杉本進悟(すぎもとしんご)

Chloe Pharmacy 株式会社
高知県出身
研修認定薬剤師
AEAJアロマテラピー検定1級

調剤薬局での外来業務と往診同行にて医師と一緒に処方検討をすることを主に行っています。
日々の業務の中で気になったことや他の薬剤師さんにも役立ちそうだと思ったことをわかりやすく伝えるよう心がけています。

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「杉本進悟」の投稿記事一覧

2018年5月19日(土)
CHADS2スコアについて〜薬局薬剤師による処方解析での活用

ワーファリンやDOACなどの抗凝固薬は心房細動を持つ患者さんに対してよく処方されています。血栓を出来にくくすることで脳梗塞や肺塞栓を防ぐことが期待される一方で出血リスクもあります。CHADS2スコアを用いるとより必要性の高い患者さんをスクリーニングして安全に抗凝固薬治療を行うことができます。 診断や処方決定の際によく使う指標なので普段薬局で仕事をしていてもあまり耳にすることはないかもしれませんが…続きを読む

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2018年5月14日(月)
調剤薬局でも保険証の提示を求める法的根拠を解説

2022年4月 健康保険法改正に伴い一部修正しました。   「保険証を提示したくない」 「処方箋に書いているからそれをみればいいだろ」  病院で待たされていらいらした患者さんから心無い言葉を浴びせられて悲しい思いをしたことがある方も多いかと思います。  保険証提示に法的な根拠はあるのでしょうか?   今回は法的な根拠をお示しするとともに保険証の確認を怠ったために発生したトラブルについ…続きを読む

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2018年5月9日(水)
処方された薬は返品・返金できる?トラブルを防ぐために覚えておきたい3つのこと

薬局業務に携わっていると1度は経験するであろう処方薬の返品についてまとめました。 「新しく処方してもらったお薬が体にあわなかった。」 「前の薬に戻してほしい。」 「余ったから返品したい。」 様々な理由から返品を求められたことがある人も多いと思います。 気持ちはわかるし、返品を受けてあげたい気持ちはあるもののなんとなくできないような感じもするし•••。 となんとなくお断りしたことがある人…続きを読む

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2018年5月7日(月)
処方薬は値下げできない?ポイント値引きは?

処方薬の値引きと調剤ポイントについてまとめました。 ある程度経験を積んでいる薬剤師さんでしたら調剤ポイントが2010年~2012年にかけて問題になったことを覚えていらっしゃる方も多いかと思います。 しばらく時間がたったので改めて現状について整理をしておきたいと思います。 保険調剤とポイント付与の可否   可否 クレジットカードやICカード等の支払いに伴うポイント付与 ◯ ポイント専…続きを読む

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2018年3月8日(木)
薬局機能情報報告で得られる情報【各都道府県の医療情報サイトまとめ】

毎年恒例の薬局機能情報報告についてです。 毎年めんどくさいと思いつつ対応していることかと思います。 今日はこの薬局機能情報報告制度をもとに都道府県ごとの薬局検索サイトで得られる情報やその利用方法についてご紹介します。 機能情報の登録はするものの検索はしないという方、そもそも管理者じゃないので登録もしないし見たこともないという方も多いと思います。 こちらで公開されている情報を、さも貴重な情報…続きを読む

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2018年1月27日(土)
【2018年介護報酬改定】居宅療養管理指導の単位と薬局への影響

さて、2018年診療報酬改定の時期になりましたね。 今回の改定は2年に1度の医療保険の改定と3年に1度の介護保険の改定が同時にあるということで注目を集めています。   先日も医療保険の改定の概要が発表され、基準調剤体制加算に代わり新設された地域支援体制加算の施設基準が厳しすぎるのではないかと話題になりました。 今回は在宅業務を多く行う薬局の皆さんが気になっている居宅療養管理指導の単位が20…続きを読む

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2016年8月3日(水)
特定保険医療材料は単独処方可能。ただし調剤料は算定不可。

処方せんに特定保険医療材料が単独で記載されていた場合、調剤は可能なのか、加算は取れるのかについてまとめました。 医療材料とは? 医療材料とは医療行為に必要な医療機器や器具を指します。 外来で医療材料といえばまず注射針ですね。むしろそれ以外はほとんど目にすることはないと思います。ここで注意、注射針は単独で処方することはできません。理由としては注射針単独で使うことはないからです。 困ったこと…続きを読む

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2016年7月26日(火)
その薬、処方カスケードになってませんか?~ポリファーマシー問題~

今回は続・ポリファーマシ―問題として、処方カスケードについて取り上げようと思います。 処方カスケードとは 処方カスケードとは「薬の副作用や副次的効果を治療するために新たな処方が繰り返されて薬の数がだんだんと増えてしまうこと」をいいます。 カスケードという言葉自体あまりなじみがないかもしれませんが、もともとは小さな滝が連なっている様を指すようで、医療用語としてはアラキドン酸の一連の代謝を指し…続きを読む

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2016年7月12日(火)
ポリファーマシーとは?薬剤師ができることを考えてみた

多数の薬剤を服用するポリファーマシーは高齢化が進むにつれて問題が表面化してきました。今回は薬局薬剤師としてポリファーマシー解決のためにできることをまとめました。 ポリファーマシ―とは多剤併用のこと ポリファーマシーとは一言でいうと「多剤併用」のことです。 大体5~9種類以上を指していうようですが、肌感覚としては6種類を超えたあたりから「う~ん。」という感じがしてきます。   もちろん多いか…続きを読む

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2016年7月5日(火)
処方薬鑑別アプリ「薬速」の使い方~現役薬剤師オススメ~

こんにちは。メディカルライターの杉本進悟です。今回は処方薬鑑別アプリを紹介します。 みなさんは一包化されたお薬を鑑別する際どうしていますか? 自分の薬局の採用薬であればある程度覚えていると思いますが、持ち込みのお薬でジェネリック医薬品となるとかなり難易度が高いですよね。 お薬110番さんのハイパー薬辞典で記号を入力でしょうか。私も以前はそうしていたのですが、なかなか思ったように検索できない…続きを読む

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