「MR×薬剤師×経営者」現役薬剤師の『好流 伸(すきる のばす)』です
このコラムを購読頂いてる先生方、明けましておめでとうございます。
2014年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、この季節はインフルエンザ、急性腸炎等の患者さんが増えてきて、忙しい仕事の時間をお過ごしではないでしょうか??
それと同時に、年末は薬局へのMRさんの訪問も多くありませんでしたか??
今回は、角度を変えて薬剤師側の目線ではなく、MRの目線でコラムを書いてみたいと思います。
先生方にとって製薬会社のMRさんはどんなイメージをお持ちでしょうか
新薬の情報や、講演会・地域の医療情報、患者指導せん等でお世話になってるという良いイメージと
全然、薬局に訪問してこない!や、忙しい時に訪問してくる!!や、はたまた、普段訪問しないのに、月末だけ薬の購入のお願いに来る!!!
といった悪いイメージを持たれてることもあるでしょうか?
MRへの対応は薬局毎に色々だと思います。
また、MRといっても個人の資質にかなり左右されるところもあります。
今回はMR目線から、最低限の情報提供(使用上の注意改定や欠品等の案内)以外にどのような時に薬局訪問するか、私の経験も踏まえて訪問したくなる薬局について考えてみます
・処方医とのリレーションがとれている薬局
(医師との関係性が良好な薬局では処方内容を収集したり、医師に紹介した情報を薬局にも必然的にフィードバックする必要がでてきます。医師との面会後は薬局にも訪問します)
・地域医療への活動がある(薬剤師会等の役割がある)
(MR活動において、自社製品を通じた地域医療への貢献は大きな仕事です。講演会、勉強会の案内・依頼を含め、訪問する機会が増えます)
・生活習慣病関連等、患者向けの指導せんの活用が熱心
(私が薬局に訪問する内容で一番多いのが患者指導せんの依頼でした。MRは直接、患者さんと触れ合う機会はほとんどないですが、会社の指導せんが役に立てることは非常にやりがいに感じていました)
・薬の発注量が多い(処方せん枚数が多い)
(当たり前ですが、営業のマーケティング上、訪問頻度はあがります)
・従業員教育に熱心
(新薬含め、従業員教育のため勉強会の依頼が多い薬局)
・訪問時の薬剤師の対応が好意的
(営業とはいえ、MRも人です・・・)
いかがでしょうか?
先生方の薬局であてはまるものはあるでしょうか??MR目線で考えると上記のようなことが考えられます。これをまとめてみると・・・
訪問したくなる薬局とは・・・・
『処方せん枚数が多く、医師との関係が良好で従業員教育にも熱心。薬剤師会業務等を通して地域貢献もしており、薬剤師が社交的で人当たりのいい薬局』となります。
これは、薬局経営としても理想のような薬局ではないでしょうか!!?
ご自身の薬局の評価に処方せん枚数・単価、技術料のような数の評価とともに少し違った角度として
MRの訪問数というのも一つの指標に取り入れてみたりするのも面白くありませんか??
好流 伸(すきる のばす)
大阪薬科大学卒業後、大手製薬会社に就職。・・・現在は開局薬剤師として、地域医療の為に邁進中!!
好琉さんのことをもっと知りたければこちらをチェック!!
対談前編 https://pharmacista.jp/contents/skillup/management_info/35/
対談後編 https://pharmacista.jp/contents/skillup/management_info/78/
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