小児の薬・病気 | 「現役薬剤師発」学術情報

2018年7月28日(土)
ヘマンジオルシロップ小児用(プロプラノロール)調剤・服薬指導の注意点

「へマンジオルシロップって?プロプラノロールなの?」 「適応は?」 「どう調剤したらいいの?」 急に薬局に、赤ちゃんの患者のプロプラノロールシロップの処方箋が来たら、焦りますよね。 プロプラノロールといえば、まさにβ遮断薬の代表のような薬で、高血圧、心疾患、不整脈の薬として有名ですね。 それが今、乳児血管腫(いちご状血管腫)の治療薬として小児に使われ始めています。 このシロップの処方の…続きを読む

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2017年9月7日(木)
「小児の服薬指導」粉薬の服用タイミング・目薬の点眼方法

こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 以前総合病院の門前にある薬局にいたこともあり、小児科の処方に触れることが多かったのですが、現在は月に1回来ればいいくらい。 粉薬を延々と測って分包していたあの頃が懐かしい。 ということで、今回はお母さん・お父さんの目線に立った小児の服薬指導について服薬の時間に限ってお伝えしようと思います。 「小児」粉薬の服用タイミング・服薬指導 まずは粉…続きを読む

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2016年4月27日(水)
インフルエンザ菌とインフルエンザウイルスの違い・予防・治療法について

少し前の話ですが、患者さんから「抗生物質がインフルエンザに効くってネットに書いてたけど本当?」と質問されたことがありました。 ほとんどの抗生剤の添付文書にある適応菌種をみると「インフルエンザ菌」の記載があります。おそらくインターネットの添付文書を見て「インフルエンザウイルス」に効果があると勘違いをされたのでしょう。 インフルエンザ菌とインフルエンザウイルスは全く異なるものですが、インフルエンザ菌…続きを読む

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2016年3月25日(金)
抗アレルギー薬の口腔崩壊錠(OD)・チュアブルの味は?

H1受容体拮抗薬などの抗アレルギー薬や、ロイコトリエン拮抗薬は小児に処方される機会が多いことから口腔崩壊錠(OD)やチュアブル錠が多く発売されています。 そのためお母さまから「どんな味がするの?」と聞かれるケースもあるかと思います。 抗アレルギー薬の口腔崩壊錠(OD)、チュアブル錠の味についてまとめてみました。抗アレルギー薬のOD・チュアブルの味のまとめ アレグラOD錠60mgの味味:バナナ味…続きを読む

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2014年12月4日(木)
インフルエンザ解熱後いつから登校できますか??発症後の日数とは?

 「インフルエンザ陽性でしたが、いつから学校(幼稚園)行かせてよいのですか??」 インフルエンザの患者さん対応の際、よく受ける質問の一つです。 小児科の門前薬局に勤務される薬剤師さんなら一度は質問された経験はあるのではないでしょうか。 学校保健法では、 インフルエンザを発症した後5日を経過後、かつ解熱した後2日(保育所や幼稚園に通う幼児は解熱してから3日)を経過するまで登校を控えるように定め…続きを読む

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2014年8月19日(火)
油脂性基剤(アンヒバ・アルピニー)の坐薬に脂溶性薬物(ダイアップ・ナウゼリン)が取りこまれる仕組み

こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川勇樹です。 患者さん アルピニー坐剤(アンヒバ坐剤)と吐き気どめのナウゼリン坐剤の間隔はどれくらいあけたらいいですか?   薬剤師 アルピニー坐剤(アンヒバ坐剤)と熱性けいれんで使用するダイアップ坐剤の順番はどうだったかな・・。投与間隔は?どちらが先だっけ? このように突然小児科の処方を受け、ドキッとされた経験がある薬剤師も…続きを読む

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2014年3月15日(土)
カロナール(アセトアミノフェン)で出血傾向??

  こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川勇樹です。先日友人から相談を受けました。 子供がアセトアミノフェンで鼻血が止まらなくなった「子供(6歳)がインフルエンザで熱が高く、カロナールを服用させたら鼻血が止まらなくなった。2日経っても熱が下がらないので、2回目飲ませた後、今まで見たこともないくらいすごい勢いで鼻血が止まらなくなって・・・。カロナール服用したら血が出やすくなる…続きを読む

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2013年8月31日(土)
【座薬が便と一緒に出てしまったお子様】薬剤師の皆さんはどう対応しますか??

座薬を入れた後、ウンチが出てしまった場合はどう対応するのか? 患者Data 男児 3か月 Bw5kg 【処方内容】 アンヒバ坐剤100mg   発熱時 1回3/4個 座薬の正しい切り方はこちら「座薬の切り方」 対応した薬剤師Aは、お母様に正しい座薬の切り方も説明し、座薬を入れるタイミング※もしっかり説明。 待たせてイライラしたお母様も、薬剤師Aの丁寧な説明によって、少し表情が穏やかになって…続きを読む

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2013年8月23日(金)
【今さら聞けない小児科編】座薬の正しい切り方・使い方しっかり説明できますか?

夏になると、ヘルパンギーナ、プール熱や手足口病の増加で、小児の発熱患者さんを多く見られると思います。 日頃から小児科などを対応される薬剤師さんには「坐薬の切り方」は基本的な内容かもしれませんが、 以前は勤務先が小児科とは無縁の薬局だった自分の経験から、困った実体験を元に、再復習になればと思います。 患者さま アンヒバ坐剤100mgを先生から3/4個で使うように言われたんですけど、どうやって…続きを読む

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