2019年8月14日(水)
褥瘡治療薬一覧~黒色期・黄色期~

褥瘡治療には主に外用薬が使われます。 褥瘡の創部に壊死組織が付着していた場合、そのままでは肉芽形成が進みません。 壊死組織は感染の原因にもなったりしますので、まずは壊死組織を取り除くことが大切です。 褥瘡は色による時期があり、 黒色期→黄色期→赤色期→白色期と治癒にむかっていきます。 それぞれの時期で使用される薬剤が異なってきます。 有効成分だけでなく、基剤に吸水性があるかどうかなどの…続きを読む

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2019年8月13日(火)
褥瘡と治療薬~褥瘡の基本と薬剤師の関わり方〜

病院でも在宅でも、寝たきりやそれに近い状態が続いた場合に褥瘡が発生することがあります。 『褥瘡への対応は看護師が中心』 『薬剤師は褥瘡治療にどう関わればいいかわからない』 と思っていませんか? わたしも実はそう思っていました。 病院の褥瘡チームで学んだことを皆さんと共有できればと思い、褥瘡治療薬について取り上げたいと思います。 褥瘡とは? 日本褥瘡学会では、 褥瘡は『身体に加わった…続きを読む

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2019年8月5日(月)
オラビ錠口腔用の薬剤情報・服薬指導の注意点

オラビ錠口腔用の薬剤情報・服薬指導の注意点

口腔カンジダに処方されるフロリードゲル経口用の成分であるミコナゾールに、2019年2月より新しい剤型が加わりました。 商品名はオラビ錠口腔用50mg。 口腔内に1日1回貼るだけでOKです。 フロリードゲル経口用だと、1日4回服用しなければいけなかったことから、身体的負担の軽減に繋がることが期待されますね。 では、オラビ錠口腔用50mgの薬剤情報についてポイントをまとめていきます。 外用薬…続きを読む

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2019年7月29日(月)
ゾルトファイ配合注フレックスタッチの作用機序・服薬指導のポイント

ゾルトファイ配合注フレックスタッチの作用機序・服薬指導のポイント

持効型インスリンアナログ製剤のインスリンデグルデク(商品名:トレシーバ)と、GLP-1受容体作動薬のリラグルチド(商品名:ビクトーザ)の2成分が配合されたゾルトファイ配合注フレックスタッチがノボノルディスクファーマから2019年9月に薬価収載されました。 ゾルトファイ配合注フレックスタッチの薬剤情報のポイントをまとめました。 1ドーズあたりの配合成分 1ドーズ中の成分量 インスリンデグルデ…続きを読む

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2019年7月23日(火)
「夜尿症治療薬一覧」デスモプレシン製剤の特徴と服薬指導のポイント

普段から小児科の処方を受ける薬局であれば、夜尿症に対する処方を受けた経験のある薬剤師は多いかと思います。 しかし普段小児科の処方を受けない薬局で、夜尿症の処方を受け付けた場合、どのように服薬指導すればよいのかとまどってしまうかもしれません。 薬剤師が現場で困った時に役立つ情報となるように、夜尿症の治療薬や、第一選択薬であるデスモプレシン製剤について解説していきます。 夜尿症の定義とタイプ …続きを読む

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2019年7月18日(木)
骨粗鬆症治療薬エディロール(活性型ビタミンD3製剤)は 高Ca血症の副作用に注意

私の勤務している薬局の門前にある婦人科クリニックからは、 ビタミンD製剤の処方が多くきます。 女性ホルモンの低下とともに骨密度の減少がみられるためです。 先日、エディロール0.75μg(一般名:エルデカルシトール)を服用中の患者さんが来局され、処方が0.5μgに変更になっていたので理由を確認したところ、 血中のカルシウムの値が上がりすぎちゃったみたいです。 とのことでした。 患者さんと…続きを読む

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2019年7月13日(土)
点耳薬のステロイド・抗菌薬が同時に処方された場合の間隔や順番は?

点耳薬ついて新人薬剤師さんからこのような相談がありました。 新人薬剤師 耳鼻科からの処方箋で、ステロイドと抗菌薬の点耳薬が併用されている場合、間隔をあけなければいけませんか?また順番は決まっていますか?   さてあなたが先輩薬剤師の立場ならどのように指導しますでしょうか? 点耳薬の併用時は間隔をあけず同時に点耳がスタンダード 先輩薬剤師 点耳薬が2種類同時に処方されていて医師の指示…続きを読む

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2019年7月6日(土)
爪白癬治療薬の内服製剤一覧・服薬指導のポイント

爪白癬は、白癬菌が爪の中に入り込むことで、 爪が白から黄色に濁る 爪が分厚くなる ぼろぼろになる 白い線が入る といった症状がでてきます。 内服薬、または外用薬での治療になります。 爪白癬に適応のある内服薬は3成分で、それぞれ飲み方や服用期間が異なります。 爪白癬に処方される内服薬について、特徴や作用機序、調剤時や服薬指導でのポイントをまとめました。 爪白癬(爪水虫)内服…続きを読む

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2019年7月1日(月)
突発性発疹と薬局でよく受ける質問

お母さんからの免疫がなくなる生後6ヶ月前後〜1才にかけて、多くの子供がかかる感染症が突発性発疹です。 突発性発疹は高熱が3〜4日続き、熱が下がったタイミングで2mm〜1cm程度の発疹が体幹からはじまり四肢に広がっていきます。 発疹がでるまでは、突発性発疹と診断がつきにくいことから、熱が高く不安がって病院を受診され、アンヒバやアルピニーなどの坐薬の処方せんを薬局にもって来られることがあるかと思い…続きを読む

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2019年6月21日(金)
ヘルパンギーナと薬局でよく受ける質問

主に5歳以下の乳幼児で感染が問題となるのがヘルパンギーナです。 夏かぜの代表的なもので、通常は5月からではじめ6〜7月がピークとなり、8月より減少します。 抗菌薬は効果がなく対症療法のため薬局ではアルピニーやアンヒバの坐薬の処方を受けるケースがあるかと思います。 「病院で聞くのを忘れたのですが・・・・。」 と薬局でお父さんやお母さんからヘルパンギーナについての質問を受けるケースがあるかもし…続きを読む

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