「一人の薬剤師の疑問はみんなの疑問かもしれない」
薬剤に関する疑問、患者さんに聞かれて疑問に思った事、それは皆さんが抱える疑問かもしれません。
現場からの生の学術情報を現役薬剤師達が発信!!
ある日の病棟での出来事・・・ 看護師さんから、こんな質問受けました。 看護師 この認知症の患者さん、1週間前はリスペリドンが処方されていたけど、先生が今日からペロスピロンに変更するって。調べたらどっちも同じ抗精神病薬っていう分類だけど、変更することに意味はあるの? 薬剤師の皆さんはどのようにお答えしますでしょうか? 近年認知症に伴う様々な周辺症状(BPSD)に対して、多種多様な薬剤が用い…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗精神病薬・抗うつ薬・睡眠薬
こんにちは、薬剤師ライターのJです。 アドエアはステロイドとLABA(長時間作用型β2刺激)が配合された吸入薬です。 気管支喘息の患者さんで、下記のようなアドエアの処方をうけつけた時、 薬剤師の皆さんはどのような対応をしますでしょうか。 Rp) アドエア250ディスカス60ブリスター 1キット 1日2回1回2吸入 しっかり勉強していないと見落としてしまうアドエアの吸入回数に関す…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 気管支拡張薬・気管支喘息治療薬
こんにちは。 メディカルライターのサエです。 前回は、CKDにおける高血圧薬治療について記事を書きました。 今回は、CKDにおける糖尿病治療薬の使用について述べていきたいと思います。 2018年時点で、透析導入の原因となる疾患の第一位は糖尿病性腎症であり、糖尿病の治療をしている腎機能障害の患者さんはとても多いです。 CKD患者さんに糖尿病薬を投与する際は、腎機能が低下により、半減期の延長…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 腎臓疾患・透析治療薬
病院薬剤師のヒロです。 現在、地元の新潟の病院で回復期と慢性期の薬物療法に携わっています。 そこで私が学んだ「脳卒中発症後の中枢神経障害性疼痛に処方される薬」について情報共有できればと思います。 高齢者にプレガバリン(商品名:リリカ)やアミトリプチリン(商品名:トリプタノール)が処方されている場合、薬局ではどのようなことに注意しなければいけないでしょうか。 これらの薬剤は脳卒中発症後の中枢…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 解熱・鎮痛剤
患者さん 子宮頸がんワクチンを受けていれば大丈夫だったのでしょうか 私が病棟で患者さんに聞かれたことです。 当時、私は産婦人科病棟に勤務する薬剤師で、子宮頸がんの患者さんに、CCRT療法(同時化学放射線療法)の説明を行っているときでした。 薬剤師の皆さんは、「子宮頸がんワクチン」と聞いてどのような印象を受けるでしょうか。 一時期、子宮頸がんワクチン接種後に疼痛や運動障害が報告され話題にな…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > ワクチン(予防接種用薬)
こんにちは。 メディカルライターの平野菜摘子です。 OS-1(オーエスワン)を代表する経口補水液を、薬局でなんとなく置いている状態になっているケースもあるのではないでしょうか。 うちの薬局にもOS-1を置いてあるけど、勤める前から販売してたし、内容をよく知らない。 OS-1はとりあえず薬局には置いてあって、たまに売れるよね。 そんな薬剤師の皆さんにむけて、乳児〜高齢者へ経口補水液を…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > OTC
チェーン薬局勤務の薬剤師、シンです。 薬剤師 HbA1cは基準値の6.2%以内を目標にしましょう。 薬局でも糖尿病患者さんにこのような説明をされることがあるかと思います。 もし、認知症のある高齢の糖尿病患者さんの場合はどうでしょう? 画一的に「HbA1cは6.2%以内」といった目標設定にしてしまうことで重症低血糖を引き起こしてしまう可能性もゼロではありません。 2016年5月20日に日…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
ロキソニンS・ロキソニンSプラス・ロキソニンSプレミアム 市販のロキソニンには3つの種類があります。この記事では3つの違いと選び方を解説しています。 ロキソニンS・ロキソニンSプラス・ロキソニンSプレミアムの違い 市販のロキソニンには下記の3つのタイプが存在します。 ロキソニンS ロキソニンSプラス ロキソニンSプレミアム それぞれの違いや特徴について解説していきます。 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > OTC
OTCと薬局製剤をメインとする薬局を経営しております薬剤師うきと申します。 もともとは処方箋調剤を受け付けていましたが、薬局製剤を扱う相談薬局に方向転換しました。 薬剤師の皆様は、薬局製剤についてどのようなイメージを持っていますか? 薬局製剤は、許可を受けた薬局でしか製造も販売もできない薬です。 まさに、その薬局のオリジナルなプライベートブランド商品です。 医師の処方箋が不要で、薬剤師の…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 薬局製剤
スピリーバ(一般名:チオトロピウム臭化物水和物)はムスカリンM3受容体を選択的に阻害することで気管支を長時間拡張させます。 スピリーバにはハンディヘラーという専用吸入器を使って吸い込む吸入カプセルタイプと、レスピマットという噴霧タイプが存在します。 「レスピマットを受けていた薬局で急にカプセルの処方を受けた・・。」 「他院からの継続処方で吸入カプセルの処方をはじめて受けた・・・。」 このよ…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 気管支拡張薬・気管支喘息治療薬
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