カロナール(アセトアミノフェン)で出血傾向??

薬剤師 子供写真  

こんにちは。

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川勇樹です。

先日友人から相談を受けました。

子供がアセトアミノフェンで鼻血が止まらなくなった

「子供(6歳)がインフルエンザで熱が高く、カロナールを服用させたら鼻血が止まらなくなった。2日経っても熱が下がらないので、2回目飲ませた後、今まで見たこともないくらいすごい勢いで鼻血が止まらなくなって・・・。カロナール服用したら血が出やすくなるの??」

との事。

カロナールの添付文書を確認すると、 カロナール 出血傾向

たしかに頻度不明の項目に「血小板機能低下」とあります。

血小板機能低下は頻度不明

「頻度不明」について、もう少し詳しく知りたいと昭和薬品化工さんの学術担当の方に問合せた所、カロナールでの出血報告は年に1回あるかないかで、頻度は極めて低いとの事でした。また血小板低下の原因もはっきり分からず、事象として報告されているだけだそうです。

あまりスッキリする回答ではありませんでしたが、たとえ有害事象の発現率が0.001%の確率であっても、有害事象が出た本人にとっては100%という事になります。

有害事象が出たときは頻度が低いからといって軽視せず、処置についてしっかりフォローしてあげる事も薬剤師としての役割であると感じる事例でした。

この記事を書いた人

伊川勇樹

伊川勇樹(いかわゆうき)

シナジーファルマ株式会社 代表取締役
薬剤師

2006年 京都薬科大学 薬学部卒。

調剤併設ドラッグストアのスギ薬局にて店長、調剤部門エリアマネージャーを経験後、名古屋商科大学院経営管理学修士課程にて2年間経営学を学び、経営管理学修士号(MBA)を取得。
2013年4月、シナジーファルマ株式会社を設立。
2013年8月、薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」をリリース。

「インターネットをつうじて薬学業界の発展と地域医療の活性化に貢献する」
というミッションのもと「薬剤師」と「ITベンチャー経営者」の二刀流で日々奮闘中。

1983年岡山県倉敷中央病院で生まれ、水の都である愛媛県西条市で育つ。
大学より京都、大阪で14年間過ごし、現在は沖縄県民。
一児の父親。

記事作成のサイトポリシーについてはコチラ

この投稿者の最近の記事

「伊川勇樹」のすべての投稿記事を見る>>

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」のFacebookページに「いいね!」をすると、薬剤師が現場で活躍するために役立つ情報を受け取ることができます。ぜひ「いいね!」をよろしくお願いします。


お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。

ページトップに戻る