2016年(平成28年)診療報酬改定より、処方箋様式が変更になり、処方箋に下記のような残薬対応指示欄が追加されます。 保険薬局が調剤時に残薬を確認した場合の対応(特に指示がある場合は「レ」又は「×」を記載すること) □保険医療機関へ疑義照会した上で調剤 □保険医療機関へ情報提供 薬局で残薬が確認された場合どう対応するのか?処方元から薬局へ対応方法の指示になるのですが、具体的にどのように対応する…続きを読む
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ビオフェルミン錠が処方されている患者さんから 「錠剤が飲めないので粉に変更してくれませんか?」 と言われた場合、多くの方が「ビオフェルミン配合散」をイメージするかと思います。 しかし、ビオフェルミンの場合、錠剤と配合散で有効成分が異なりますので、まったく同じではありません。 ビオフェルミン錠と同じビフィズス菌はラックビー微粒N ビオフェルミン錠剤には1錠中に「ビフィズス菌12mg」…続きを読む
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耳垢除去剤であるジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)。 以前はワックスネートという製品として使われていましたが、発売が停止になったことにより耳垢除去剤は5%炭酸水素ナトリウム、グリセリン等の院内調整が主流でありました。 2015年2月にジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)製剤であるジオクチルソジウムスルホサクシネート耳科用液 5%「CEO」(セオリアファーマ)が製造販売承認…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川です。 僕が新人薬剤師の頃、調剤併設のドラッグストアで勤務していましたので、お客さんや患者さんから色んな健康相談を受ける機会がありました。 その中でも、とても印象に残っているのが 「しゃっくりに効果のある薬ってあるの?」 という質問です。 しゃっくりに対する市販薬は「柿のヘタ」が入った柿蔕湯(シテイトウ)という漢方がありますが、保険…続きを読む
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「これは細菌を殺すお薬です」 抗菌薬の服薬指導の際、よく耳にする言葉だと思いますが、すべての抗生物質が「細菌を殺す」わけではありません。 抗生剤は大きくわけて下記の2つの切り口で分類することができます。 静菌的抗菌薬 殺菌的抗菌薬 名前の通り、静菌的抗菌薬は分裂増殖時の細菌を静めて発育速度を抑え、殺菌的抗菌薬は分裂増殖時の細菌を殺すといった特徴があります。 下記に、静菌的抗菌薬と殺…続きを読む
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「市販のロキソニンSと病院で処方されるロキソニンは同じなの?」 薬局でよく受ける質問の一つかと思います。 市販のロキソニンS(写真左)と医療用のロキソニン錠(写真右)について簡単にまとめてみたいと思います。 有効成分・大きさは全く同じ 市販のロキソニンSと医療用のロキソニンは下記のとおり成分、添加物共に全く同じ薬剤です。 有効成分 ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg (無水物と…続きを読む
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プリンペラン(一般名:メトクロプラミド)とナウゼリン(一般名:ドンペリドン)。 どちらも同じドパミン受容体拮抗薬として処方頻度が高い薬剤かと思います。 プリンペラン(メトクロプラミド)とナウゼリン(ドンペリドン)の作用機序、それぞれの違い、注意点についてまとめてみました。 作用機序(上部消化管と延髄CTZのD2受容体拮抗) プリンペラン(メトクロプラミド)とナウゼリン(ドンペリドン)は上部…続きを読む
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一つの薬局や一つの都道府県の薬局ずっと勤務している場合はなかなか取り出すことがないのが「保険薬剤師登録票」かと思います。 いざ保険薬剤師登録票が必要となった時に無くなっていたり、破れていたなど破損しているケースもあるのではないでしょうか。 その際には再交付をしないといけないのですが、再交付に必要な手続きについてまとめてみました。 保険薬剤師登録票の再交付の方法(郵送でOK) 保険薬剤…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川です。 引っ越しなどによる転職や、同じチェーン薬局内で都道府県をまたいで転勤があった場合に、すみやかに行わないといけない手続きが「保険薬剤師登録票の変更手続き」です。 雇用される薬局サイドで変更手続きを行ってくれるケースがほとんどですが、自分で変更する方法についてまとめてみました。 保険薬剤師登録票の変更方法(郵送でOK) 同じ管轄…続きを読む
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病院で処方されるビオフェルミンとドラッグストアで買う市販のビオフェルミンSに違いはあるのですか? 医療用のビオフェルミンと市販のビオフェルミンの違いについて薬局で質問を受けるケースがあるかもしれません。 実は医療用のビオフェルミンと市販のビオフェルミンですが、錠剤タイプで配合成分に違いがあります。 また粉タイプでは、まったく有効成分が異なります。 私が薬剤師になるまでは、市販のビオフェルミ…続きを読む
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