画一的でなく、個々に合わせた対応にホスピタリティを感じる 私の自宅の近所にはある2つのクリーニング屋さんがあります。
一つは大手チェーンのクリーニング屋さん。
そしてもう一つはおばちゃんが一人で切り盛りされている地域密着のクリーニング屋さん。
二つとも自宅から同じくらいの距離なのですが、安い、速い、そんなイメージからずっと大手チェーンのクリーニング屋さんを利用していました。
しかし、ある日たまたま、おばちゃんが切り盛りされるクリーニング屋さんが半額セールをしているのを知って利用してみたのです。
お店に入ると、大手チェーンのように慌ただしくギスギスした様子はなく、ニッコリとおばちゃんが迎えてくれました。
溜まったスーツを数着出し、引換券をいただき帰りました。
自分を覚えてくれると特別扱いされていると感じる 数日後、スーツを引き取りにクリーニング屋さんに行きました。
しかし、お店に入ろうとした時、引換券をなくしてしまった事に気付いたのです。
仕方なく、お店に入ると、私の顔を見るなり 「伊川さん、スーツできてますよ~」 と温かく迎えてくれました。
そして 「引換券なくても大丈夫ですよ。」 とすべてを察知して声をかけてくれたのです。
どうやら店の前で引換券を探す様子を見られていたのでしょう。
初めて行ったクリーニング屋さんで名前を覚えてくれた事に感激した上に、引換券を無くしたにも関わらず、臨機応変に対応してくださったことに、心はがっちり掴まれてしまいました。
それ以来、年中無休で遅くまで営業されている大手クリーニングチェーンではなく、地域密着のおばちゃんが切り盛りされるクリーニング屋さんのロイヤルカスタマーになっていったのです。
薬局では個人情報に敏感になる傾向もあるため、大きな声で名前を呼んで対応する事に支障がでるケースもあるかと思います。
しかし、名前は呼ばなくても「患者さんを覚えること」はとても大事だと考えております。
患者さんを覚え「個々に応じた対応」の積み重ねが、あなたの薬局のファンを増やす「カギ」になるのではないでしょうか?
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