「現役薬剤師発」学術情報

「一人の薬剤師の疑問はみんなの疑問かもしれない」

薬剤に関する疑問、患者さんに聞かれて疑問に思った事、それは皆さんが抱える疑問かもしれません。

現場からの生の学術情報を現役薬剤師達が発信!!

2016年9月5日(月)
健康食品の定義〜食品と医薬品の境を探索してみる

こんにちは。 健康食品の話題を担当しているエビデンスエージェントの工藤知也です。 これまでの2回では、脱水を防ぐ経口補水理論や、 低カロリー食品を実現するための甘味料について取り上げました。 今回は原点に立ち返り、健康食品の定義に注目します。健康食品には明確な定義はない 皆さんは、「健康食品って一体どんな食品のことですか?」 と聞かれたら適切な返答ができるでしょうか?これは、かなり難しい質問で…続きを読む

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2016年9月1日(木)
アロプリノール(ザイロリック)作用機序・特徴・服薬指導のポイント

アロプリノール(ザイロリック)作用機序・特徴・服薬指導のポイント

痛風、高尿酸血症治療薬で尿酸の合成を抑えるキサンチンオキシダーゼ阻害薬にアロプリノールがあります。 先発品ではザイロリック、ジェネリック医薬品ではアロプリノール+メーカー名で販売されています。 アロプリノールの作用機序や特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 アロプリノール(ザイロリック)の作用機序 ビールや肉などに含まれるプリン体(プリン塩基)は代謝の過程でピポキサンチンとな…続きを読む

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2016年8月31日(水)
一般名処方で調剤・入力に注意が必要な薬剤

一般名で処方箋を発行すると医科側の加算が算定できることから、一般名での処方を見る機会が増えてきたと思います。 同じ成分名であっても、全く違う効能・効果であったり、Tmaxや半減期が異なる薬剤があります。 僕自身がヒヤリハットの経験のあるものも含めて、注意する一般名処方についてピックアップしてみました。 サラゾスルファピリジン錠とサラゾスルファピリジン腸溶錠の違い まずはサラゾスルファピリジ…続きを読む

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2016年8月28日(日)
テルミサルタン(ミカルディス)の作用機序・特徴・服薬指導のポイント

テルミサルタン(ミカルディス)の作用機序・特徴・服薬指導のポイント

CYP代謝を受けず胆汁から100%排泄されるARBがテルミサルタン(商品名:ミカルディス)です。 PPARγ活性化作用による脂肪燃焼作用があることからメタボサルタンとも呼ばれます。 テルミサルタンの作用機序、特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 アンデオテンシンⅡがアンデオテンシン受容体(AT1受容体)に結合することで血管平滑筋が収縮し、血圧が上昇します。 テルミ…続きを読む

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2016年8月27日(土)
アカルボース・ボグリボース・ミグリトール の作用機序の違い・比較

食後過血糖上昇を抑えるのがαグルコシダーゼ阻害薬(αGI)です。 2016年時点で日本国内ではアカルボース(商品名:グルコバイ)、ボグリボース(商品名:ベイスン)、ミグリトール(商品名:セイブル)の3成分が製品化されています。 それぞれの作用機序の比較、下痢や腹部膨満感の副作用について違いをまとめてみました。グルコバイ・ベイスン・セイブルの作用機序の違い・比較 アカルボース(商品名:グルコバイ…続きを読む

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2016年8月27日(土)
アジルサルタン(アジルバ)の作用機序・特徴・服薬指導のポイント

アジルサルタン(アジルバ)の作用機序・特徴・服薬指導のポイント

ARBの中でも半減期が長く持続性があるのがアジルサルタン(商品名:アジルバ)です。 アジルサルタンについて作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 アンデオテンシンⅡがアンデオテンシン受容体(AT1受容体)に結合すると血管平滑筋が収縮し血圧が上がります。 アジルサルタンをはじめとしたARBはアンデオテンシンⅡがAT1受容体に結合するのを阻害することで血圧の上昇を抑え…続きを読む

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2016年8月26日(金)
ロサルタンカリウム(ニューロタン)作用機序・特徴・尿酸を下げる理由

ロサルタンカリウム(ニューロタン)作用機序・特徴・尿酸を下げる理由

高血圧治療薬で2型糖尿病性腎症の末期腎不全への進行を抑える働きのあるARBがロサルタンカリウム(商品名:ニューロタン)です。 ロサルタンの作用機序、特徴、服薬指導でのポイントについてまとめてみました。 作用機序・作用部位 血圧の上昇はアンデオテンシンⅡがアンデオテンシンⅡ受容体(AT1受容体)に結合することで起こります。 ロサルタンカリウムは経口吸収後、活性体のカルボン酸体に代謝され、ロサ…続きを読む

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2016年8月26日(金)
イルベサルタン(アバプロ・イルベタン)作用機序・特徴・服薬指導の要点

イルベサルタン(アバプロ・イルベタン)作用機序・特徴・服薬指導の要点

半減期が長く長時間作用型のARBがイルべサルタンです。 商品名はアバプロ(メーカー:大日本住友製薬)や、イルベタン(メーカー:塩野義製薬)として販売されています。 イルべサルタンの作用機序、特徴についてまとめてみました。 作用機序 アンデオテンシンⅡがアンデオテンシン受容体(AT1受容体)に結合することで血管平滑筋が収縮し血圧が上昇します。 イルベタンをはじめとしたARBはアンデオテンシ…続きを読む

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2016年8月26日(金)
オルメサルタン(オルメテック)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

オルメサルタン(オルメテック)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

AT1受容体に親和性の高いARBがオルメサルタンメドキソミル(商品名:オルメテック)です。 オルメサルタンメドキソミルは服用後、腸管や肝臓、血漿で加水分解を受けて活性体のオルメサルタンになります。 オルメサルタンの作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序 アンデオテンシンⅡがアンデオテンシン受容体(AT1受容体)に結合すると、血管平滑筋が収縮し血圧が上昇します。 …続きを読む

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2016年8月26日(金)
カンデサルタン(ブロプレス)の作用機序・特徴・服薬指導のポイント

カンデサルタン(ブロプレス)の作用機序・特徴・服薬指導のポイント

高血圧だけでなく、軽症〜中等症の慢性心不全にも効能・効果のあるARBがカンデサルタンシレキセチル(商品名:ブロプレスなど)です。 カンデサルタンについて作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序 アンデオテンシンⅡがアンデオテンシン受容体(AT1受容体)に結合すると、血管平滑筋が収縮し血圧の上昇がおこります。 カンデサルタンシレキセチルは経口摂取後、加水分解されて活…続きを読む

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