脂質異常症治療薬の新しい作用機序の注射薬がPCSK9阻害薬です。 PCSK9阻害薬の効能・効果は「家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症」となっており、「心血管イベントの発現リスクが高く、HMG-CoA還元酵素阻害剤で効果不十分な場合に限る」という縛りがあります。 またスタチン製剤と併用しなければ処方ができません。 PCSK9阻害薬について作用機序やスタチン…続きを読む
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みなさんの薬局ではどのような流れで特定薬剤管理指導加算を算定していますか? 本来は服薬指導が終わった後に、薬剤師が加算の有無を判断し、お会計となっていますが、現状は理想通りにいかないケースもあるのではないでしょうか。 「ハイリスク薬がある場合は全て加算を取っている」 「算定方法は事務さんに任せっきり・・」 そんな薬剤師が注意をしなければいけないのは、ハイリスク薬に該当しても特定薬剤管理指導…続きを読む
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EPAの入った高脂血症治療薬にエパデールとロトリガがあります。 薬局では、 「TGが下がらない場合にエパデールからロトリガへの切り替え」 「値段が高いからロトリガからエパデールのジェネリックに切り替え」 といったケースに遭遇することもあるかと思います。 エパデールとロトリガの作用機序、違い、服薬指導での要点についてまとめました。 イコサペント酸エチル製剤一覧 エパデールの有効成分はイ…続きを読む
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中性脂肪がなかなか下がらない、HDLコレステロールが低い場合に処方されるのがフィブラート系の薬剤です。 フィブラート製剤について、 「作用機序」 「代表的な薬剤の比較」 「スタチン併用時の注意点」 について薬局での業務に必要な情報に絞ってまとめました。 日々の薬剤師業務のお役に立てると幸いです。 フィブラート系薬剤一覧 日本で上市されているフィブラート系の薬剤は下記の4成分となりま…続きを読む
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HMG-CoA還元酵素阻害薬であるスタチン系薬剤は6成分が上市されています。 LDLコレステロールが高い場合、スタチン製剤が第一選択薬となるため、薬局でも取り扱う機会が多いのではないでしょうか。 スタチン製剤が処方される患者さんへの服薬指導に役立てるために、 「強さの違い」 「作用機序」 「スタチンと併用に注意するもの」 「服薬指導・薬歴記載の要点」 についてまとめてみました。 ス…続きを読む
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ヒトの腸の中は数百種600兆個以上の様々な細菌や微生物によってバランスを保たれた生態系として成り立っています。 この生態系のことを腸内細菌叢(読み方:ちょうないさいきんそう)と呼ばれます。 また腸内を覗くと植物が群がるお花畑のような風景が広がっていることから、「お花畑=flora」をとって腸内フローラとも呼ばれます。 何らかの理由で腸内細菌叢のバランスが崩れると下痢や便秘、腹部膨満感といった…続きを読む
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一般的にマネジメントの3つの視点は 人 モノ お金 といわれています。 その中で今回は「お金の流れ=キャッシュフロー」に注目したいと思います。 処方箋枚数や技術料の目標はあっても「キャッシュフロー」について意識する機会はサラリーマンの場合は少ないのではないでしょうか。 しかし、店舗レベルでキャッシュフローを意識しなければ最悪「黒字倒産」に陥ってしまうことがあります。 「黒字倒産」を…続きを読む
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第二世代のヒスタミンH1受容体拮抗薬は比較的眠気の副作用が少ないのが特徴です。 この薬は眠気や頭がボーッとすることがありますので、服用中は車の運転に注意しましょう 薬局でも服薬指導でよく使うセリフではないでしょうか。 第二世代の抗ヒスタミン薬の中でも、 車の運転が問題ないもの(添付文書に注意の記載がない) 操作に注意させるもの 操作させないように注意するもの に分けられます。 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗アレルギー薬
心筋梗塞や脳血栓などの血栓症に処方される経口抗凝固薬がワルファリンカリウム(商品名:ワーファリン)です。 ワルファリンが処方される患者さんに特に注意すべきなのは「薬物相互作用」です。 ワルファリンと併用禁忌の薬剤とその理由についてまとめてみました。 メナテトレノン(商品名:グラケー)と禁忌の理由 骨粗鬆症治療薬のビタミンK2製剤メナテトレノンとワルファリンの併用はワルファリンの効果を減弱さ…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗血栓薬
6ヶ月に1回で効果を発揮する骨粗鬆症治療薬にRANKL(読み方:ランクル)阻害剤があります。 RANKL阻害剤は破骨細胞の形成を抑えることで骨粗鬆症を改善します。 半年に1回でOKなこと、ガイドラインでの評価が高いことから、BP製剤で頭打ちになっている患者さんへの選択肢として注目の高い薬剤です。 RANKL阻害薬について作用機序、有効性についてまとめてみました。 RANKL(ランクル)とは…続きを読む
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