尖圭コンジローマ治療薬であるベセルナクリーム(成分名イミキモド)。 従来は外科的治療がメインでありましたが、国内の二重盲検試験ではイミキモド5%クリーム外用による尖圭コンジローマの完全消失率は63.6%、90%消失率は76.4%ということもあり、効果が期待できることから処方を見る機会が増えています。 ベセルナ(イミキモド)の作用記事・特徴についてまとめてみました。 ベセルナ(イミキモド)の作…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川です。 医薬分業率が右肩上がりで推移した一昔まえは、「薬局は出せば儲かる」といったイメージがありました。しかし、医薬分業率の伸びも鈍化し、国の財源が圧迫する中、これまでのようにそろばん勘定で舵を取る経営スタイルでは、間違いなく淘汰される時代になりました。 管理薬剤師(薬局長)に経営感覚が必要な理由 では、なぜ薬局長(管理薬剤師)が経営指標…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川です。 小学校・中学校・高校だけでなく、幼稚園、保育園(認定こども園)でも学校薬剤師が必置となっているため学校薬剤師の仕事内容は多岐に渡ります。 私も保育園からの依頼で学校薬剤師をさせていただいており、感染症対策やアレルギー、アナフィラキシー対応について、講義をしたり衛生管理のアドバイスなどをおこなっております。 これらの情報は、学校薬…続きを読む
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爪白癬治療薬は従来、イトラコナゾールやテルビナフィンの内服薬がスタンダードでしたが、肝臓への副作用や薬物相互作用が多いことが問題でもありました。 このような肝臓への負担や薬物相互作用を気にすることなく処方できるのが爪白癬治療の適応を取得した「外用剤」です。 爪白癬治療薬の外用剤であるルコナック液5%(成分名:ルリコナゾール)について作用機序・特徴をまとめてみました。 ルリコナゾール作用機序は…続きを読む
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ヘリコバクターピロリ除菌療法といえば、 PPI(or PCAB)+アモキシシリン+クラリスロマイシンか、 二次除菌の場合は、PPI(or PCAB)+アモキシシリン+メトロニダゾールのセットになりますが、最近はこれらの薬剤がパックされた製剤が主流となっています。 パック製剤は含有するPPIorPCABがタケプロン(ランソプラゾール)か、パリエット(ラベプラゾール)、またタケキャブ(ボノプラザ…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川です。 抗アレルギー剤の中でも眠気が少ない理由からよく処方されるのがアレグラ(フェキソフェナジン)ではないでしょうか。アレグラ(フェキソフェナジン)の用法は食事の縛りなし食後で投与されるケースが多いアレグラですが用法をみると、下記のように食後・食前の縛りを受けていません。通常、成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口…続きを読む
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NSAIDsといえば、痛み止め、解熱剤としてよく使用されると思いますが、 「この薬はどれくらいで効くの?」 「どれくらい間隔あけたらいいの?」 特に薬局では、このようなNSAIDsに関する質問を受けることが多いのではないでしょうか。 NSAIDsに関してはだいたいのT1/2(半減期)、Tmaxを頭にいれておくと、このような質問にパッと回答できますのでオススメします。 T1/2(半減期)・…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川です。 マクロライド系の抗菌薬の中で、よく使われるのがクラリス、クラリシッドなどの「クラリスロマイシン」ではないでしょうか。 この「クラリスロマイシン」はクセ者で、注意しないといけないのが「CYP3A4阻害」を有することです。 併用禁忌を見逃すケースがありますので注意が必要です。 実は私が以前、クラリスの併用禁忌を見逃してスルーした経…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川です。 2016年(平成28年)の調剤報酬改定では、従来の基準調剤加算Ⅰ(12点)と基準調剤加算Ⅱ(36点)は一つにまとめられ32点になります。 また調剤基本料Ⅰ(41点)を算定している薬局のみ算定が可能とのことです。 以下に基準調剤加算の算定要件について算定要件をまとめてみました。 基準調剤加算の算定要件 ① 平日に1日8…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川です。 「この薬を飲むと便が○○色になることがありますが心配はいりません。」 薬局であるあるのシーンだと思いますが、便に色が付く理由は大きく2つに分かれます。 ・薬剤が体内で着色し便中に排出するケース ・薬剤そのものがカスとして便中に排出するケース この2つのケースについて、代表的な薬剤と着色する色、原因についてまとめてみました。 …続きを読む
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