平野菜摘子(ひらのなつこ)

薬剤師

昭和大学・薬学部
2歳児、0歳児の母。
埼玉で生まれ、フィリピン、吉祥寺で育つ。
ドラッグストア、調剤薬局で管理薬剤師、派遣薬剤師、パート薬剤師など約10年のフルタイム就労経験あり。
専業主婦も経験。海外文化に興味があり、2011年カナダに1年在住。TOEIC890点取得経験あり。

「平野菜摘子」の投稿記事一覧

2018年10月17日(水)
劇症1型糖尿病の症例・インスリンの使用例

こんにちはメディカルライターの平野菜摘子です。 インスリン製剤の処方箋を持った患者さんが薬局に来られたら、 1型糖尿病の人か、2型糖尿病が進行しインスリン製剤で血糖コントロールをすることになった患者さんを思い浮かべると思います。 特に1型だった場合、長年インスリン製剤を使っており、患者さんも使い方をよく理解していると思いがちではないでしょうか。 1型糖尿病は、小さい子供のうちからインスリン…続きを読む

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2018年9月15日(土)
梅毒治療薬と服薬指導での注意点

こんにちは。 メディカルライターの平野菜摘子です。 2018年時点で、梅毒が流行っているというニュースをよく見かけます。 東京、大阪、愛知、神奈川、兵庫、福岡都市圏では、もはや、珍しい疾患ではない可能性もあります。 大都市圏以外にも各地に広まってきています。 梅毒患者の処方箋が、調剤薬局に持ち込まれたときのことを想定して述べます。 日本国内の梅毒患者数 近年では2013年に1,228…続きを読む

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2018年8月20日(月)
経口補水液(オーエスワン)について薬局薬剤師が知っておくこと

こんにちは。 メディカルライターの平野菜摘子です。 OS-1(オーエスワン)を代表する経口補水液を、薬局でなんとなく置いている状態になっているケースもあるのではないでしょうか。 うちの薬局にもOS-1を置いてあるけど、勤める前から販売してたし、内容をよく知らない。   OS-1はとりあえず薬局には置いてあって、たまに売れるよね。 そんな薬剤師の皆さんにむけて、乳児〜高齢者へ経口補水液を…続きを読む

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2018年7月28日(土)
ヘマンジオルシロップ小児用(プロプラノロール)調剤・服薬指導の注意点

「へマンジオルシロップって?プロプラノロールなの?」 「適応は?」 「どう調剤したらいいの?」 急に薬局に、赤ちゃんの患者のプロプラノロールシロップの処方箋が来たら、焦りますよね。 プロプラノロールといえば、まさにβ遮断薬の代表のような薬で、高血圧、心疾患、不整脈の薬として有名ですね。 それが今、乳児血管腫(いちご状血管腫)の治療薬として小児に使われ始めています。 このシロップの処方の…続きを読む

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2018年7月26日(木)
【麦角アルカロイド薬】メチルエルゴメトリンとカベルゴリンについて

こんにちは。 メディカルライターの平野菜摘子です。 メチルエルゴメトリン、カベルゴリンと聞けば、 麦角アルカロイド?? と薬学生時代の記憶を思い起こす人もいるかも知れません。 婦人科領域か、パーキンソン病の薬であることが想像できますが、産婦人科領域で処方されることのある、メチルエルゴメトリン(商品名:パルタンM)、カベルゴリン(先発名:カバサール)ついて書きます。 婦人科領域の薬に馴染…続きを読む

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2018年7月24日(火)
アジスロマイシン(商品名:ジスロマック)の妊婦・授乳婦への処方と薬剤師の考察

メディカルライターの平野菜摘子です。 「主治医からは授乳OKと言われたのですが、インターネットで検索したら授乳を中止することと記載があって不安・・・。」 「妊娠中だけど、この薬を飲んで赤ちゃんに影響でませんか?」 このように薬局で妊娠、授乳中の方から相談をうけるケースがあるかと思います。 妊娠・授乳期にも、風邪や扁桃腺炎などで処方されることがあるアジスロマイシン(先発商品名:シ…続きを読む

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2018年7月20日(金)
プレタール(シロスタゾール)とネキシウム(エソメプラゾール)の併用で出血傾向の可能性あり!CYPを探ろう

メディカルライターの平野菜摘子です。 実際に私が経験したネキシウム(一般名:エソメプラゾール)とプレタール(一般名:シロスタゾール)を別の病院からそれぞれ処方され、内出血をおこしていた可能性のあった、高齢の患者さんの例について報告します。 どこの薬局でも起こりうる可能性がありますので、ぜひ頭の片隅においておくことをオススメします。 プレタール(シロスタゾール)で出血傾向のあった処方事例 佐…続きを読む

記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗血栓薬

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