食べ物を認識してから、口を経由して胃の中へ送り込む一連の動作のことを『摂食嚥下』といいます。 「食事中にむせやすくなった・・。」 「食べ物が飲み込み辛くなった・・。」 と摂食嚥下障害を訴える高齢の患者さんに医療現場で対応するケースもあるのではないでしょうか。 摂食嚥下障害には、 器質的原因 構造上に問題がある 機能的原因 構造上は問題ないが神経や筋肉に問題がある 心理的原因…続きを読む
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2017年からセルフメディケーション税制が開始され 医療費削減のためにも軽微な症状であればOTC医薬品を活用することが推奨されています。 その流れにより、スイッチOTCも年々増えてきていますし、 薬剤師が適切なOTC医薬品を選んで患者さんにお勧めする機会も増えてきているのではないでしょうか。 皮膚科でアレグラ(一般名:フェキソフェナジン)が処方されている患者さんが、スイッチOTCであるアレ…続きを読む
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緑内障・高眼圧症治療薬であるアイベータ点眼液(一般名:ブリモニジン酒石酸塩・チモロールマレイン酸塩配合)が2019年12月9日に発売となりました。 アイベータ点眼液はα2刺激薬であるアイファガン点眼液0.1%(一般名:ブリモニジン酒石酸塩)とβ遮断薬であるチモプトール点眼液0.5%(一般名:チモロールマレイン酸塩)の配合点眼液です。 従来は、アイファガン点眼液とチモプトール点眼液をそれぞれ1日…続きを読む
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尋常性ざ瘡(読み方:じんじょうせいざそう)に処方されるのがデュアック配合ゲルです。 デュアック配合ゲルは、抗菌薬であるクリンダマイシンCLDM(商品名:ダラシンTゲル)と過酸化ベンゾイルBPO(商品名:ベピオゲル)が配合された薬となっています。 なお、ベピオゲルは1g中に過酸化ベンゾイルが25mg(2%)入っていますが、デュアック配合ゲルは過酸化ベンゾイルが1g中30mg(3%)入っており、ベ…続きを読む
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ワルファリン服用中は納豆などのビタミンKが多く含まれる商品を避けるように服薬指導しなければいけないけど、納豆味のうまい棒など納豆を加工した食品はどうなんろう・・・。 以前、ワルファリンカリウム(商品名:ワーファリン)を服用している小児患者のご家族から、「PT-INRが安定しない」というご相談がありました。 併用注意となるような薬剤を服用しておらず、肝機能や腎機能にも異常は見られないことを確認し…続きを読む
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経口カリウム製剤は4成分が存在しますが、どのような違いがあるのでしょうか。 2020年にノバルティス社のスローケー錠(一般名:塩化カリウム徐放剤)が販売中止になったことからも、経口カリウム製剤の切り替えや比較をされるケースが増えたのではないでしょうか。 経口カリウム製剤の違いや使い分けについて考えてみたいと思います。 経口カリウム製剤一覧・mEq・常用量比較 一般名 商品名 1錠・1g…続きを読む
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起床時に服用する骨粗鬆症の薬を飲んでると抜歯できないと聞いたことがあるのですが、どれくらい休薬しないといけませんか? ビスホスホネート製剤を服用中の方から抜歯時の休薬について相談を受けるケースは薬局でもあるかと思います。 これは、顎骨壊死(読み方:がっこつえし)を予防するためです。 顎骨壊死とは、あごの骨が炎症を起こして壊死するもので、ビスホスホネート製剤を服用中に抜歯などの侵襲的歯科治療に…続きを読む
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尋常性ざ瘡(読み方:じんじょうせいざそう)に処方される外用薬がディフェリンゲル(一般名:アダパレン)です。 ディフェリンゲル(アダパレン)の作用機序や、服薬指導でのポイントをまとめました。 作用機序 皮膚表面をつくる細胞が生まれてから角質になるまでの過程(角化)を調節して毛穴のつまりを改善。 具体的な作用機序は下記のとおり。 表皮細胞の核内レチノイン酸受容体(RARγ)に結合 ↓ …続きを読む
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嚥下状態が低下している患者さんなど内服以外の剤形を使用したい場合に坐剤・座薬が候補となります。 吸収が早く効果発現が早いという特徴があり、経口摂取が困難な患者様にも使用することができます。 そこで薬価収載されている坐剤・座薬にどのような種類があるのかを薬効別にまとめました。 この記事のポイント カロナール坐剤やナウゼリン坐剤以外にも様々な薬効の坐薬が存在する 水溶性基剤の坐剤と疎水性…続きを読む
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薬局で期限切れの処方箋を受け付けたとき、どのように対応しますでしょうか? 処方箋発行元の医療機関に疑義照会をして期限延長をお願いする 患者さんに再度医療機関に行ってもらい処方箋の再発行をしてもらう 患者さんに再度医療機関に行ってもらい処方箋の使用期限を延長してもらう この中で、「1」の薬局から電話などの疑義照会で処方箋の期間延長は認められません。 以前は薬局からの電話で処方箋の期限…続きを読む
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