非麻薬性鎮痛剤のレペタン坐剤(一般名:ブプレノフィン塩酸塩)が処方された場合、 薬剤師は何に気をつける必要があるでしょうか? レペタン坐剤には投与日数が14日以内という制限があります。 他の内服タイプの向精神薬と異なり、坐薬の場合は投与制限を見落としてしまうことがあるかもしれません。 知っていないと日数オーバーをスルーしてしまう可能性がありますので、情報共有できればと思います。 レペタン…続きを読む
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メディカルライターの平野菜摘子です。 「主治医からは授乳OKと言われたのですが、インターネットで検索したら授乳を中止することと記載があって不安・・・。」 「妊娠中だけど、この薬を飲んで赤ちゃんに影響でませんか?」 このように薬局で妊娠、授乳中の方から相談をうけるケースがあるかと思います。 妊娠・授乳期にも、風邪や扁桃腺炎などで処方されることがあるアジスロマイシン(先発商品名:シ…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 妊娠・授乳中の薬
メディカルライターの平野菜摘子です。 実際に私が経験したネキシウム(一般名:エソメプラゾール)とプレタール(一般名:シロスタゾール)を別の病院からそれぞれ処方され、内出血をおこしていた可能性のあった、高齢の患者さんの例について報告します。 どこの薬局でも起こりうる可能性がありますので、ぜひ頭の片隅においておくことをオススメします。 プレタール(シロスタゾール)で出血傾向のあった処方事例 佐…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗血栓薬
チェーン薬局勤務の薬剤師シンです。 「抗不安薬をこのまま飲み続けて本当に大丈夫かしら・・・?」 「依存性がないか心配・・・。」 「睡眠薬はできれば飲みたくないんだけど、どうしても頼ってしまう・・・。」 このような抗不安薬や睡眠薬についての相談を薬局で受ける機会は多いのではないでしょうか? 今回は、ベンゾジアゼピン系薬(以下BZ)の削減のために薬剤師ができることについてご紹介していきます。…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗精神病薬・抗うつ薬・睡眠薬
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬・抗不安薬は消失半減期の長さによって 超短時間型 短時間型 中間型 長時間型 超長時間型 に分類されます。 それぞれの一般名・先発品商品名について一覧にしました。 超短時間型ベンゾジアゼピン系一覧 分類 一般名 先発品商品名 超短時間型 ゾルピデム 非ベンゾジアゼピン系 マイスリー ゾピクロン 非ベンゾジアゼピン系 アモバン…続きを読む
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薬剤師ライターの裕と申します。 先日参加したロコアテープのメーカー勉強会で得た情報を共有したいと思います。 ロコアテープの成分・ハッカ油配合の理由 ロコアテープはエスフルルビプロフェンとハッカ油を有効成分としたNSAIDsテープ剤です。 エスフルルビプロフェンはフルルビプロフェンの光学異性体であり、フルルビプロフェンよりも2倍近いCOX(シクロオキシゲナーゼ)阻害作用を示します。 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 解熱・鎮痛剤
こんにちは。 メディカルライターの今井雄基です。 ケアマネージャー(以下ケアマネ)の認識が少しずつ上がってきているのか、ケアマネから薬剤師による居宅訪問の依頼が増えているように感じます。 そこで実際にあった、普段連絡を取っていないケアマネから在宅患者さんの新規受け入れを急に電話で頼まれた場合の対応についてお伝えします。 急に電話があった際に受け入れることが可能かどうかの判断が必要ですので、…続きを読む
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こんにちは、メディカルライターのサエです。 前回はCKDの定義、原因、経過、治療について述べましたが、今回からはCKDにおける薬物治療について詳しく述べていきます。 第1回目はCKDの降圧薬による治療についてです。 CKD患者の降圧目標 CKD患者は高血圧症を合併していることが多く、高血圧により腎機能は低下していきます。 CKD患者の降圧目標は140/90mmHgとされていますが、糖尿病…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 腎臓疾患・透析治療薬
こんにちは。 薬剤師ライターのJです。 今回の記事は子供が生まれる前に、 小児がよく来局する耳鼻科の門前薬局や小児科の門前薬局で働いていた時に感じていたことと、 現在子供の親として薬局に来局した際に思うことのギャップについて書きたいと思います。 私は子供が生まれる以前と以後で大きく考え方が変わったという実感があります。 そして昔の自分にアドバイスできるならしたいと思っています。 もし…続きを読む
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冬から春にかけて胃腸炎の原因となるのがロタウイルスです。 ロタウイルスは感染力が強く、重症化や合併症である脳炎・脳症を防ぐためにも生後2ヶ月からワクチン接種が任意で行われていましたが、2020年10月より定期接種となりました。 ロタウイルスのワクチンは ロタリックス(1価ワクチン 2回接種) ロタテック(5価ワクチン 3回接種) の2種類が存在します。 小児科ではどちらか一方か、ま…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > ワクチン(予防接種用薬)
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