2019年11月18日(月)
アスベリン散・アスベリンドライシロップ【調剤ミスに注意】

別の剤形や規格があることを知っていれば調剤ミスは起こさなかった・・・。 このように感じたことのある薬剤師はいらっしゃるのではないでしょうか。 私が経験した、 アスベリン散10%とアスベリンドライシロップ2%でのヒヤリハット事例 をご紹介したいと思います。 中堅の薬剤師からすれば、あたりまえの情報かもしれませんが、初めて知る新人薬剤師もいらっしゃるかと思います。 「知らなかった・・・」 …続きを読む

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2019年11月11日(月)
MRI検査時に剥がす必要のある貼付剤・テープ製剤まとめ

テープ製剤は血中濃度が安定する、使用したかどうかの確認が容易などのメリットが多い一方で、一部MRI検査時に剥がす必要があるテープ製剤が存在します。MRI検査時に剥がす必要があるテープ製剤を一覧にまとめました。 MRI検査時に剥がす必要があるかどうかを確認し、剥がす必要があるテープについては患者さんに伝えるようにしましょう。 MRI検査時に剥がす必要のある製剤一覧(外用薬) 一般名 商品名 …続きを読む

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2019年11月6日(水)
SLE治療薬ベリムマブ(ベンリスタ)の作用機序・服薬指導のポイント

SLE治療薬ベリムマブ(ベンリスタ)の作用機序・服薬指導のポイント

全身性エリテマトーデス(SLE)の治療薬は、主に以下の3つに分類されます。 副腎皮質ステロイド 免疫抑制・調整薬 生物学的製剤 生物学的製剤については2017年12月にGSKよりベンリスタ(一般名:ベリムマブ)が発売されました。 生物学的製剤は通常は、ステロイドや免疫抑制薬などを使っても効果不十分の場合に上乗せして処方されます。 点滴静注と皮下注(オートインジェクターorシリンジ…続きを読む

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2019年10月28日(月)
ヒドロキシクロロキン(プラケニル)作用機序・服薬指導のポイント

ヒドロキシクロロキン(プラケニル)作用機序・服薬指導のポイント

全身性エリテマトーデス(SLE Systemic lupus erythematosus)や皮膚エリテマトーデス(CLE  Cutaneous lupus erythematosus) の治療薬として処方されるのが、プラケニル錠(一般名:ヒドロキシクロロキン硫酸塩  HCQ)です。 プラケニルはSLEの皮膚症状の程度・進行の改善、全身症状や筋骨格系症状、倦怠感の改善を目的に処方されます。 SL…続きを読む

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2019年10月23日(水)
薬局における法定保存書類の保存期間の整理・一覧

薬局は、医薬品の品質、有効性及び安全性の確保という法律上の責務を負っており、医薬品の適正な流通、保管、使用においてゲートキーパーとしての役割を担っています。 それ故、日々の業務で多くの公的書類を受領、作成しているわけですが、これらの書類にはしっかりと必要事項を記録し、必要な期間保存することが法令上定められています。 しかし、保存書類の種類が多岐に渡る上に、それぞれの法定保存期間には、別々の法令…続きを読む

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2019年10月21日(月)
トリンテリックス(ボルチオキセチン)作用機序と服薬指導のポイント

トリンテリックス(ボルチオキセチン)作用機序と服薬指導のポイント

新規作用機序である抗うつ薬、ボルチオキセチン(商品名:トリンテリックス10mg、20mg)の製造販売承認を武田薬品が2019年9月に取得しました。 ボルチオキセチンの特徴や、調剤時の注意点、薬局での服薬指導でのポイントについてまとめました。 作用機序 ボルチオキセチンは大きく2つの作用があります。 セロトニン受容体調節作用 セロトニン再取り込み阻害作用 セロトニン受容体調節 セ…続きを読む

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2019年10月18日(金)
「2019年」保険薬局における新規個別指導の傾向と感想

2019年、私の勤務する薬局で厚生局による新規個別指導の機会がありました。 必ず来るものと分かっていても、 「ついに来たか・・・。」と まるで召集令状がきたかのような心境になるのが個別指導の案内ですね。 保険薬局の新規個別指導では 医薬品が添付文書に沿って適切に使用されているか、またそれらをチェックしているか 薬歴の必要項目をしっかり記載しているか という通常のチェックポイントに…続きを読む

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2019年10月7日(月)
RSウイルス感染症で処方される治療薬・薬局で患者さんから受ける質問

子供がRSウイルス感染症で入院していました・・・。 ほぼ100%の小児が2歳までにRSウイルスに1度は感染することから、 小児科の処方を受ける薬局であれば、親御さんからRSウイルスについての話や相談を受けることがあるかと思います。 特に初感染した場合は症状がひどくなりやすく、入院管理が必要となることもあります。 RSウイルス感染症の症状と、治療、薬局で親御さんから相談されやすい内容について…続きを読む

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2019年10月3日(木)
薬剤性下痢を引き起こしやすい薬剤一覧・原因・機序

医薬品による消化器症状は、私達が日々接する患者さんとの会話や、看護師など他職種からの相談を通して経験することの多い副作用の一つです。 中でも問題となるのが軟便なども含む「下痢」ではないでしょうか? 急性下痢症は90%が感染症に起因しますが、残りの大部分は医薬品の副作用によるものと言われています。 患者さん そういえば、最近下痢が続いているんです・・・。 と相談を受けた時のために、下痢の原…続きを読む

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2019年9月21日(土)
水痘(水ぼうそう)治療薬一覧・患者さんから相談されやすい質問

小児に多い感染症の一つが水痘(みずぼうそう)です。 2014年より水痘の予防接種が定期接種となっていますので、 今後水痘の患者数は減ってくることが予想されています。 しかし、水痘は感染力が強く、予防接種をしていたとしても罹患してしまう可能性もあります。 薬局でも水疱瘡について親御さんから質問や相談を受けるケースがあるかもしれません。 疾患の特徴、治療薬、患者さんから聞かれやすい質問をまと…続きを読む

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