イナビル10歳未満の小児に予防投与の効能・効果追加

長時間作用型ノイラミニダーゼ阻害剤である「イナビル」が10歳未満の小児について予防投与の効能・効果を取得したと2016年8月26日に販売元の第一三共が発表しました。

また10歳以上と成人についても、従来の予防投与の用法(1日1回×2日投与)に変更が生じています。

それぞれの使用方法については下記の通りです。

10歳未満の子供へのイナビル予防投与の用法・用量

今回追加

10歳未満の場合、ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを単回吸入投与する。

10歳〜15歳までのイナビル予防投与の用法・用量

下線部が追加

ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する。また、20mgを1日1回2日間吸入投与するともできる

成人のイナビル予防投与の用法・用量

下線部が追加

ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する。また、20mgを1日1回2日間吸入投与することもできる

イナビルの予防投与は保険適応?自費?

イナビルを予防で投与する時は保険は使えず、自費扱いとなります。

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