2019年7月、抗コリン薬の緑内障禁忌について添付文書の改定がありました。 薬剤師 緑内障の患者さんにPLやペレックスが処方された場合、臨床上は問題ないのに毎回疑義照会をするのは心苦しい・・・。 でも、個別指導で指摘されるから仕方がないか・・・。 これまで、このような「もどかしさ」を感じていた薬剤師も多いのではないでしょうか。 対象となる各薬剤の添付文書の改定に時間が掛かる可能性があるた…続きを読む
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緑内障治療薬が処方されている患者さんで、 眼圧が正常な場合、どのような指導をされていますでしょうか? 薬剤師 眼圧は正常なので順調ですね。 このような指導をしている薬剤師のために、緑内障の種類と服薬指導の注意点についてまとめました。 緑内障の種類について 「開放隅角」「閉塞隅角」も含めて、 緑内障の分類についてまとめてみたいと思います。 緑内障は、 まず「原発性緑内障」と「続…続きを読む
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私の勤務している薬局の門前にある婦人科クリニックからは、 ビタミンD製剤の処方が多くきます。 女性ホルモンの低下とともに骨密度の減少がみられるためです。 先日、エディロール0.75μg(一般名:エルデカルシトール)を服用中の患者さんが来局され、処方が0.5μgに変更になっていたので理由を確認したところ、 血中のカルシウムの値が上がりすぎちゃったみたいです。 とのことでした。 患者さんと…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 骨粗鬆症治療薬
先日、門前である婦人科クリニックのドクターからこんな話がありました。 医師 経口アンタゴニストが発売されましたね。 注射より患者さんの負担も少ないので処方を検討したいと思います。 薬剤師 わかりました。 と、返答したものの 「・・・・・経口アンタゴニスト??」 調べてみると、 ドクターがおっしゃっていたのは、 2019年3月に発売された国内初の経口GnRHアンタゴニスト「…続きを読む
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ピルの服薬指導に苦手意識はありませんか? どの薬剤の処方がきても、服薬指導の流れを頭に入れておけば 患者さんへの対応はそれほど難しくはありません。 月経困難症に適応のある低用量ピル(LEP)には、 ヤーズ ルナベル ジェミーナ があります。(2019年3月現在) 更に、ヤーズには連続投与型のヤーズフレックスがあり、 ルナベルにはホルモン量の違う2タイプ、LDとULDがありま…続きを読む
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患者さんに服薬指導をする際に どのようなことを心がけていらっしゃるでしょうか? 「併用薬や副作用の確認を確実に行う」 「処方されている薬をわかりやすく説明する」 等々。 そのために日々勉強に励み 「もっとスキルアップしたい!」 という向上心のある薬剤師さんはたくさんいらっしゃるでしょう。 では、“薬剤師としてのスキル”とは 具体的にはどんなものがあるでしょう。 薬の知識、調剤の…続きを読む
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私は2018年に15年ぶりに眼科の門前薬局に配属となり気づいたことがありました。 それは、 「以前に比べてドライアイの患者さんが増えているなぁ」 ということです。 その背景には、 コンタクトレンズ、パソコン、スマホ、エアコンなどの普及があります。 日本眼科医学会のホームページを見ると、 40代以上の17.5%、オフィスワーカー対象の調査では60%がドライアイ症状あり、またはその疑いが…続きを読む
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服薬指導の際に、薬とサプリメントの飲み合わせについて聞かれて戸惑ってしまったことはないでしょうか? 今回とりあげるのは、 主に40代以上の女性が摂取しているサプリメント「エクオール」です。 「エクオール」は、女性ホルモンであるエストロゲンとよく似た働きをする成分の名前で、更年期症状の改善、骨粗しょう症予防、女性のメタボ改善作用などを期待して婦人科ドクターからも積極的に紹介されているサプリメン…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 健康食品
後発品の割合によって、調剤基本料が変わるため、可能なものは後発品への変更を意識して調剤をされている薬局も多いことと思います。 子宮内膜症治療薬のディナゲスト(一般名:ジエノゲスト)にも多くの後発品が存在します。 婦人科からディナゲストの処方箋を受けたときの後発医薬品への変更について考えてみたいと思います。 薬剤師 ディナゲストか。 後発品への変更不可のチェックがないし、患者さんにジェネリ…続きを読む
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