加納裕介(かのうゆうすけ)

株式会社ケイファーマ 代表取締役
MRファーマシスト 運営代表
薬剤師

30歳で製薬会社のMRを辞め、2015年4月より念願の経営者として薬局運営を始める。
薬局経営とともに、『MRファーマシスト』(MR経験を持つ薬剤師を意味する)を提唱しWEBサイトやSNSを駆使したゲンバ目線の情報発信は注目を集め【ミクス】・【デキル管理薬剤師ラボ】で連載も持つ。
2016年からは本気で薬局を開局したい人を対象に『独立開局成功塾』を東京・大阪の2拠点で開催しており、夢を持つ若手薬剤師に独自の経営ノウハウを惜しみなく提供している。

「加納裕介」の投稿記事一覧

2014年1月20日(月)
【吸入デバイスの選択】患者さんを見て吸入薬を提案できる薬剤師になりましょう(服薬指導編)

最近は特に、気管支喘息、COPDといった呼吸器疾患に多くの吸入デバイスが発売になっています。 吸入指導を院内でされる医療機関もありますが、薬局薬剤師による吸入指導もアドヒアランスの向上に大きく関与できるのではないでしょうか。 また服薬指導だけでなく、今後は患者さんの個性に合わせて、最適な吸入デバイスを提案できることもアドヒアランス向上のカギになるでしょう。 今回は患者さんの個性に合わせて、…続きを読む

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2014年1月9日(木)
MRが訪問したくなる薬局って魅力的??

「MR×薬剤師×経営者」現役薬剤師の『好流 伸(すきる のばす)』です このコラムを購読頂いてる先生方、明けましておめでとうございます。 2014年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、この季節はインフルエンザ、急性腸炎等の患者さんが増えてきて、忙しい仕事の時間をお過ごしではないでしょうか?? それと同時に、年末は薬局へのMRさんの訪問も多くありませんでしたか?? 今回は、角度を変え…続きを読む

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2013年12月16日(月)
【女性の味方になれる薬剤師シリーズ】ホルモン療法中の女性患者さんに薬剤師としての対応は??(副作用編)

ホットフラッシュ これは体温調節の機能が弱くなるために生じるもので、急に汗が噴き出したり、顔がほてって赤くなったりします。軽いものを含めると50%以上出現。数か月過ぎると次第に軽減してくるようです。 ビタミンE製剤や抗うつ薬(パキシル)、抗てんかん薬(ガバペン)が効くという報告もあります。 (適応外使用になるので確認が必要です) また、パロキセチンはタモキシフェンと相互作用があるので併用は…続きを読む

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2013年12月11日(水)
【女性の味方になれる薬剤師シリーズ】乳がん患者さんのホルモン療法について

乳がんにはホルモン剤が効く乳がんと効かない乳がんがあります。 針生検や切除組織でホルモンレセプターを検査すれば分かります。ホルモンレセプターには、エストロゲンレセプターとプロゲステロンレセプターの2種類があります。ホルモン療法が効くのは、2種類の両方またはいずれかが陽性の人です。その割合は60~70%と言われています。 今回は内服患者の多いホルモン療法について紹介していきたいと思います。 ☆…続きを読む

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2013年12月4日(水)
【女性の味方になれる薬剤師シリーズ】 女性がん罹患率1位 乳がんについて考える

日本では年約5万6千人の女性が新たに乳がんに罹患しており、年1万2千人の女性が乳がんで命を奪われています。(がんの統計2012年より) 乳がん急増の原因は、食生活の欧米化とともに、結婚しない女性、高齢初産、および出産しても十分に母乳を与えない女性の増加などがあると言われています。 がん治療における重要なことは当たり前ですが 「早期発見・早期治療」 になります。 早期発見の乳がんは、5年生存…続きを読む

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2013年11月22日(金)
薬剤師に必要な目配り・気配り・心配り(後編) 「MR×薬剤師×経営者」のコラム

「MR×薬剤師×経営者」現役薬剤師の『好流 伸(すきる のばす)』です 11月も終わりに近づき、地域によっては紅葉が綺麗な時期となりました。 私も先日、薬局から車を1時間ほど走らせ、地域では紅葉で有名なお寺に行ってきました。普段は静かなお寺でもこのシーズンは観光客であふれており、臨時駐車場もできています。 さぞかし普段は無料な駐車場でも、駐車料金をとられるのだろうな~(関西人なので・・笑)と…続きを読む

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2013年11月18日(月)
パキシル錠からパキシルCR錠への切り替え時に気を付けることは?

パキシル錠は、SSRIの中でも比較的古くから使われている薬で、デプロメール、ルボックスの後に発売されています。ジェネリックが販売されているのもご存じかと思います 2012 年 6月に発売されましたパキシルCR錠は、先生方もご存じのように薬が胃で完全に溶けず、腸まで到達した頃に成分であるパロキセチンが溶け出すという仕組みを持った錠剤です。 パキシルCR錠のメリット 通常の錠剤であるパキシルを服…続きを読む

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2013年11月13日(水)
薬局での認知症患者さまへの「接遇」を考えてみましょう!

軽度の認知症患者さまであれば本人が、または中高度でも家族の連れ添いのもとで薬局に来られるケースも多くあると思います。 薬局内にて薬剤師だけでなく調剤事務員を含め、認知症患者さまへの『接遇』を考えてみましょう。①処方せん受付においてのポイント 認知症の疾患特徴を全員理解する受付時の認知症患者さんの特徴 ・処方せん、保険証の提示を頻回に忘れる ・同じことを何度も言ったり、聞いたりする ・髪や服装…続きを読む

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2013年11月11日(月)
『せん妄』と『認知症』の臨床的特徴について

『せん妄』とは身体疾患が原因となって意識がぼんやりとした状態となり、錯覚や幻覚、妄想、興奮などが加わった状態がせん妄の特徴的な症状です。せん妄は、認知症と似ているので間違われることもありますが、それぞれ本質的には異なります。 せん妄と認知症の最も大きな違いは発症様式で、せん妄は急性、認知症特にアルツハイマー型では潜行性に発症し緩徐に進行します。 また、せん妄は夜間に増悪することが多く、夜間せん…続きを読む

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2013年11月6日(水)
『加齢』による『もの忘れ』?? 『認知症』による『もの忘れ』??

日常においてもよく、「最近もの忘れが多くなった」「認知症かしら?」と一般の方からもそのような会話が聞かれるようになってきました。 先生は、加齢による「もの忘れ」と認知症による「もの忘れ」の違いを説明できますでしょうか? 一度確認してみましょう。 加齢によるもの忘れは半年~1年では進行することはありませんが、認知症は進行性の変化がみられます。 もの忘れの内容としては、例として結婚式に出席をし…続きを読む

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