患者さん クラバモックス小児用配合ドライシロップは水に溶かして服用してくださいといわれましたが、お薬のめたねなどのゼリーに直接混ぜたらダメですか? 子供はゼリーじゃないと薬を飲んでくれなくて・・・。 薬局にて、患者さんからこのような質問を受けた場合、薬剤師ならどのように回答しますでしょうか? 私が経験した患者さんからの質問なのですが、回答に困り、製薬メーカーに問い合わせた内容を共有したいと…続きを読む
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薬剤師 後発品が発売された先発品はいつから後発医薬品の数量シェアの計算にカウントされるの? 後発品の数量シェアの計算式 後発医薬品の数量シェアは、 診療報酬における加算等の算定対象となる後発医薬品【3】÷(後発医薬品のある先発医薬品の数量【2】+診療報酬における加算等の算定対象となる後発医薬品【3】) にて算出。 上記が基準を満たしている場合に、後発医薬品調剤体制加算の算定が可能…続きを読む
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過活動膀胱(OAB:Overactive Bladder)における尿意切迫感、頻尿、切迫性尿失禁に処方されるのが選択的β3アドレナリン受容体作動薬です。 下記の2成分が存在します。 ミラベグロン 商品名:ベタニス 2011年発売 ビベグロン 商品名:ベオーバ 2018年発売 この記事ではビベグロン(商品名:ベオーバ)の作用機序や、抗コリン薬との違い、服薬指導のポイントについて解説…続きを読む
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1日2回の持続性抗ヒスタミン点眼液であるアレジオンLX点眼液0.1%(一般名:エピナスチン塩酸塩)が2019年11月27日に薬価収載されました。 従来のアレジオン点眼液0.05%は1日4回(朝、昼、夕、寝る前)が通常の用法となっていることから、 「仕事が忙しく日中に点眼できない・・・」 「寝る前に忘れてしまう・・・」 といった問題があります。 「LX」は、“Lasting extend=…続きを読む
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高コレステロール血症治療薬であるエゼチミブ(商品名:ゼチーア)。 コレステロールの生合成を阻害するHMG-CoA 還元酵素阻害剤(スタチン)とは異なる作用機序として、2007年より日本で発売されています。 エゼチミブはスタチンと併用だけでなく、単独でもLDLの低下作用があるのが特徴です。 エゼミチブの作用機序や特徴、服薬指導のポイントについてまとめました。 作用機序 小腸にて胆汁性及び食…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 脂質異常症用薬
2019年9月にノボノルディスクファーマが製造販売承認を取得した超速効型インスリン製剤がフィアスプ注(一般名:インスリンアスパルト)です。 フィアスプ注には3つのタイプが存在します。 キット製剤 フレックスタッチ カートリッジ製剤 ペンフィル バイアル製剤 注 フィアスプが処方された患者さんにどのように服薬指導をする必要があるのか、 製剤の特徴をまとめました。 使用タイ…続きを読む
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キノロン系抗菌薬であるラスビック錠(一般名:ラスクフロキサシン塩酸塩)が2019年11月19日薬価収載されました。 ラスビック錠が処方された際に、薬剤師は調剤時や服薬指導時にどのようなことを注意するべきか、まとめていきたいと思います。 作用機序 細菌のDNAの複製に関与するDNAジャイレースとトポイソメレースIVを同程度阻害(デュアルインヒビター)して殺菌的に作用。 両酵素を同程度するキノ…続きを読む
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別の剤形や規格があることを知っていれば調剤ミスは起こさなかった・・・。 このように感じたことのある薬剤師はいらっしゃるのではないでしょうか。 私が経験した、 アスベリン散10%とアスベリンドライシロップ2%でのヒヤリハット事例 をご紹介したいと思います。 中堅の薬剤師からすれば、あたりまえの情報かもしれませんが、初めて知る新人薬剤師もいらっしゃるかと思います。 「知らなかった・・・」 …続きを読む
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全身性エリテマトーデス(SLE)の治療薬は、主に以下の3つに分類されます。 副腎皮質ステロイド 免疫抑制・調整薬 生物学的製剤 生物学的製剤については2017年12月にGSKよりベンリスタ(一般名:ベリムマブ)が発売されました。 生物学的製剤は通常は、ステロイドや免疫抑制薬などを使っても効果不十分の場合に上乗せして処方されます。 点滴静注と皮下注(オートインジェクターorシリンジ…続きを読む
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全身性エリテマトーデス(SLE Systemic lupus erythematosus)や皮膚エリテマトーデス(CLE Cutaneous lupus erythematosus) の治療薬として処方されるのが、プラケニル錠(一般名:ヒドロキシクロロキン硫酸塩 HCQ)です。 プラケニルはSLEの皮膚症状の程度・進行の改善、全身症状や筋骨格系症状、倦怠感の改善を目的に処方されます。 SL…続きを読む
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