今井雄基(いまいゆうき)

株式会社倉敷健康企画
管理薬剤師 認定実務実習指導薬剤師
岡山県出身

実習先の薬局で在宅医療に興味を持ちそのまま就職、2009年より現職。
調剤、在宅医療、OTCなど地域密着薬局での経験を元に現場に役立つ情報を発信してまいります。

「今井雄基」の投稿記事一覧

2020年1月27日(月)
ジスロマック(アジスロマイシン)の適応について

ジスロマック(アジスロマイシン)の適応について

こんにちは、メディカルライターの今井です。 アジスロマイシン錠の適応について考えてみたいと思います。 アジスロマイシンの内服薬には下記の用法、用量が設定されていることをご存じでしょうか? 1000mg分1  1日間 500mg分1 3日間 250mg分1 5〜6日間 特に「1000mg分1 1日分」のケースは知っておかなければ、患者さんを不快にさせてしまう可能性があります。 そ…続きを読む

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2019年5月1日(水)
トラムセット(トアラセット)の悪心・嘔吐と制吐剤併用の注意点

こんにちは。 メディカルライターの今井です。 トラマドールとアセトアミノフェンの配合錠であるトラムセット配合錠(後発品:トアラセット)。 トラマドールの副作用である悪心・嘔吐の防止目的に制吐剤が併用されるケースがありますが、 薬剤師はどのようなことに注意しなければいけないでしょうか? 私が経験した実際の処方を事例に考えていきたいと思います。 トラムセット(トアラセット)に制吐剤が併用さ…続きを読む

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2019年1月23日(水)
ビスホスホネート系薬剤が飲みづらい患者への処方提案事例

こんにちは。 メディカルライターの今井です。 骨粗鬆症治療薬について、服薬管理をしている施設職員の方から相談があったのでその症例をご紹介します。 2週間に1回、門前クリニックから訪問診療をされているグループホーム在住の90代女性。 先日、骨粗鬆症治療のため、ボノテオ錠50mg(一般名:ミノドロン酸水和物)を4週に1回投与開始しました。 数日後、施設職員から電話があり 施設職員 多めの…続きを読む

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2018年11月26日(月)
抗インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」の安全性ついて

皆さんこんにちは。 メディカルライターの今井雄基です。 はじめに個人的なことですが、2018年7月に第2子が生まれ3ヶ月ほど育児休暇を頂いておりましたので、その間ライター業務もお休みをしていました。 これからまた少しでも皆さんの役に立つような記事を書いていきたいと思っていますのでどうぞよろしくお願い致します。 今回は以前記事にした抗インフルエンザ薬のゾフルーザ(バロキサビル マルボキシル)…続きを読む

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2018年7月5日(木)
ケアマネから在宅患者の新規受け入れを依頼された際の薬局薬剤師の対応について

こんにちは。 メディカルライターの今井雄基です。 ケアマネージャー(以下ケアマネ)の認識が少しずつ上がってきているのか、ケアマネから薬剤師による居宅訪問の依頼が増えているように感じます。 そこで実際にあった、普段連絡を取っていないケアマネから在宅患者さんの新規受け入れを急に電話で頼まれた場合の対応についてお伝えします。 急に電話があった際に受け入れることが可能かどうかの判断が必要ですので、…続きを読む

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2018年4月24日(火)
PMDAの審査報告書を活用していますか?

こんにちは、メディカルライターの今井です。 先日記事にしたゾフルーザ錠が医薬品の承認をされましたね。 2018年に収載時のゾフルーザの薬価は4789円(20mg2T、成人量)となっており、イナビル吸入(2キット、成人量4279.8円)の類似薬効比較方式で有用性加算5%と先駆け審査指定制度加算10%により算出されています。 タミフルカプセル75mgの薬価が10T(成人量…続きを読む

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2018年4月18日(水)
アレサガテープについて【抗ヒスタミン薬との比較】

こんにちは、メディカルライターの今井です。 2018年の薬剤師国家試験を2日目のみ解きました。 何とか合格ラインに乗りましたが残念ながら足切りの分野がありました。 年々難しくなっているので自身の知識レベルを下げないよう努力を続けていきたいところです。 今回はアレルギー性鼻炎治療薬のアレサガテープ(一般名:エメダスチンフマル酸塩)についてです。 デザレックス(一…続きを読む

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2018年4月7日(土)
分割調剤の方法と算定点数

皆さんこんにちは、メディカルライターの今井です。 2年に1回の調剤報酬改定で薬局内が慌ただしいことと思います。 私自身は改定に関する届出関連が一通り終わってほっと一息ついている所です。 今回は改定によって変更点のある分割調剤についてです。 どう変わったかご理解いただけたらと思います。 今までは薬局から患者さんの服薬状態に応じて分割調剤を勧めていたのですが、H28年度…続きを読む

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2018年1月31日(水)
先駆け審査指定制度とゾフルーザ錠について【インフルエンザ治療薬】

皆さんこんにちは。 メディカルライターの今井雄基です。 インフルエンザの患者数が過去最高を記録し、皆さんの薬局でもインフルエンザの患者さんが増えているのではないでしょうか。 今回は先駆け審査指定制度とその対象品目であるインフルエンザ治療薬のゾフルーザ錠(一般名:バロキサビル マルボキシル)についてお伝えします。 先駆け審査指定制度とは? まず先駆け審査指定制…続きを読む

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2017年12月10日(日)
一般名処方・先発・後発品処方時の規格・剤形変更の可否

こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 平成24年4月の診療報酬改定で一般名処方が始まり、一般名で処方が出ている場合に先発品で調剤するのか、後発品で調剤するのか、処方箋を見ただけでは判断できなくなっていますね。 すべての患者さんの処方内容を覚えていればもちろん良いのでしょうが、そんなすばらしい記憶力は持ち合わせていません。 一般名処方や銘柄指定処方が記載されている際の剤型変更につい…続きを読む

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