こんにちは。 メディカルライターのサエです。 今回のテーマは慢性腎臓病(CKD)における脂質異常症の治療薬をとりあげたいと思います。 脂質異常症は高血圧、糖尿病と同様にCKDの発症をもたらし、CKDの症状悪化を引き起こします。 そのために脂質異常症の治療は重要になってきます。 しかし、CKD患者に脂質異常症治療薬を投与する場合、横紋筋融解症などの副作用が現れる可能性があるので注意が必要で…続きを読む
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日本は皆保険の制度をもつため医療保障が充実しています。 所得や被保険者など立場によっても異なりますが、日本に住んでいる患者さんは最大3割の負担で病院や薬局で最大限の治療を受けることが可能です。 日本に住んでいる外国人は同様の保障を受けられますが、海外に住んでいる日本人は除かれます。 しかし、この制度は国によって大きく異なります。 幼少時・仕事で計15年ほど海外に暮らした経験をもとに、 日…続きを読む
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「U・Hクリーム」といえば薬学生が薬局実習で薬局製剤体験をする時は必ず製造する品目ではないでしょうか。 また薬剤師会主催の研修会でも、選ばれる品目のひとつです。 その理由は、原料が2つと少ないこと、製造工程が簡単なわりに、調剤とは異なる作業なので製造している実感を得やすいからだと思います。 U・Hクリームについて特徴や作り方、原料価格、販売方法について解説したいと思います。 U・Hクリーム…続きを読む
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糖尿病治療では、糖尿病の病型により経口血糖降下薬やインスリンなどを単剤もしくは併用で治療します。 病棟や薬局などで、患者さんや家族、時には看護師などの医療職からこんな質問をされたことはありませんか? 「インスリンは、一度始めたら一生続けないといけないの?」 「インスリンを打っているから、施設への入所が難しい。飲み薬ではだめなの?」 「今までインスリンを打っていたのに、飲み薬に変更する…続きを読む
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こんにちは。 メディカルライターの平野菜摘子です。 2018年時点で、梅毒が流行っているというニュースをよく見かけます。 東京、大阪、愛知、神奈川、兵庫、福岡都市圏では、もはや、珍しい疾患ではない可能性もあります。 大都市圏以外にも各地に広まってきています。 梅毒患者の処方箋が、調剤薬局に持ち込まれたときのことを想定して述べます。 日本国内の梅毒患者数 近年では2013年に1,228…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗菌薬
患者さん こんなにたくさん湿布を使って大丈夫? このような問いに対して 薬剤師 湿布は局所に効いて吸収されないので安全ですよ。 そんな指導をしたことはありませんか? ロコアテープ発売時には2枚貼付時のAUCが内服薬のAUCと同程度に上昇するため1日の貼付枚数の上限が2枚となりました1)。 よく処方される湿布薬・テープ剤について内服薬などと比べてどの程度吸収されるのかをまとめました。 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 解熱・鎮痛剤
平成30年度診療報酬改定で新設された地域支援体制加算の要件に、 「副作用報告に係る手順書の作成と報告実施体制」 「プレアボイド事例の把握・収集に関する取組」 が真新しいものとして追加されました。 これまでは、薬局がどのように社会に貢献しているのか分からない、見えないと言われ続け、国の行政レビュー等においても、保険点数の評価に疑問符が投げかけられていました。 そのような状況の中で、今回の2…続きを読む
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ある日の病棟での出来事・・・ 看護師さんから、こんな質問受けました。 看護師 この認知症の患者さん、1週間前はリスペリドンが処方されていたけど、先生が今日からペロスピロンに変更するって。調べたらどっちも同じ抗精神病薬っていう分類だけど、変更することに意味はあるの? 薬剤師の皆さんはどのようにお答えしますでしょうか? 近年認知症に伴う様々な周辺症状(BPSD)に対して、多種多様な薬剤が用い…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗精神病薬・抗うつ薬・睡眠薬
こんにちは、薬剤師ライターのJです。 アドエアはステロイドとLABA(長時間作用型β2刺激)が配合された吸入薬です。 気管支喘息の患者さんで、下記のようなアドエアの処方をうけつけた時、 薬剤師の皆さんはどのような対応をしますでしょうか。 Rp) アドエア250ディスカス60ブリスター 1キット 1日2回1回2吸入 しっかり勉強していないと見落としてしまうアドエアの吸入回数に関す…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 気管支拡張薬・気管支喘息治療薬
こんにちは。 メディカルライターのサエです。 前回は、CKDにおける高血圧薬治療について記事を書きました。 今回は、CKDにおける糖尿病治療薬の使用について述べていきたいと思います。 2018年時点で、透析導入の原因となる疾患の第一位は糖尿病性腎症であり、糖尿病の治療をしている腎機能障害の患者さんはとても多いです。 CKD患者さんに糖尿病薬を投与する際は、腎機能が低下により、半減期の延長…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 腎臓疾患・透析治療薬
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