あけましておめでとうございます。 旧年中は格別のご高配を賜り、心より感謝申し上げます。 2017年は、現場で活躍される薬剤師のメディカルライター募集を強化し、現時点で16名のライターさんにジョインいただいております。 医療系情報サイトの在り方が社会問題となっていたことから、2017年12月にGoogleの検索アルゴリズムが大幅に変更されました。 今後、質の低い医療系…続きを読む
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抗不整脈薬の分類はVaughan Williams分類(読み方:ヴォーン・ウィリアムズ)が有名ですね。 Vaughan Williams分類が定められたのは1970年代の前半で、抗不整脈薬を作用機序別にざっくりとグループ分けしたものになります。 Vaughan Williams分類が定められたのはまだ抗不整脈薬が少ない時代だったこともあり、抗不整脈薬が上市されるにつれて問題点が出てくるようにな…続きを読む
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B型肝炎ウイルス(HBV)に対する治療は主にインターフェロン(IFN)の注射薬か、核酸アナログ製剤の内服薬になります。 HBVに対する核酸アナログ製剤は直接ウイルスに作用しますが、完治させるのではなく、あくまでB型肝炎ウイルスの増殖を抑えて肝炎を鎮静化させるために使われます。 そのため日本肝臓学会のB型肝炎治療ガイドラインで定める治療目的は「HBV感染者の生命予後およびQOLを改善すること…続きを読む
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C型肝炎の治療はインターフェロン(IFN)が主流でしたが、直接作用型抗ウイルス薬、別名DAA(Direct Acting Antiviral)の登場よって治療方法、著効率がドラスティックに進化しました。 直接作用型抗ウイルス薬(DAA)は2015年頃から続々と上市されたこともあり、自分自身の頭の整理もかねて、インターフェロンフリーで用いられる直接作用型抗ウイルス薬(DAA)の種類、作用機…続きを読む
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人間のインスリンの分泌パターンは下記の2つがあります。 基礎インスリン(Basalインスリン) 追加インスリン 基礎インスリンとは24時間分泌されるインスリンのことで、追加インスリンとは食後など血糖値の上昇に合わせて分泌されるインスリンのことです。 インスリン製剤の投与は作用発現時間や持続時間の違いから、基礎インスリンと同じように働くベーサル(Basal)、追加インスリンと同じ様に働か…続きを読む
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インスリン製剤の院外処方せんを受けるとき、発行元の医療機関から 「どのインスリン製剤で注入器加算がとれますか?」 「注入器用注射針加算の算定は院内処方時だけですか?」 と問い合わせがあった時のために、インスリン製剤の種類と処方元の医療機関における注入器加算や注入器用注射針加算の算定の可否を解説していきます。 新規開業時や、院内処方から院外処方に切り替わったクリニックの事務さんが困惑しやすい…続きを読む
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Ca拮抗薬は降圧薬の中でも降圧作用が強力であり、糖代謝、脂質代謝、電解質代謝に影響を与えないのが特徴です。 Ca拮抗薬はL型Caチャネルの結合部位の違いから下記の3つに分類されます。 ジヒドロピリジン系(DHP) 末梢血管に選択性が高い フェニルアルキルアミン系(PAA) 心筋選択性が高い ベラパミル(商品名:ワソラン) ベンゾチアゼピン系(BTZ) DHPとPAAの中間 …続きを読む
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前立腺がんの増殖には男性ホルモン(アンドロゲン)が関与していることから、ホルモン療法ではアンドロゲンの合成を抑えたり、アンドロゲンの働きを抑える抗アンドロゲン薬が使用されます。 抗アンドロゲンの一覧と、作用機序の違いについてまとめていきたいと思います。 抗アンドロゲン薬一覧 分類 商品名 一般名 適応 第一世代 カソデックス ビカルタミド 前立腺がん オダイン フル…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗悪性腫瘍薬
乳がんのホルモン療法はホルモン受容体陽性(ホルモン感受性乳癌)の患者さんが対象となります。 乳がんのホルモン療法として使用される薬剤は抗エストロゲン薬やアロマターゼ阻害薬です。 アロマターゼ阻害薬についてはこちらにまとめています。 アロマターゼ阻害薬一覧・作用機序 抗エストロゲン薬の作用機序や違い、薬局で注意するべき副作用についてまとめました。 エストロゲンの産生経路 6〜7割の乳がん…続きを読む
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乳がんのホルモン療法はホルモン受容体陽性(ホルモン感受性乳癌)の患者さんが対象となります。 乳がんのホルモン療法として使用される薬剤は抗エストロゲン薬やアロマターゼ阻害薬です。 閉経後乳癌に適応があるアロマターゼ阻害薬の作用機序や違い、薬局で注意するべき副作用についてまとめました。 エストロゲンの産生経路 乳がんの発生・増殖にはエストロゲンが関与しているケースがあります。 エストロゲンは…続きを読む
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