薬局でなく面分業の薬局を推奨する傾向が見られます。 しかし敷地内薬局が容認され現在では大型病院を中心に多くの敷地内薬局が存在します。 2018年度調剤報酬改定では病院での敷地内薬局では著しく基本料が下げられ話題になりました。 2020年度調剤報酬改定では病院だけでなくクリニックや診療所内も対象になりました。 敷地内薬局としての基本料(特別調剤基本料)に該当するクリニッ…続きを読む
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薬局を新規で開業、またはM&Aなどで継承する場合に、薬務課(保健所)の立会検査を受けなければいけません。 保健所の立ち入り検査までに、定められた備品・書籍を準備する必要があります。 私がこれまで何度か薬局の立ち上げの度に、何度も保健所に出向いて確認をした経験をもとに、記事に残しておきたいと思います。 新規で薬局開業される方の参考になれば幸いです。 薬局開局時の備品一覧 保健所の立ち入り検…続きを読む
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薬局をスタートすると、 「待合室で患者さんにどうやって快適に過ごしていただくか」 を考えることになるかと思います。 薬局の待合室で、 「小児の多い薬局なのでキッズスペースでアンパンマンのDVDを流している」 「自分で購入したCDを薬局の待合室でBGMとして流している」 このような薬局で働いたことのある、または聞いたことがあるという薬剤師もいらっしゃるかもしれません。 実はこれらを無許…続きを読む
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薬局の新規出店が決まった際、 考えないといけないのが、薬局の内装工事業者の選定です。 テナントへの入居であれば坪数にもよりますが、よほどこだわらない限り看板も含めて500万円〜1000万円の範囲で内装工事費用はおさまるかと思います。 しかし、業者にとっては、 「高いわりに、質はそこまでよくなかった・・・。」 なんてケースもあるため注意しなければいけません。 内装業者の探し方 薬局の工…続きを読む
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薬価収載されている経腸栄養剤には多くの種類があります。 味で選ぶことも多いと思いますが、含まれている栄養成分も少しずつ異なっています。 そこで栄養成分の違いをまとめました。 また、保険適用とはなりませんが服用患者の多いメイバランスについても一緒に比較を行いました。 栄養成分比較表 エネーボ・イノラス・メイバランスには微量元素が含まれる エネーボは発売当初、エンシュアやエンシュア・Hには…続きを読む
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関節リウマチ治療薬の治療薬であるJAK阻害薬、フィルゴチニブマレイン酸塩錠(商品名:ジセレカ錠)が2020年に製造販売承認されました。 関節リウマチではメトトレキサート(商品名:リウマトレックス)などのcsDMARDs(従来型抗リウマチ薬)が第一選択として処方されます。 従来型抗リウマチ薬で効果不十分な場合にbDMARDs(生物学的製剤)の使用が検討され、 bDMARDs(生物学的製剤)で効…続きを読む
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YAM(読み方:ヤム)はyoung adult meanの略語で骨粗鬆症の診断のための指標。 若年成人の骨密度(BMD)の平均値を100%とした場合、患者さんのBMD値は何%になるのか表したもの。 骨粗鬆症の診断のための骨密度の測定部位は原則として腰椎、大腿骨近位部でDXA(デキサ)法という測定法となる。 若年成人の具体的な年齢は腰椎で20〜44歳、大腿骨近位部で20〜29歳。 目的 骨…続きを読む
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ASTはアスパラギン酸トランスアミナーゼ(ASpartate Transaminase)の略。 肝臓をはじめ肝臓以外の臓器(心臓、骨格筋、血液)などからの逸脱酵素です。 細胞が傷害されると血液中に流出するため検査値が上昇します。 類似の検査値にALTがあります。 ASTが肝臓以外の臓器にも含まれるのに対し、ALTは主に肝臓に含まれます。 そのためASTの大小だけでなくALTと比較をするこ…続きを読む
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ALTはアラニンアミノトランスアミナーゼ(ALanine Transaminase)の略で肝細胞からの逸脱酵素のことです。 数値が高いと肝細胞が傷害されていることを示します。 類似の検査値にASTがあります。 ALTが主に肝細胞に含まれるのに対しASTは肝細胞以外の臓器(骨格筋、血液、心筋)などにも含まれるため数値の大小だけでなくAST/ALTを考慮することで肝臓での病変なのか、それ以外での…続きを読む
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昨今は施設在宅や個人在宅と「在宅医療」で薬剤師が活躍する場面が増えてきました。 そこで度々必要になってくるのが「簡易懸濁法」です。 現在は病院だけでなく薬局でも活用の場が増えています。 今まで粉砕に時間を取られていた患者さんへ「簡易懸濁」を提案することで、 薬局にとっても患者さんやご家族にとってもメリットがあるケースがあります。 簡易懸濁とは何か? また簡易懸濁の方法の一例、メリットに…続きを読む
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