「現役薬剤師発」学術情報

「一人の薬剤師の疑問はみんなの疑問かもしれない」

薬剤に関する疑問、患者さんに聞かれて疑問に思った事、それは皆さんが抱える疑問かもしれません。

現場からの生の学術情報を現役薬剤師達が発信!!

2016年6月29日(水)
セルフメディケーション税制にむけて禁煙補助薬が熱い!!

こんにちは。 メディカルライターの杉本進悟です。 2016年6月17日に厚生労働省からセルフメディケーション税制対象品目の公表がありました。 セルフメディケーション税制対象医薬品 品目一覧 セルフメディケーション税制とは セルフメディケーション税制について、厚生労働省の資料を抜粋します。 適切な健康管理の下で医療用医薬品からの代替を進める観点から、健康の維持増進及び疾病の予防への取組と…続きを読む

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2016年6月27日(月)
咳・喘息に効く漢方薬「これだけは知っとけ!タイプ別治療薬」

こんにちは、薬剤師バーテンダーのスギです。 1回の咳による消費カロリーを知っていますか? そう、2kcalです。 一時、こんなことを考えたことがあります。 「仮に咳をずっとし続ければ、かなりの運動になり、日頃の運動不足も解消できるじゃん!ウヒヒ」と。 しかし、それは安直な考えで、咳が連続すると体力の消耗を招き、睡眠障害や食欲不振にもつながるので、避けた方がよさそうとのことでした。残念。さ…続きを読む

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2016年6月24日(金)
【薬物代謝・CYP】PISCS(ピスクス)を意識して添付文書を読もう

CYP誘導、阻害、基質など添付文書の併用注意・併用禁忌の欄には様々な記載があります。併用注意に関しては実務上はほぼ無視されている現状がありますが、実際にはどの程度代謝に影響を及ぼすのかPISCS(ピスクス)を用いて予測できるようにしましょう 添付文書の問題点 個人的に感じていた、これまでの添付文書の問題点です。 ・記載箇所がわかりづらい ・排泄経路について一目でわかりづらい ・相互作…続きを読む

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2016年6月22日(水)
頭痛に効果のある漢方薬「これだけは知っとけ!タイプ別治療薬」

こんにちは。薬剤師バーテンダーのスギです。市販の頭痛薬と言えば、バファリン、ロキソニンなどNSAIDsの類が圧倒的シェアを誇るのでしょうが、薬の専門家である薬剤師としては漢方処方をおすすめする引き出しも持っておきたいものです。 そこで今回は「頭痛に効く漢方薬」について、提案処方をご紹介したいと思います。 清陽の府(せいようのふ)という考え まず漢方における頭痛の考え方ですが、「清陽の府」というも…続きを読む

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2016年6月15日(水)
「在宅を始める薬剤師必見」在宅医療でよく使う略語

在宅医療をする上で多職種連携は欠かせません。 往診同行を行う薬局も増えてきていますね。 私も日々往診に同行していますが、私のように最初から薬局やドラッグストアに就職した方は医師や看護師の使う略語に戸惑うことが多いと思います。そこで今回は私が在宅医療にかかわってきた中でこれは大事だと思った略語を紹介します。 在宅医療に係る職種・診療科の略語  略語意味職業Dr.医師Ns看護師CSケアスタッフ。ヘルパ…続きを読む

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2016年6月11日(土)
ピリン系の薬剤について解説 医療用医薬品・OTC(市販薬)の一覧

「ピリン系アレルギーあり」 患者アンケートなどで「ピリン系にアレルギー」と書かれていることがありませんか? ピリン疹という言葉も有名ですが、具体的にはどの薬を避ければ良いのでしょうか。 医療用医薬品とOTC(市販薬)ではどのような薬剤がピリン系に該当するのかまとめました。 目次 ピリン系薬剤とは?アスピリンは該当? ピリン疹とは イソプロピルアンチピリンに注意! ピリン系の医療用医…続きを読む

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2016年6月6日(月)
気管支喘息に効能・効果のある第二世代抗ヒスタミン薬の一覧・作用機序について

Drから「気管支喘息に適応のある第二世代の抗ヒスタミン薬は何がある?」 と聞かれた場合、みなさんの薬局では何の薬剤を思い浮かべるでしょうか? これは僕自身が実際に聞かれた経験があるのですが、すぐに答えられず治療薬マニュアルに頼った苦い経験があります。 第二世代の抗ヒスタミン薬についてどの薬剤が気管支喘息に適応があるのか? 頭に入れておくと医療従事者や患者さんへの対応に役立つことがあるかと思…続きを読む

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2016年5月31日(火)
妊娠・授乳中に安全な第二世代抗アレルギー薬

「妊娠中に安全な抗アレルギー薬は?」 「抗アレルギー薬服用中に授乳を中止しなくていい?」 Drや患者さんから、このような質問を受けた経験はないでしょうか? 日本の添付文書ではほとんどの抗アレルギー薬が 「妊婦へは治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ投与すること」 となっています。 そのため添付文書やインタビューフォームだけでは、どの薬剤が安全なのか判断が難しいですよね。 また授乳時の…続きを読む

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2016年5月24日(火)
「ムコダイン」「ムコソルバン」「ビソルボン」の作用機序の違い・使い分け

風邪や気管支炎の時に処方される去痰薬。 去痰薬といえば何が思い浮かび上がるでしょうか? おそらく3大去痰薬といえば、 ムコダイン(成分名:Lカルボシステイン) ムコソルバン(成分名:アンブロキソール塩酸塩) ビソルボン(成分名:ブロムヘキシン塩酸塩) ではないでしょうか。 それぞれの作用機序の違いや使い分けが分かれば、同じ去痰薬でも服用指導に少し変化をつけることができます。 作用機序や…続きを読む

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2016年5月23日(月)
ステロイドのランク・強さの比較一覧表

ステロイドの強さ・強度のランクは ストロンゲスト(最も強い) ベリーストロング(とても強い) ストロング(強い) マイルド(優しい) ウィーク(弱い) と5段階に分かれるのですが、医療用医薬品のストロイド外用剤について 強さ別の一覧と規格、用法・用量についてまとめてみました。 ストロンゲスト(最も強い)ステロイド一覧 成分名  薬品名  規格  用法・用量…続きを読む

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