ひとつの新薬を開発するには十数年もの年月がかかると言われていますが、ジェネリック医薬品(以下:ジェネリック)は有効成分を開発する必要がないため、かかる開発期間が新薬に比べて圧倒的に短くなります。 そのためジェネリックは、新薬よりもかなり安価に薬を販売することができるわけです。 薬局では患者さんからこのような質問を受けるケースもあるのではないでしょうか。 患者さん 後発医薬品と先発医薬品は値…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師ライターのうきです。 OTC医薬品でもよく知られており、薬局製剤でも使用頻度が高いインドメタシン1%外用液の作り方を解説いたします。 薬局製剤「インドメタシン1%外用液」処方の解説 インドメタシン外用液は、炎症患部に用いられる消炎鎮痛薬です。 主成分であるインドメタシンは、アリール酪酸系非ステロイド性抗炎症剤の一つで、強力な鎮痛・解熱・抗炎症効果を持っていますが、全身…続きを読む
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薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川勇樹です。 電子カルテが普及し便利になった反面、処方箋を発行する際に入力ミスが生じる可能性があることを薬剤師は頭に入れておかなかればいけません。 実際に私が薬局で経験したオーダリングシステムの入力間違いの事例について、ご紹介いたします。 ぜひ現場の薬剤師にも知ってほしい内容なので情報共有できればと思います。 レトロゾール錠2.5mgの処方ミス事…続きを読む
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こんにちは。 メディカルライターのサエです。 慢性腎臓病(CKD)患者に対する貧血と高尿酸血症の治療薬についてお話したいと思います。 CKD患者の貧血治療 CKDでは、エリスロポエチンの生成が低下するので腎性貧血になります。 腎性貧血は腎障害を進行させ、また貧血は心不全の増悪因子であるので、貧血の治療は重要です。 腎性貧血の治療には赤血球造血刺激因子製剤(Erythropoies…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 腎臓疾患・透析治療薬
こんにんちは。 薬剤師ライターのヒロです。 私は認知症の患者さんや脳血管疾患を発症した患者さんが多く入院している病院で勤務しています。 数年前から、五苓散の処方が多く見られるようになってきました。 薬剤師のみなさんもご存知の通り、五苓散は水毒症に用いられる漢方薬ですよね。 口渇や悪心・嘔吐、下痢、時には二日酔などに用いられるのが古典的な使用方法です。 しかし、最近の処方をみると別の疾患…続きを読む
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こんにちはメディカルライターの平野菜摘子です。 インスリン製剤の処方箋を持った患者さんが薬局に来られたら、 1型糖尿病の人か、2型糖尿病が進行しインスリン製剤で血糖コントロールをすることになった患者さんを思い浮かべると思います。 特に1型だった場合、長年インスリン製剤を使っており、患者さんも使い方をよく理解していると思いがちではないでしょうか。 1型糖尿病は、小さい子供のうちからインスリン…続きを読む
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日本人の多くの医療従事者は英語を含む外国語が話せず、外国人が受診した際はあたふたしながら診療や投薬している光景を目にします。 最近では日本でも避妊のためにピルを服用する患者さんも増えてきましたが、私が以前に就業していたカナダ(北米諸国等)では以前より避妊だけでなく大人の女性の「たしなみ」と言っていいほど、当たり前のようにピルを服用することが浸透しています。 初診の患者さんに対する問診表(英語)…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 産婦人科用薬
後発品の割合によって、調剤基本料が変わるため、可能なものは後発品への変更を意識して調剤をされている薬局も多いことと思います。 子宮内膜症治療薬のディナゲスト(一般名:ジエノゲスト)にも多くの後発品が存在します。 婦人科からディナゲストの処方箋を受けたときの後発医薬品への変更について考えてみたいと思います。 薬剤師 ディナゲストか。 後発品への変更不可のチェックがないし、患者さんにジェネリ…続きを読む
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チェーン薬局勤務のシンです。 今回は、高齢者に対して特に慎重な投与を要する薬物リスト(以下、本リスト)(1)について解説します。 まず始めにお伝えしますが、本リストは、週刊現代などの飲み続けると危ない薬リストとは、全くの別物です。 週刊現代のリストは、単に、売れている薬をターゲットとし、ベネフィットを無視してリスクのみを強調したものです。 リスク・ベネフィットの客観的な評価が行われておりま…続きを読む
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薬局の運営を行う上では、「健康保険法」や「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に代表される関係法律やそれらの政令、省令、告示、通知等を遵守しなければなりません。 行政通知には、法的拘束力はありませんが、厚生局の法令解釈や審査基準に大きく影響を与えるものであるため、実質、遵守事項になろうかと思います。 今回は、多々ある法規定の中で、薬局における法定掲示物を整理したいと…続きを読む
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