「現役薬剤師発」学術情報

「一人の薬剤師の疑問はみんなの疑問かもしれない」

薬剤に関する疑問、患者さんに聞かれて疑問に思った事、それは皆さんが抱える疑問かもしれません。

現場からの生の学術情報を現役薬剤師達が発信!!

2016年10月15日(土)
SERM(エビスタ・ビビアント)作用機序・比較・服薬指導の要点

閉経後骨粗鬆症の治療に処方される薬剤がSERM、読み方は「サーム」です。 SERMの一覧、作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 SERM一覧 一般名 商品名 ラロキシフェン  エビスタ錠60mg バゼドキシフェン  ビビアント錠20mg   SERMとは? SERMは選択的エストロゲン受容体モジュレーター(Selective Estrogen Recepto…続きを読む

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2016年10月13日(木)
CYP(チトクロムP450)を誘導する代表的な薬一覧

CYP(チトクロムP450)からみた薬物相互作用のチェックは薬剤師の重要な仕事の一つです。 電子薬歴やAI(人工知能)によって薬物相互作用のチェック機能は取って代わられることが予想されますが、薬剤師だからこそ頭に入れておきたいものです。 CYPを誘導する薬剤と、影響を受ける代表的な薬剤についてまとめてみました。 CYP1A2を誘導する薬 一般名 商品名 オメプラゾール オメプ…続きを読む

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2016年10月8日(土)
活性型ビタミンD3薬の一覧・作用機序・服薬指導のポイント

骨粗鬆症治療薬に使用される薬に活性型ビタミンD3製剤があります。 現在、活性型ビタミンD3製剤の内服薬では下記の3成分が上市されています。 カルシトリオール アルファカルシドール エルデカルシトール それぞれの規格、作用機序、有効性についてまとめてみました。 活性型ビタミンD3製剤一覧 活性型ビタミンD3製剤の内服薬の規格一覧です。 一般名 商品名 メーカー カルシトリ…続きを読む

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2016年10月4日(火)
ビスホスホネート(BP)一覧・作用機序・服薬指導のポイント(内服・注射)

骨粗鬆症に適応のあるビスホスホネート製剤は下記の6成分の商品が存在します。 第一世代 エチドロン酸(商品名:ダイドロネル) 第二世代 アレンドロン酸(商品名:ボナロン、フォサマック) イバンドロン酸(商品名:ボンビバ) 第三世代 リセドロン酸(商品名:アクトネル、ベネット) ミノドロン酸(商品名:ボノテオ、リカルボン) ゾレドロン酸(商品名:リクラスト) それぞれの薬剤に…続きを読む

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2016年9月29日(木)
糖尿病配合剤一覧表(成分・用法)

アドヒアランスの向上目的、ポリファーマシー対策、またメーカーにとっては後発品対策として配合薬が多く発売されています。 患者さんにとっては服用する錠数を減らせる身体的なメリットがありますが、後発品で処方されていた方にとっては逆に値段が高くなったという経済的なデメリットがあるのも現状です。 薬剤師サイドでは、配合剤は特に名前と成分名を覚えるのが難しいのではないでしょうか。 また在庫の種類が増えて…続きを読む

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2016年9月27日(火)
アスピリン喘息の機序(メカニズム)と禁忌薬

ほとんどのNSAIDsの添付文書をみると禁忌欄に「アスピリン喘息」とあります。 アスピリン喘息について、具体的にどのような症状が起こるのか、機序、原因となる薬剤についてまとめてみました。 アスピリン喘息とは? アスピリン喘息は、アスピリンだけでなくロキソプロフェンナトリウムやジクロフェナクナトリウムなどの非ステロイド性抗炎症薬(non-steroidalantiinflammato…続きを読む

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2016年9月22日(木)
小麦に潜む病を知る(小麦アレルギー・セリアック病・非セリアックグルテン過敏症)

こんにちは。 健康食品の話題を担当しているエビデンスエージェントの工藤知也です。 食品は体に良い影響を及ぼすばかりではありませんね。 「食育」が市民権を得た理由を考えるとき、 これまで築いてきた食生活の中には、食品の3機能(栄養・嗜好・生体調節)を発揮するだけではなく、食品の「負」の部分を最小化する工夫に気づくのではないでしょうか。 日本人の食生…続きを読む

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2016年9月14日(水)
トピロキソスタット(ウリアデック ・トピロリック)の作用機序・特徴・強さの比較

トピロキソスタット(ウリアデック ・トピロリック)の作用機序・特徴・強さの比較

フェブキソスタット(商品名:フェブリク)に続く、非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ阻害薬として上市されたのがトピロキソスタットです。 商品名としてはウリアデック(三和化学)、トピロリック(富士薬品)の2メーカーより併売されています。 フェブキソスタット(商品名:フェブリク)やアロプリノール(商品名:ザイロリック)と比較してどのような違いがあるのでしょうか。 痛風、高尿酸血症治療薬であるト…続きを読む

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2016年9月12日(月)
フェブキソスタット(フェブリク)とアロプリノール(ザイロリック)の違い・使い分け

フェブキソスタット(フェブリク)とアロプリノール(ザイロリック)の違い・使い分け

痛風、高尿酸血症治療薬であり尿酸の生成を抑えるフェブキソスタット(商品名:フェブリク)とアロプリノール(商品名:ザイロリック)。 どちらもキサンチンオキシダーゼ(XOD)阻害薬に分類されるのですが、細かい作用機序や効能・効果に違いがあったり、それぞれ特徴が異なります。 作用機序の違いやそれぞれの特徴についてまとめてみました。 作用機序の違い プリン体(プリン塩基)を摂取すると、代謝の過程で…続きを読む

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2016年9月11日(日)
ベンズブロマロン(ユリノーム)の作用機序・服薬指導のポイント

ベンズブロマロン(ユリノーム)の作用機序・服薬指導のポイント

尿酸の排泄を促すことで尿酸値を下げるのがベンズブロマロン(商品名:ユリノーム)です。 痛風、高尿酸血症を伴う高血圧症における高尿酸血症の改善に適応があります。 ベンズブロマロンの作用機序、服薬指導でのポイントについてまとめてみました。 作用機序 体の中で作られた尿酸は、腎臓でろ過された後、近位尿細管の尿酸トランスポーター(URAT1)によって再吸収されてしまい、足の指や、ひざ、ひじ、手指の…続きを読む

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