H1受容体拮抗薬などの抗アレルギー薬や、ロイコトリエン拮抗薬は小児に処方される機会が多いことから口腔崩壊錠(OD)やチュアブル錠が多く発売されています。
そのためお母さまから「どんな味がするの?」と聞かれるケースもあるかと思います。
抗アレルギー薬の口腔崩壊錠(OD)、チュアブル錠の味についてまとめてみました。
味:バナナ味 口に含み続けると苦味がでる
12歳以上 1日2回
30mgは錠剤のみ
味:ストロベリー味
7.5歳~11歳 1日1回5mg
味:無味 味はなし
12歳以上 1日1回10mg
味:メントール配合のためハッカ味 有効成分に苦味があるため完全にマスクはできない
7歳以上 1日2回 1回10mg
味:パイナップル
2~6歳1回2.5mg 1日2回朝・就寝前(顆粒のみ)
7歳以上1回5mg 1日2回朝・就寝前
味:ミントフレーバー 口にいれた瞬間に溶ける
7歳以上 10mg
味:チェリー
6歳以上に1日5mg 就寝前
味:チェリー
6歳以上に1日5mg 就寝前
薬剤師:「これは口の中で溶けますのでお子さんでも大丈夫ですよ。」
母:「それは助かります。で、どんな味がするのですか?」
薬剤師:「・・・・(´Д`)」
どんな味か薬局で聞かれることはよくあると思いますが、添付文書には味の説明がないため、調べるのに時間がかかり、苦い思いをした経験がありました。事前に自分の薬局にある口腔崩壊錠やチュアブル錠の味は把握しておいた方がよいですね。
基本的に香料で薬剤の苦味をマスキングしている薬剤がほとんどですが、アレグラ、アレロック、タリオンあたりは苦味が残りやすい傾向にありますので、服用後は水などを摂取することをオススメしてもよいかと思います。
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