こんにちは。
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川です。
医薬分業率が右肩上がりで推移した一昔まえは、「薬局は出せば儲かる」といったイメージがありました。しかし、医薬分業率の伸びも鈍化し、国の財源が圧迫する中、これまでのようにそろばん勘定で舵を取る経営スタイルでは、間違いなく淘汰される時代になりました。
では、なぜ薬局長(管理薬剤師)が経営指標を掴む必要があるのでしょうか?
理由は
「適切な意思決定を下すためです」
たとえば医師が患者さんを診察し治療方針を決定する際に、患者さんの主観的情報と客観的情報に基づいて意思決定をすると思います。もしも、医師が血圧や血液検査、レントゲンといった客観的情報をまったく取らずに、患者さんの主観的情報だけで判断した場合どうなるでしょう?
おそらく適切な意思決定はできないでしょう。
これは経営においても全く同じことがいえます。
経営者は意思決定の連続で、一番大切な仕事は「適切な意思決定をくだすこと」です。薬局の舵をとる薬局長も、薬局の経営者目線で「最適な意思決定」を行っていかなければいけません。
その際に大切なのは現場の主観的情報に加え、店舗の経営指標などの客観的情報です。
目的地(あるべき姿)に辿り着くためには、今自分達はどこにいるのか、どんな状態なのか、現在地を把握していなければ道に迷ってしまいますよね?
現在地を把握するための材料が経営指標となるのです。
このように、現状を正しく把握し最適な意思決定をするためにも「経営指標」を掴むことは大切なのです。
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